前回はタイのプリペイドSIMカード情報を紹介しました。
今回からは話題を変えて私が買った製品のレビューです。
まずは車載製品を家で使うための購入したAD-DC電源アダプターです。
車載製品を家庭で使う
最近はいろいろな車載製品が出ていますが、車に取り付ける前に動作確認をしたいことも多いと思います。
車載カメラの場合、5VのUSB電源を使っている製品が多くこの場合は、スマホ用のUSBチャージャーなどを使えば簡単に車外でも動作させることができます。
問題はカーナビやカーオーディオです。これらの製品は車のバッテリーからの電源で動作するため12V(直流・DC)の電源が必要になります。
カーナビやカーオーディオを車外で動作させることはないと思いそうですが、最近のカーナビなどはAndroidを搭載している場合が多く、セットアップ・アプリインストールの時には家のWi-Fiが使えると便利です。
特に下記のような怪しいカーナビを購入した場合は車に設置する前に動作を確認したいところです。
DC12V電源の用意
家庭でDC12V電源を用意するために次の2パターンがあります。
- 任意の出力電圧を設定できる安定化電源を用意し、12V出力に設定して使う
- DC12V出力に特化したAC-DC電源変換アダプターを使う
安定化電源は12V以外の電圧を出力できるため、電気工作などをしたい場合にも活用できます。しかし電源容量(ワット数)にもよりますが10,000円を超える費用がかかります。
一方、AC-DC電源アダプターの場合は、12V(車載製品)専用となりますがかなり安く調達することができます。
そこで今回はAmazonで下記の製品を買ってみました。
この製品は2000円を切る価格で購入できるAC-DC電源変換アダプターになります。
Amazonでは他にも12V用のAC-DC電源アダプターが売られていますが、この製品はワニ口クリップとシガーソケットが付属しているのが特徴です。
また、容量は96Wなので計算上は6Aまで取り出すことができます。ここまで電流を消費する車載製品はそうそうないのでこれだけあればほとんどの車載製品に対応できると思います。
到着した製品
この製品の発売元はAmazonではありませんが、Amazonの倉庫からの出庫なので注文翌日に届きました。
パッケージは下記の通りです。メーカーロゴっぽいところにハングルがあるので韓国メーカーの製品でしょうか。
背面にはAmazonで管理するためと思われるラベルが貼ってあります。
パッケージを開封したときの写真が下記です。きれいに梱包されていますが、説明書類はありません。
パッケージの内容物を取り出してみました。
左から
- シガーソケット
- ワニ口クリップ
- AC-DC電源変換アダプター
- 電源コード
です。
やっぱり保証書や説明書類はありませんでした。
AC-DC電源変換アダプターのラベル面を拡大してみました。
Amazonでのスペック通り出力はDC12V/8Aであることがわかります。なお、PSEマークは付いていないので注意が必要です。
使ってみる
使い方は簡単です。
電源コードを使ってAC-DC変換アダプターを家庭のコンセントにつなぎます。そして、AC-DC変換アダプターのDCジャックにワニ口クリップ(あるいはシガーソケット)を接続します。
この写真の右側がAC-DC変換アダプターのDCジャックで、左側がワニ口クリップです。
ところがここにこの製品の欠点がありました。
この接続部分が妙にゆるゆるですぐに抜けてしまいます。
抜けてしまうだけならテープ等で固定すれば良いのですが、問題は接触も悪いことです。
12Vの電源が正常に出力するようになるにはこの接続部分をくるくる回してちょうど良いところを探す必要があります。
これには正直ストレスがたまりました。
シガーソケットの方はしっかりと接続することができます。ワニ口クリップのケーブルのコネクタが合っていないのだと思います。
うまく接続できたときにマルチメータで電圧を測定すると12.25Vでした。
これくらいの誤差なら問題なく車載製品が動くでしょう。
車載製品の電源端子(バッテリー・アクセサリー端子)にワニ口クリップの赤を、グランド端子にワニ口クリップの黒を接続すればOKです。
実際にカーナビ・カーオーディオを動作させることに成功しました。
ちなみに上で使ったマルチメータは海外通販のBanggoodで購入しました。14.4ドルということで日本で買うよりかなり安いと思います。
まとめ
今回は車載用品を家庭で動かすために購入したAC-DC変換アダプターを紹介しました。
2000円を切る価格で購入できる安い製品ですが、残念ながら付属のワニ口クリップケーブルのコネクタのサイズがあっておらず、使いにくい物となっています。
この点だけな直れば必要十分な製品なだけに残念です。
次回は格安SSDを購入したことを紹介します。
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