前回までは海外通販サイトでの中華スマホや中華タブレットの価格を比較してみました。
今回からは新シリーズとして中華タブレットChuwi Hi8 Proのレビューを行いたいと思います。
今回使用しているChuwi Hi8 Proは通販サイトのGearBestから提供していただきました。
Chuwi Hi8 Proは既に販売終了になっています
後継モデルとしてはAndroidのみとなりますがChuwi Hi8 SEが発売されています。このChuwi Hi8 SEはGearBestで113.99ドル(2019/03/02時点)となっています。
GearBestで購入にトライしようと思う方は下記ページを参照してみてください。
Chuwi Hi8 Proについて
Chuwiは格安のタブレットを発売している中国のメーカです。
中華タブレットメーカとしてはそこそこ名前が売れている方で、日本でも並行輸入品を割と簡単に入手することができます。
今回からレビューするChuwi Hi8 Proは、Chuwiがリリースした8インチのタブレットになります。Chuwi Hi8 Proには「Windows10モデル」と「Windows10+Android デュアルOSモデル」がありますが、今回入手したのはデュアルOSモデルとなります。
スペックは次の通りです。
CPU | Intel Cherry Trail x5-Z8300 1.44GHz Quad Core |
---|---|
GPU | Intel HD Graphic |
RAM | 2GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
拡張ストレージ | microSDカード対応(最大64GB) |
ディスプレイ | 8インチ IPS液晶 1920×1200 |
拡張ポート | microSD, USB Type-C, microHDMI, イヤホンジャック |
ネットワーク | Wi-Fi 802.11b/g/n, Bluetooth |
カメラ | 背面 2メガピクセル、正面 2メガピクセル |
バッテリ | 4000mAh |
サイズ | 21.12×12.32×0.93cm |
重さ | 350グラム |
詳細はサイトオフィシャルページを参照してください。
Chuwi Hi8 Proのすごいところはディスプレイの解像度が1920×1280あるところです。8インチクラスでは1280×800という解像度が主流なのですが、Chuwi Hi8 Proはワンランク上のディスプレイを使っていることになります。
それでいて価格がGearBestだと95ドル程度(1ドル110円とすると、日本円で10,500円ぐらい)で購入することができます。その他の中華系通販サイトでも95ドル前後で入手することができます。
Chuwi Hi8 Proは既に販売終了になっています。
後継モデルとしてChuwi H8 SEが発売されています。Chuwi Hi8 SEはOSがAndroidのみとなりますが、1920×1200の高解像度ディスプレイはしっかりと継承しています。
開梱!
Chuwi Hi8 ProはGearBestからFedexで送られてきました。売価が1万円程度ということもあり輸入時の消費税はかかりませんでした。
送られてきた段ボールを開けるとタブレットの外箱が出てきました。外箱はビニールでラッピングされており、外箱自体は特に塗装されているわけではないシンプルなものです。おそらくコストダウンを狙ってか、段ボールの紙素材をそのまま使っていますが、特にチープな感じもしませんしこれで十分という感じです。
ちなみに側面には中身の製品名とスペックをまとめたシールが貼ってあります。
Chuwiは8インチタブレットを複数モデル出しているので、外箱は共通にしてシールで仕分けをしているのでしょう。この辺もコストダウンの工夫だと思います。
外箱をあげるとこんな感じです。左側の箱にはUSBケーブルとUSB-ACアダプタが入っています。
内容物を取り出すと次のようになります。
左側のタブレットから時計回りに、USBケーブル(Type-C)、USB-ACアダプタ、説明書、保証書、中央が検査報告書になります。
説明書は中国語(簡体・繁体)・英語の3言語ですがあまり有用な情報は書かれていません。まぁ、中華タブレットを使うような人には説明書は不要だと思うので問題ないでしょう。
タブレット本体の確認
それでは中身の確認をしていきましょう。
まずは本体です。ちょっと天井が移りこんでしまっていますが、正面は本体はこんな感じです。中央の上部にカメラがあり、写真ではわかりにくいですがカメラから2cmぐらい右側に通知用のLEDがあります。
中央下部のWindowsロゴはタッチセンサーになっていて、Windowsボタンとして機能します。
裏面はシンプルです。左上がカメラで右下の点(穴)はスピーカーです。
筐体はプラスチックですが、裏面はヘアライン加工が入っています。ただ滑り止めがあるわけでもなく割と滑りやすいです。裸で持つ場合には注意が必要です。
また側面には金属プレートが入っているので剛性は十分あります。
本体上面にはヘッドホン端子・miniHDMI・USB Type-Cコネクタがあります。USB Type-Cは充電に利用するので、充電しながら使う場合は上部にケーブルがつくことになります。これはちょっと好みが分かれるかもしれません。
本体右側にはmicroSDカードスロット・ボリュームボタン・電源ボタンが配置されています。
本体底面と左側にはコネクタやボタンはありません。
ちなみにサイズをNexus5・Nexus7(2012)と比べると次のようになります。
サイズ的にはNexus7(2012)と比べると、Chuwi Hi8 Proが一回り大きいという感じです。
付属品の確認
次は付属品の確認です。といっても付属品は二つしかありません。
まずはUSB-ACアダプタです。コネクタ部をのぞいてサイズは45×47×22mmです。ちょっと大きい気がしますが持ち運びには問題ありません。コネクタ部が固定で格納できないのが残念なところです。
スペックは
- 入力: AC100V-240V
- 出力: DC5.0V 2.0A
です。海外でも使うことができるスペックです。2A出力なのでスマホの高速充電にも使えそうです。
ケーブルの方は当然のことながらUSB Type-Cケーブルとなってます(写真がちょっとピンぼけですが…)。
ケーブルの長さは100cmでした。
Chuwi Hi8 Proは既に販売終了になっています。
後継モデルとしてChuwi H8 SEが発売されています。Chuwi Hi8 SEはOSがAndroidのみとなりますが、1920×1200の高解像度ディスプレイはしっかりと継承しています。
まとめ
今回はGearBestから提供してただいた中華WindowsタブレットChuwi Hi8 Proを紹介しました。
個人輸入すると1万円強という価格で格安の部類に入るタブレットですが、スペックもなかなか高く楽しみな製品です。届いた商品を確認したところパッケージ等でコストダウンの工夫が見えますが、本体は意外としっかりとしたものです。
次回はChuwi Hi8 Proを使うために調達した周辺機器を紹介します。
コメント
初めまして、このたびHi8proを購入したのですが、液晶不良と思われる現象が出て困っています。Androidで縦画面で通知バーがおりてきません。ひっくり返したり横画面だと問題ありません。windowsでも同じく縦画面の時に、こちらは触っていないののに勝手に動作します。ひっくり返したり、横画面だと起こりません。販売店はOSバグなので対応しないとのことです。店のタブ全部同様のバグでているとのことでした。こんなバグでていますか?教えていただけると助すかります。
コメントありがとうございます!
Android側ですが、通知パネルは縦画面でも横画面でも表示できました。回転させて試してみましたがすべての向きで正常です。
Windows側は、おっしゃってる挙動がわかりません・・・画面右側からスワイプインすると表示されるアクションセンターのことを差しているのでしょうか?
回転させてみましたが、アクションセンターはすべての向きで正常に表示させることができました。デスクトップモードとタブレットモードの両方で問題ありません。
こんな情報でお役に立つでしょうか?