中華タブレット Teclast M30を試す – 前編

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前回まではレンズ交換式アクションカムInsta360 ONE Rの紹介をしてきました。

今回は中華タブレットのミニレビューです。

写真閲覧用のタブレット探す

タブレットを購入する目的は人それぞれだと思います。

iPadのように高機能なものを購入すればいろいろなことに使えますが、その分価格は高価になります。

節約したい場合は、欲しい機能に優先度を決めて、その欲しい機能を満たす機種を選択することになります。

今回のタブレット購入目的は「Wi-Fiがない環境でGoogle Photoの写真を見れるようにする」ということでした。「Wi-Fiない田舎の実家へのプレゼント用」とすればわかりやすいでしょうか。

そのため、必要な機能は

  • LTEあり
  • 10インチ程度の高精細のディスプレイ

の2点を最優先としました。ゲームはしないのでCPU能力は妥協可能です。

このような条件でピックアップしたのが下記の2機種です(価格は2020/08/25時点のものです)。

モデル Teclast M30 Alldocube iPlay 20 Pro
写真 Banggood Banggood
CPU MediaTek Helio X27
(MT6797X)
SC9863A A55
RAM 4GB 6GB
ROM 128GB 128GB
ディスプレイ 10.1インチ
2560×1600
10.1インチ
1920×1200
LTE B1/3/5/7/20 B 1/2/3/5/7/8/20/28AB
Wi-Fi 802.11 b/g/n 802.11 ac/a/b/g/n
バッテリ 7500mAh 6000mAh
サイズ 240×170×10mm 245.2×149.4×7.95mm
重量 591g 450g
OS Android 8.0 Android 10.0
Banggood 145.99ドル 149.99ドル
GeekBuying 206.99ドル 169.99ドル
Amazon 19,900円 22,950円
楽天 21,980円 23,980円

基本的なスペックはAlldocube iPlay 20 Proの方が上ですが、ディスプレイはTeclast M30の方が高解像度になっています。

今回は購入しようとしたタイミングでAlldocube iPlay 20 Proの在庫がなかった(出荷まで2週間程度待ちそうだった)のと、Alldocube iPlay 20 ProのCPUがあまり有名でない「SC9863A A55」であることから、Teclast M30を購入することにしました。

購入したサイトは中華通販のBanggoodです。Banggoodで購入してみたい方は下記を参照してみてください。

中国の通販サイトであるBanggoodの使い方について紹介します。 品ぞろえもよく、サイトの日本語対応も進んでいるので中華通販デビューにはおすすめのサイトです。また支払はPayPal以外にコンビニも使えるのがうれしいところです。 中華スマホ・中華タブレットを購入する際にはBanggoodも選択肢に入れておくとよいでしょう。

Teclast M30を購入!

私が購入したときはTeclast M30は中華通販Banggood146.99ドルに送料0.95ドルで合計147.94ドル(約16,000円)で購入することができました。

配送状況は次の通りです。

注文 2020/7/14
出荷 2020/7/17
日本到着 2020/7/22
入手 2020/7/28

注文から入手までは14日、土日を除いた営業日では11日となりました。

Banggoodの日本向けの配送である「日本ダイレクトメール」を利用したので、国際物流は順調でしたが、日本到着から入手までにちょっと時間がかかったようです。

Amazonや楽天で購入するよりは時間がかかりますが、その分配送に時間がかかるという感じです。

配送時のパッケージは下の写真のようなものでした。

配送時のパッケージ

Banggoodの「日本ダイレクトメール」を利用すると、ANAグループのOCSという配送業者で配送が行われます。第三国を経由しないため海外通販としては比較的早く到着します。

パッケージが段ボールでないので保護状態が心配ですが、パッケージを開けてみると緩衝材に包まれていました。

緩衝材

これならば輸送時の破損の可能性は低そうです。

この緩衝材から中身を取り出すと、Teclast M30の他にコンセントの変換アダプタも同梱されていました。

Teclast M30のパッケージとコンセント変換アダプタ

このアダプタはヨーロッパ向けの電源プラグを日本のコンセントにささるように変換するもので、Banggoodのサービスだと思います。

これはありがたい心遣いです。

Teclast M30の紹介

それではTeclast M30の紹介をしていきます。

パッケージ

まずはパッケージです。

パッケージ上面にはTeclastのロゴなどが描かれているだけです。

Teclast M30のパッケージ 上面

背面もメーカーサイトへのQRコードなどが記載されているだけになります。

Teclast M30のパッケージ 底面

側面にはシールがあり、このシールを見て中身がTeclast M30であることがわかります。

Teclast M30のパッケージのシール

つまりこのパッケージ自体は複数の製品で共用されていて、製品毎にパッケージに貼り付けるシールでだけを変えていることになります。

日本の製品だと、各製品毎にパッケージをデザインすることが多いと思いますが、中華ガジェットではこのようにパッケージを共用することでコストダウンを図ることはよくあります。

なお、本製品の名称は「Teclast M30」ですが型番としては「KX20」となるようです。

パッケージを開けるとTeclast M30本体が出てきます。

Teclast M30のパッケージを開けたところ

パッケージの富良野裏側には緩衝材が貼り付けられており、また、Teclast M30の周囲にも緩衝材が埋め込まれています。

このパッケージに入っていれば破損の可能性は低そうです。

パッケージの中身は次のようになります。

Teclast M30のパッケージの内容物

本体ほのかに、

  • USBケーブル
  • USBチャージャー
  • SIMトレイのイジェクトピン

が入っていました。またこの写真には写っていませんが、取扱説明書と保証書も入っていました。

本体

Teclast M30のデザインはかなりシンプルで、中央上部にインカメラがあるくらいで、ロゴなどは一切用意されていません。

Teclast M30 正面

白いベゼルは昨今にスマートフォン二比べるとやや太めな(上下のベゼルは約1.5cm、左右のベゼルは約1cm)感じを受けますが、タブレットとしては標準的かと思います。

なお、この写真ではディスプレイ部が波打っているように見えますが、これは撮影時に写り込んでしまったためです。当然ですが、ディスプレイ面にはフラットです。

私が入手したTeclast M30にはディスプレイ保護シールが貼ってありました。

ディプレイ保護シール

実際に使うときにはこの白いタブを引っ張ってフィルムの外側部分(マスク部分)をはがして利用します。

背面もかなりシンプルでロゴなどがあるだけです。

Teclast M30背面

背面にはキズ防止のフィルムが貼ってあるので、実際に使用するときにははがした方が良いでしょう。

中央付近の認証番号などはフィルムについているので、フィルムをはがすとかなりすっきりします。

Teclast M30背面

この背面の中央部下部には型番の他に各種認証のロゴが表示されています。

Teclast M30背面のロゴ

驚くべきことに、日本の電波法適合を示す技適マーク(右から三番目のロゴ)が掲示されています。

これが本物ならば、日本でも堂々とSIMカードを挿して利用することができます。

ところが技術基準適合証明番号については設定メニューからも確認することができず、本当にTeclast M30が技適マークを取得しているのか、怪しいところもあります。

このためSIMカードの利用は自己責任と思っておいた方が良さそうです。

本体の上側面にはボタン類が用意されています。

Teclast M30 上側面

この写真では左から電源ボタン・ボリュームボタンとなります。電源ボタンの左隣の穴は強制リセット用で、その左隣の穴はマイクのようです。

左側面にはコネクタ類が用意されています。

Teclast M30 左側面

この写真では左から3.5mmイヤホンジャック、USB Type-C、SIM・micorSDトレイとなります。

SIM・microSDトレイはトレイの左側にある穴にピンを押し込むと取り出すことができます。

SIM・microSDトレイ

SIM・microSDトレイは、この写真で右側がSIM1用のトレイになります。左側はmicroSDとSIM2のは至りようになります。なお使用できるSIMカードはいずれもnanoSIMです。

本体底面にはスピーカーの穴が用意されています。

Teclast M30 下側面

本体右側面には何もありません。

Teclast M30 右側面

全体的に見て極めてスタンダードなAndroidタブレットという感じです。

重量は実測で615グラムでした。

Teclast M30の重量

この重さは結構ズッシリときます。

あまり持ち歩きたくない重さですが、家の中で持ち歩くぐらいなら問題ありません。自宅にメディア再生マシンとして置いておくのにはちょうど良い感じです。

なお、剛性はあり、タブレットの端っこを持っても(あまりオススメしませんが)、たわんだりすることはありません。

付属品

付属品はUSB Type-CケーブルとUSBチャージャーになります。

USB Type-Cケーブルは何の変哲もないものなので、ここではUSBチャージャーを紹介しておきます。

私が購入したTeclast M30に同梱されていたUSBチャージャーはUSBタイプのプラグでした。

Teclast M30のUSBチャージャー

このままでは日本のコンセントにさすことはできないので、このUSBチャージャーを使うときにはおまけでついてきた変換アダプタを使う必要があります。

Teclast M30のUSBチャージャーと変換アダプタ

USBチャージャーはのスペックは側面に記載されています。

Teclast M30のUSBチャージャーの側面

このUSBチャージャーは

  • 入力: 100-240V, 50/60Hz
  • 出力: 5.0V=2.5A

となっており、一般的な急速充電に対応したUSBチャージャーです。

このためコンセントの変換アダプタを使わずに、日本でUSBチャージャーを調達して利用しても問題ないと思います。

まとめ

今回は海外通販BanggoodでLTE対応のAndroidタブレットTeclast M30を購入したことを紹介しました。

このタブレットは2560×1600の高解像度10.1インチディスプレイを採用しながら、2万円を切る価格が注目の製品です。

入手してみると、見かけはザ・中華Androidタブレットという感じですが、技適マーク(本物かどうか怪しい)があったのが意外です。

次回はこのAndroidタブレットを実際に使ってみます。