中華タブレットChuwi Hipadで遊ぶ その5: ルート化に挑戦

前回は中華タブレットChuwi Hipadでゲームをプレーしてみました。

今回はすこしディープになってルート化を試してみたいと思います。

ルート化作業に失敗するとタブレットが起動不能になる場合があります。

また、メーカー・販売店のサポートも受けられなくなります。くれぐれも自己責任で実施してください。

今回使用しているタブレットChuwi Hipadはメーカー様より提供していただきました。

Chuwi Hipadは日本のAmazonでも 17,680円(2019年6月時点)で購入可能です。

また中華通販各社でも取り扱っています。

2019年6月時点でAmazonで17,680円で購入可能です! 中華通販だとBanggoodの139.99ドルが最安値!

ルート化のための情報

ググったところChuwi Hipadのルート化の情報は下記で紹介されていました。

CHUWI Hipad Root, TWRP, +Info, etc. Device Reviews and Information

また、先サイトによれば、Chuwi Hi9と同じ手順でルート化できそうです。

必要なファイルの準備

作業はWindows PC上で行います。

Chuwi Hipadをルート化するには3つのファイルを用意しておく必要があります。

  1. USBドライバ
    ダウンロード先 64bit https://chuwiinnovationtechnologyshenz.app.box.com/s/1l10wjo5exkkrpmd350sicz4ae45yegp/file/337087008142
    ダウンロード先 32bit https://chuwiinnovationtechnologyshenz.app.box.com/s/1l10wjo5exkkrpmd350sicz4ae45yegp/file/337086745908
  2. Chuwi HipadのROMファイル
    ダウンロード先 http://www.mediafire.com/file/24oxvh8b2bt0q88/hipad%E5%B1%8F%E5%B9%95%E4%BC%98%E5%8C%96.rar
  3. ADB+Fastboot
    ダウンロード先 https://mega.nz/#!ViQmmQYB!D5wja-zSt38ivpUvOKr9otMJSXnPfqjegxOWthZ96jo
  4. MagiskManagerアプリ
    ダウンロード先 https://github.com/topjohnwu/Magisk/releases/

1のドライバは自分のWindowsに合った方をダウンロードしてインストールしておきます。

2と3はダウンロードしたファイルをWindows上に展開しておきます。展開には7-Zipを使うことをお勧めします。

圧縮・解凍ソフト7-Zipは、7z、ZIP、RAR、LZH、ISO、TAR、DMG、MSIなど、さまざまなデータフォーマットに1つで対応している世界的にデファクトのフリーソフトウェアです。AES256による暗号化(パスワード圧縮および解凍)も可能なおすすめのソフトです。

4については最新のリリースのMagisk Managerのapkファイルをダウンロードしておきます。私がダウンロードしたときにはMagisk Manager v7.2.0でした。

そして、2のファイルの中にある「boot.img」と4の「apkファイル」をChuwi Hipadへ転送します。転送先はわかりやすいようにストレージのルートディレクトリ(トップフォルダ)にしておきましょう。

ファイルの転送方法は何でも良いですが、USBケーブルでPCとつなげるのがかんたんです。

USBケーブルでPCとつなぐとChuwi Hipadの通知パネルの「この端末をUSBで充電」と表示されるので、これを選択します。

USBの用途を変更

これで「USB接続の用途」が表示されるので「ファイルを転送する」を選択します。

ファイルを転送する

これでWindowsのエクスプローラに「Hipad」が表示されます。

エクスプローラ上のHipad

Hipadの中には「内部共有ストレージ」があるので、ここに「boot.img」と「MagiskManager-v7.2.0.apk」をコピーすればOKです。

もちろんGoogle DriveやOne Driveなどのクラウドストレージ経由でもかまいません。

<2>Chuwi Hipadの設定変更

Chuwi Hipadの変更も必要です。

「設定」→「システム」→「タブレット情報」を選択したら、「ビルド番号」の部分を7連打します。

ビルド番号を連打して開発者オプションを有効化

これで「設定」→「システム」の中に「開発者向けオプション」が現れます。

有効になった開発者向けオプション

この「開発者オプション」を選択して「OEMロック解除」と「USBデバッグ」をオンにします。

OEMロックの解除とUSBデバッグを有効化

ルート化

それではルート化作業をしていきます。

改造ファームの用意

先ほどChuwi Hipadのストレージに転送したboot.imgをルート化用にパッチを当てます。

このためにまずMagisk Managerをインストールします。アプリ一覧から「ファイルマネージャ」を起動しましょう。

ファイルマネージャ

内部共有ストレージにPCからコピーしたMagisk Managerのapkファイルがあるので選択しましょう。

Magisk ManagerのAPKファイルを選択

ここで次のような警告が表示されるので「設定」を選択します。

不明なアプリの設定へ

これでファイルマネージャの「この提供元アプリを許可」をオンにすることができます。

インストールを許可

バックボタンで戻ってMagiskManagerのインストールを継続しましょう。

MagiskManagerをインストール

これでMagisk Managerがインストールされました。

MagiskManagerのインストール完了

続いてインストールしたMagisk Managerを実行します。

Magisk Managerのアイコン

最初は「Magiskがインストールされていません」と表示されるので「インストール」を選択します。

Magiskをインストール

確認画面がでたら「インストール」を選択します。

Magiskをインストール

インストール方法を選択する画面がでるので「Select and Patch a File」を選択します。

パッチを適用

Magisk Managerへのストレージのアクセス権を許可します。

ストレージへのアクセスを許可

これでファイルが選択できるようになるので、内部ストレージコピーした「boot.img」を選択します。

boot.imgを選択

しばらく待つとMagisk.zipのダウンロードを行いboot.imgに対してパッチ(改造)を加えます。

boot.imgへパッチの適用

下記の画面になれば完了です。

boot.imgへパッチの適用完了

これでChuwi Hipadの内部ストレージのDownloadフォルダに「magisk_patched.img」というファイルができているはずです。

このファイルをWindows PCにコピーしておきましょう。

コピーしたmagisk_patched.imgはADB+Fastboot.zipを展開したフォルダにコピーしておきます。

ブートローダのアンロック

ブートローダをアンロックするとChuwi Hipadのデータはすべてクリアされます。

必要なファイルは事前にバックアップしておきましょう。

先ほど用意したmagisk_patched.imgを書き込む前に、ブートローダのロックを解除する必要があります。

Chuwi HipadとWindows PCをUSBケーブルで接続します。また、Chuwi HipadのUSBデバッグが有効になっていることを確認しましょう。

確認ができたらWindowsのコマンドプロンプトを起動して、ADB+Fastboot.zipを展開したフォルダに移動します。

ADB+Fastbootのディレクトリへ移動

ここまできたら次のコマンドを入力します。

adb reboot bootloader

このときChuwi Hipadに「USBデバッグを許可しますか?」と表示されたら表示されているチェックボックスをオンにして「OK」を選択しておきます。

これでChuwi Hipadが再起動してFastbootモードに移行します。

Chuwi Hipadの画面は真っ暗になりますが左下に小さく「FASTBOOT Mode」と表示されているはずです。

この状態になったら再びコマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。

fastboot oem unlock

これでChuwi Hipadの画面に次のようなメッセージが表示されるはずです。

Unlock bootloader?

If you unlock the bootloader, you will be able to install custom operating
system software on your phone.

A custom OS is not subject ot the same testing as the original OS, and can
cause your phone and installed application to stop working properly.

To prevent unauthorized accessto your personal data, unlocking the bootloader
will also delete all personal data from your phone(a "factory data reset").

Press the Volue Up/Down buttons to select Yes or No.

Yes (Volume UP): Unlock(may void warranty).

No (Volume Down): Do not unlock bootloader.

ボリュームアップボタンを押すとロックが解除されます。

改造ファーム(magisk_patched.img)の書き込み

ブートローダのアンロックに成功するとChuwi Hipadの画面に次のようなメニューが表示されているはずです。

Select Boot Mode:
[VOLUME_UP to select. VOLUME_DOWN is OK.]

[Recovery   Mode]
[Fastboot   Mode]    <<==
[Normal     Boot]
 => FASTBOOT mode...

Chuwi Hipadはこの状態にしたまま、Windowsのコマンドプロンプトで操作を行います。

まず、magisk_patched.imgを書き込みます。

fastboot flash boot magisk_patched.img

つぎにChuwi Hipadを再起動します。

fastboot reboot

再起動したらUSBケーブルは抜いてかまいません。

Chuwi Hipadは放置しておくと何度か再起動を繰り返します。Chuwiロゴの画面にいままで表示されなかったメッセージが中段左側に表示されているの気づくはずです。

ブートローダのアンロックしたあとの起動ロゴ画面

そして最終的にはAndroidのセットアップ画面になるはずです。

再セットアップ

ブートローダをアンロックしたせいで設定は全てクリアされています。

言語やタイムゾーンの設定が必要ですので、第二回の記事を見てセットアップをしておきましょう。

今回は中華AndroidタブレットChuwi Hipadに電源を投入して初期設定をしてみます。Chuwi Hipadに他言語に対応していて初期設定で日本語を選択するだけで、メニューなどが日本語で表示されるようになります。Androidにも余計なアプリが入っていないのも好印象です。

Magiskの再導入

ブートローダのアンロックでデータ・アプリはすべてクリアされていますが、Magisk Managerはプリインストールされている状態です。

このMagisk Managerを実行しましょう。

Magisk Managerの起動

Mangisk Managerのアップグレードが要求されるので「はい」を選択します。

アップグレードの適用

不明アプリのインストールの警告が出るので「設定」を選択します。

不明なアプリの設定へ

Magisk Managerの「この提供元のアプリを許可」を有効にします。

不明なアプリのインストールを許可

バックボタンで戻ってMagisk Managerのインストールを継続しましょう。

Magisk Managerのインストール

インストールに完了したら「開く」を選択してMagisk Managerを起動してみましょう。

Magisk Managerのインストール完了

これでMagiskとMagisk Managerはインストール済になりましたが「追加のセットアップが必要」と表示されます。「はい」を選択して続行しましょう。

追加セットアップを実行

データのダウンロードが完了するとChuwi Hipadは再起動します。

起動後に再びMagisk Managerを実行してみましょう。MagiskとMagisk Managerがインストール済となればロート化は完了です。

MagiskとMagisk Managerのインストール完了

ルート化の確認

ルート化の確認は「Root Checker」というアプリで行います。

Root Checker
Root Checker
Developer: joeykrim
Price: Free

インストールしたらRoot Checkerを起動します。

最初は使用許諾があるので「AGREE」を選択します。

Root Checkerの使用許諾

使い方が表示されるので「GET STARTED」を選択します。

Root Checkerの使用方法

これでRoot Checkerのメイン画面になるので「VERIFY ROOT」を選択します。

ルート化状態を確認

すると次のようなメッセージが表示されますので「許可」を選択します。

スーパーユーザーリクエスト

これでRoot Checkerの画面に次のように表示されればルート化成功です。

ルート化済

2019年6月時点でAmazonで17,680円で購入可能です! 中華通販だとBanggoodの139.99ドルが最安値!

まとめ

今回は中華AndroidタブレットのChuwi Hipadをルート化してみました。

ルート化の手順はMagiskを使ったルート化としては標準的なステップなのではないかと思います。

ただゲームによってはルート化していると動かない場合もありますので、ルート化するかどうかはタブレットの使用用途によって決めましょう。

次回はこのタブレットをしばらく使った感想を紹介します。