前回はウェアラブルカメラInsta360 GOの紹介をしてきました。
今回は話題を変えてXiaomiの加湿器を購入したことを紹介します。なおこの加湿器は海外通販のAliExpressで購入しました。AliExpressで購入してみようという方は下記を参照してみてください。
Xiaomiについて
Xiaomiといえばスマートフォンメーカーとして知られています。
最近では日本市場に参入してMi Note 10というスマートフォンを販売したり、KDDIの5G対応のスマートフォンとして採用されていたりするので名前を聞いたことがある方は多いかもしれません。
日本ではスマートフォンメーカーという印象が強いXiaomiですが、ここ数年は様々な家電を発売して総合家電メーカーになろうとしています。
また、Xiaomi本体で手が回らないような製品に関してはXiaomiエコシステムと呼ばれるサードパーティー群でカバーしています。
私も以前Xiaomiエコシステムの空気清浄機やネットワークカメラを購入したことがあります。
これらの製品はXiaomiのスマートホームアプリMi Homeで制御することができます。Xiaomiのスマート家電でまとめると一つのアプリで操作が統一できて結構便利です。
Xiaomiの加湿器 Smartmi Evaporative Humidifier 2を購入!
2020~2021年の冬は新型コロナウィルスで大混乱ですが、その中で注目されているのが加湿器です。
これは、加湿は風やインフルエンザの予防に効果があるといわれており、新型コロナウィルスにも有効ではないかと考えられているからです。
もちろん、加湿だけで新型コロナウィルスの感染が抑えられるわけではなりませんが、少しでもリスクを下げるために加湿器が注目されているのだと思います。
私はシャープの加湿器を持っているのですが、部屋のサイズ的に不足感があったので、新たに加湿器を1台追加することとしました。
せっかく買うならブログネタにしようと見つけたのがXiaomiのスマート加湿器です。Xiaomiのスマート加湿器にはディスプレイがない初代とディスプレイがある二代目があります。
今回購入したのはディスプレイありの二代目です。製品の型番としては「CJXJSQ04ZM」になるようです。
調べ直すとGeekBuyingが最安値ですが、私が購入したときはAliExpressが一番安く143.76ドルでした。送料は無料です。
この製品の公式サイトは下記になります。
XiaomiではなくSmartmiというブランドで売られています。SmartmiはXioamiからは独立した会社のようですが、Xiaomiファミリーの会社と考えてよいでしょう。
AliExpressでSmartmi Evaporative Humidifier 2を購入したところ次のような日程で到着しました。
イベント | 日付 |
---|---|
注文 | 2020/11/11 |
発送連絡 | 2020/11/25 |
中国輸出 | 2020/11/28 |
日本到着 | 2020/11/28 |
配送完了 | 2020/11/30 |
配達にかかった日数は19日、土日を除いた営業日だと14日となりました。
注文から発送にかなり時間がかかったのはどうも販売元が出荷先を取り違えたようで、再出荷となったからでした。
発送から到着までは5日でしたので、本来であれば1週間程度で届いたはずです。
到着したパッケージ
届いたパッケージを紹介していきます。
配送はSmartmi Evaporative Humidifier 2のパッケージのままで送られてきました。製品パッケージをビニールのテープでぐるぐる巻きにして、その上に各種ラベルがペタペタ貼られています。
日本の通販だと製品のパッケージは綺麗な形で梱包されてきますが、中華通販の場合は製品パッケージ自体が梱包材という考えです。このため大型の製品の場合にはこのようにそのまま送られてくるケースはよくあります。
パッケージは縦にして上から開けていきます。開けるとすぐに取扱説明書が出てきます。
本体は発泡スチロールでガードされているので、輸送中に破損する可能性は少なそうです。
上から引っ張り出してすべての内容物を並べたのが下の写真です。
上段はSmartmi Evaporative Humidifier 2本体です。
中段は左から取り使い説明書・コンセントの変換アダプタ・ACアダプタになります。
下段は謎のオマケ(プレゼント)です。おそらく販売元が入れてくれたものだと思います。
Smartmi Evaporative Humidifier 2
ここからは中身の紹介をしていきます。
本体
Smartmi Evaporative Humidifier 2のデザインは白を基調したものです。運転状態を表示するディスプレイ部分がワンポイントのアクセントになります。
Xiaomiの家電は白をベースにしたものが多く、そろえると統一感が出てきます。以前紹介した空気清浄機のデザインともマッチします。
本体背面は吸気用のスリットが空いています。ここから取り込まれた空気が加湿されることになるので、空気清浄機の背面を壁にぴったりと付けるのは避けたほうが良さそうです。
中央の丸い穴は後述するACアダプタをさす穴です。
ちなみに左上の小さなスリットは温度センサーと湿度センサー用の窓のようです。
側面には何にもありません。
上から見るとこの加湿器は正方形になっています。これもXiaomiの空気清浄機と同じです。
本体正面には空気が出てくるダクトが用意されています。つまり背面のスリットから取り込んだ空気が加湿されて本体正面から出てくることになります。
そして上半分を持ち上げるとパカッと取り外すことができます。ロックとかはありません。本当にパカッと外れます。
そして下半分に水を吸い込むフィルターが格納されています。
出荷時にはこのフィルター部分は緩衝材などで保護されているので、使用前にすべて取り外すようにしましょう。
実際に使用するときにはこの下半分に水を入れることになります。下の写真ではちょっとわかりにくいですが、水が入っていることがわかると思います。
この状態でカバー(上半分)を取り付けて電源を入れれば加湿器として動作を始めます。
水はこのように完全に開けて入れても良いのですが、カバーを付けた状態でダクト部分から直接水を入れることもできます。
いちいちカバーを外す必要がないので、普段は上からそのまま入れてしまうのが楽だと思います。
ACアダプタ
Smartmi Evaporative Humidifier 2にはACアダプタで電源を供給します。
下記がそのACアダプタの写真となります。
残念なことにACアダプタの形状はヨーロッパ向けで、日本のコンセントにさすことができません。
そこで販売店の方でコンセントの変換アダプタを入れてくれたようなのですが・・・
なんとこのアダプタはヨーロッパ向けのコンセントに変換するためのもので全く意味がありません。
結局自分で持っていたアダプタを利用する必要がありました。手持ちがない場合は、「海外用の電気機器を日本で使用するためのアダプタ」というものが100円ショップや電気屋さんで入手することができるので、探してみましょう。
なお、ACアダプタは
- 入力: 100~240V – 50/60Hz
- 出力: 12.0V=2.0A 24.0W
というスペックになっています。
このためスペック上は日本のコンセント(100V)でも利用できることになります。
取扱説明書
取扱説明書は英語とドイツ語(?)で書かれています。表紙と英語のページを紹介しておきます。
4~5ページは製品の外観の説明、6~7ページは使い方、8ページはメンテナンス方法が記載されています。
加湿器の場合、ずっと使っていると、カビが生えてきたり衛生上の問題が出る場合があります。
この取扱説明書では、1週間に一度はフィルターを取り出し、水を捨てて内部をから拭きすることを推奨しています。
また、エッセンシャルオイルなどの不純物は投入しないようにしましょう。入れて良いのは水道水だけです(ミネラルウォーターはカビが生えやすいので避けた方が良いと思います)。
この辺は気化式の加湿器では共通の注意点ではないかと思います。
まとめ
今回はXiaomiのスマート加湿器Smartmi Evaporative Humidifier 2を購入したことを紹介しました。
デザインはXiaomiらしく白を基調としたシンプルなもので、日本の家庭に設置しても違和感がないのではないかと思います。
ただ価格的には国内製品に対して「気化式としては安めかな」という程度ですので、スマートフォンアプリとの連携に価値を見いだせる方向けかもしれません。
次回はこの加湿器を実際に使って見たいと思います。
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