前回は中華カーナビHizpo AD601でカーナビアプリを使った状況を紹介しました。
今回は短い期間ですがこの中華カーナビを使った感想を紹介します。
よい点
この中華カーナビはOSがAndroidなので、タブレットを車に据え置きしているのと近い状態です。
さらにTV入力・DVD再生・ラジオ受信など車での利用に必要な機能も備えています。
Androidに慣れている方なら楽しめるガジェットなのではないかと思います。
それでいて、価格が約25000円というのは破格です。
パイオニアやパナソニックのカーナビも安くなってはいますが、さすがにこの価格には落ちてきません。
価格とカスタマイズ性がこの製品の魅力です。
イマイチな点
実はイマイチな点はいろいろあったりします。
取り付けの難しさ
私もこれに苦労しました。
国産のカーナビはトヨタや日産などの国産車に搭載することを想定して設計されています。そのため、ネジ穴のサイズや場所はまず問題になることはありません。
しかし、中華カーナビはそうとは限りません。
私の場合、前のパナソニックのカーナビを固定するのに使っていたネジは使えずに、別途用意する必要がありました。
また取り付け金具を加工したり、スペーサーを加工したり、せっかく取り付けても、ディスプレイが立ち上がらなかったりとハプニングはいろいろです。
ある程度工作を楽しめる人出ないとストレスがたまるかもしれません。
インターネット接続が必要
これは仕方がないことかもしれませんが、カーナビアプリを使う場合はオンライン利用が前提となります。
このため車に乗ったときにはスマホのテザリング(パーソナルホットスポット)をオンにする必要があります。
AndroidではTaskerというアプリを使うと、Bluetoothの接続状態を利用して、Wi-FiテザリングのON/OFFを自動化できるようです。
これはちょっと面倒かもしれません。
カーナビからUSB電源がとれるのでモバイルルーターなどを車に設定しておくのも手だと思います。
MVNO(格安SIM)で2枚目のSIMカードを入手できるタイプの契約をしている方なら、サブのSIMカードをモバイルルータにさして車に設置しておけばかなり便利になると思います。
タッチパネルの精度がイマイチ!?
中華カーナビHizpo AD601のホーム画面などはアイコンが大きめにできているので、誤操作になることはほとんどありません。
一方、カーナビアプリの場合は、画面のフチに小さめのアイコンが表示されることがあり、誤操作をしてしまうことがたびたびありました。
運転席から操作するとタッチパネルの操作は左手になります。
左手で細かいタッチパネルの操作に慣れていないということもありますが、それでもタッチしたはずのところ以外が反応することがたびたびあるような気がします。
慣れの問題かもしれませんが、これは気になるところです。
まとめ
今回は中華カーナビHizpo AD601をしばらく買った感想を紹介しました。
イマイチの点はいろいろありますが、私は結構満足しています。これまでスマートフォンをカーナビ代わりに使っていたのですが、その代わりは十分果たしてくれそうです。
次回は中華フィットネストラッカーの紹介をします。
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