中華スマホUlefone Power 6で遊ぶ その1: 入手!

中華Androidスマホ
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前回までは海外のSIMカードについて紹介してきました。

今回からは久々にスマホの紹介です。紹介するスマホはUlefoneのPower 6になります。

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Ulefoneについて

Ulefoneは中国のスマホメーカーです。

http://ulefone.com/

中国には多くのスマホメーカーがあります。Xiaomi・Huawei・OPPO・OnePlusなどをトップグループとすると、Ulefoneは二番手グループというところだと思います。

いかにも中華スマホらしいコストパフォーマンスと、バッテリーを強化したスマホや防水防塵のタフネススマホなど特色のある製品ラインナップが特徴です。

また、最近のモデルは、日本のドコモのプラチナバンドであるLTE B19を利用可能な製品が多く、日本ユーザも使いやすくなってきている点にも注目です。

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Ulefone Power 6について

今回レビューするのはUlefoneのバッテリー強化ラインのPowerシリーズの最新作「Ulefone Power 6」になります。

スペックは次の通りです。

製品Ulefone
Power 6
(カラー:ブラック)
写真Power 6
OSAndroid 9.0
CPUMediaTek Helio P35 (Max 2.3GHz, 8コア)
RAM4GB
ストレージ内部64GB
microSD最大256GB
ディスプレイ6.3インチ 2340×1080
カメラメインカメラ 16MP+2MP
インカメラ 16MP
音声出力USB Type-C
指紋認証あり
ネットワーク2GGSM B2/3/5/8 (850/900/1800/1900)
3GWCDMA B1/2/4/5/8 (2100/1900/1700/850/900)
LTEFDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/66
TDD-LTE B40
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac
Bluetooh5.0
NFCあり
ボディサイズ159.15×75.8×9.95mm
重さ207g
バッテリ6350mAh
価格159.99ドル (約17,500円)
2019/07/25時点

Power 6という名前だけ合って、自慢は6350mAhの大容量のバッテリーです。

また、ここ最近のUlefoneの端末と同様に多くのLTEバンドに対応しています。日本のキャリアのバンドとの対応は次のようになります。

バンド 1 2 3 4 5 7 8 11 12 17 18 19 20 21 25 26 28 66
Ulefone
Power 6
     
NTTドコモ                          
KDDI                          
ソフトバンク                              

背景をピンクにしたセルは各キャリアはプラチナバンドと呼ばれる周波数です。

Ulefone Power 6はB28には対応しておりませんが、その他のプラチナバンドは利用可能です。

海外スマホの場合はドコモのB19・KDDIのB18には対応してない場合が多いのですが、Ulefone Power 6はしっかり対応しているがうれしいところです。

Ulefone Power 6の配送状態

Ulefone Power 6はBangoodからスイス・ポスト経由で送られてきました。ヨーロッパ周りなのでかなり時間がかかったようです。

梱包は中華通販でおなじみのペラペラのビニールです。

Ulefone Power 6の配送状態

この黒ビニール袋を開けると、今度はスマホを梱包している白いビニールパッケージと、コンセントのプラグを変換するためのアダプタが出てきました。

梱包と付属の変換アダプタ

このアダプタはUlefone Power 6に付属のUSBチャージャーの形状が日本のコンセントにささらない丸型であるためです。

おそらく日本やアメリカなどに出荷する場合におまけにつけてくれているのだと思います。

そして白いパッケージを開けるとようやくUlfone Power 6のパッケージが見えてきました。Ulefone Power 6のパッケージはエアクッションでしっかりと保護されています。

エアクッションによる保護

これならば配送中のダメージを避けられそうです。

そしてこのエアクッションを取り去るとようやくUlefone Power 6のパッケージとの対面です。

Ulefone Power 6のパッケージ

Ulefone Power 6のパッケージ

Ulefone Power 6のパッケージをチェックしていきます。

パッケージの正面はメーカ名と製品名が書かれたシンプルなものです。スマートフォン本体の写真もありません。

Ulefone Power 6のパッケージ 正面

パッケージの表面は布地のような加工がされており、ちょっと高級感があるような気もします。

Ulefone Power 6のパッケージ 底面

背面はスペックが書かれているシールが貼られているだけという、こちらもかなりシンプルなものです。

スペックのシールの部分を拡大したのが下の写真です。

Ulefone Power 6のパッケージ上のシール

左上から上段は、

  • 水滴型ノッチありのディスプレイ
  • 6350mAhのバッテリー
  • 6.3インチ ディスプレイ (解像度 1080×2340 )
  • CPUはMediaTek MT6765 (8コア)
  • 4GB RAM / 64GB ROM

となり、下段は左から

  • 1600万画素のインカメラ
  • 1600万画素+200万画素のメインカメラ
  • 顔認証と指紋認証によるアンロック
  • OTG機能
  • Android 9 (Pie)

となります。

なお、「NON-EEA」というシールは、このスマートフォンがヨーロッパ向けではないことを示しています。

パッケージの側面はメーカロゴなどがあるだけなのですが、IMEIなどがを記したシールも貼ってあります。

Ulefone Power 6のパッケージ 側面

IMEIはIMEI-1とIMEI-2の2つがあることがわかると思います。これはUlefone Power 6がデュアルSIMであるためです。

このシールに日本の技適マークがないのは中華スマホとしてはいつも通りです。

開封!

ようやくパッケージの開封です。

パッケージを開けるとすぐにビニールに入っているUlefone Power 6とご対面です。

Ulefone Power 6のパッケージを開けたところ

パッケージのフタの内側(ディスプレイに接触する部分)にはクッションはついていません。コストダウンと思いますが、最近のスマホのディスプレイは頑丈なのでもう不要なのかもしれません。

スマートフォンを取り出すとSIMトレイをイジェクトするためピンがあり、その下に付属品が入っていることがわかります。

Ulefone Power 6の取り出し

付属品を含めすべてを取り出したのが下の写真です。

Ulefone Power 6の付属品一覧

左上から右下に向かって

  • Ulefone Power 6本体
  • ディスプレイ保護フィルム
  • 充電ガイド
  • 取扱説明書
  • USB Type-Cケーブル
  • USBチャージャー
  • USB Type-C・オーディオジャック変換ケーブル
  • SIMトレイ イジェクトピン
  • 保証ガイド

になります。

Ulefone Power 6本体にはすでにディスプレイ保護フィルムがついていますが、もう一枚付属している理由は不明です。付属しているフィルムはブルーライトカットフィルムかもしれません。

Ulefone Power 6本体の様子

まずはパッケージから取り出した状態です。

入手時には保護ケースとディスプレイ保護フィルムが装着されています。

ディスプレイ部にはスペックが書かれているシールが貼られていますが、これを剥がしてもその下にディスプレイ保護フィルムが貼られています。

Ulefone Power 6本体 正面

インカメラのノッチは水滴型です。ベゼルは細いですが下側のやや太くなっています。

保護ケースに入った状態の背面です。保護ケースはいわゆるTPU素材です。デザインもシンプルなのでそのまま使うのもありだとおもます。

Ulefone Power 6本体 背面 (保護ケース付)

保護カバーとスペックが書かれているシールを剥がしてみました。ディスプレイ保護フィルムの端に空気が入ってしまっているのは、私のミスでこのフィルムを一回剥がしてしまったためです。

Ulefone Power 6本体 正面 (保護ケースなし)

わかりにくいのでセットアップ後の写真を載せておきます。

Ulefone Power 6のディスプレイ

水滴型のノッチとディスプレイ四隅のカーブがわかりやすと思います。ノッチはともかく四隅のカーブはなくても良かったかなと個人的には思います。

カバーを外した状態の背面の様子が下の写真になります。この状態でもボタンの説明やシリアル番号などのシールが貼られています。

Ulefone Power 6の背面

メインカメラはデュアルカメラとなります。カメラの下の丸いパーツは指紋センサーです。

Ulefone Power 6のカメラ

側面に移ります。右側面にはボリュームボタンと電源ボタンが並びます。写真ではわかりにくいですが電源ボタンは赤い印がついています。

Ulefone Power 6の右側面

反対側の側面にはSIMカードをセットするためのトレイがあります。

Ulefone Power 6の左側面

SIMカードのトレイはSIMカードを2枚、あるいはSIMカードを1枚とmicroSDカードを1枚セットすることができます。

Ulefone Power 6のSIMトレイ

装着できるSIMカードはナノSIMで、2枚装着するときには下の写真の様に並べてセットします。ちなみに、トレイの先端側がSIM1・根元側がSIM2です。

Ulefone Power 6のSIMトレイ (SIMカード2枚)

SIMカードとおmicroSDカードをセットする場合は、下の写真のようにmicroSDカードは横向きにセットします。

Ulefone Power 6のSIMトレイ (SIMカードとmicroSD)

本体底面にはUSB Type-Cポートがあります。

Ulefone Power 6の底面

USB Type-Cポートの左側はマイクが、右側にはスピーカーがあります。

付属してきた保護カバーは純正なので、保護カバーのボタンや穴の位置はUlefone Power 6のボタンやコネクタとぴったり一致します。

Ulefone Power 6の付属ケース

地味ながらうれしいのはこのケースにストラップ用の穴がついていることです(上の写真の右手前の2つの穴)。

Ulefone Power 6本体にはストラップをつけられないので、落下防止にストラップを使っている方はこのケースを活用しましょう。

重さを確認してみました。保護ケースを外している状態では実測で210グラムです。バッテリーが6350mAhもあるせいか持つとズッシリしますが、慣れてしまえば普通のスマホと変わりません。

Ulefone Power 6の重量

付属してきた保護カバーをつけた状態では230グラムとなります。

Ulefone Power 6の重量 (保護ケース込み)

付属品の紹介

付属のUSBチャージャーはプラグがヨーロッパ向けの丸型になっています。このため日本のコンセントに挿入するには付属の変換アダプタを使います。

Ulefone Power 6のUSBチャージャー

このUSBチャージャーの規格としては

  • 入力: 100-240V, 50/60Hz
  • 出力: 5V = 3000mA

となっているので日本を含むワールドワイド対応です。

そして出力が3000mAとなっている点にも注目です。MediaTekのPump Expressといわれる急速充電なのかどうかはわかりませんが、少なくても15Wの充電には対応しているようです。

他の付属品は特に変わったところもないので、取扱説明書の紹介をしておきます。

Ulefone Power 6の取扱説明書は複数の言語で書かれています。

Ulefone Power 6の取扱説明書 表紙

最初のページはSIMカードの装着の仕方と対応バンドが英語で説明されています。

Ulefone Power 6の取扱説明書 1

それ以降の説明についてはなんと日本語ページが用意されています。

Ulefone Power 6の取扱説明書 2

Ulefone Power 6の取扱説明書 3

Ulefone Power 6の取扱説明書 4

Ulefone Power 6の取扱説明書 5

ただ自動翻訳のようで日本語が怪しいところが結構あります。

最後の「あきらめる」というのは電気製品の取扱説明書では滅多に見かけない文言です。おそらく「免責事項 (disclaimer)」のことだと思います。このような誤翻訳がそのままになっているところを見ると、日本人スタッフによるチェックは入っていないのだと思います。

他のスマホとの比較

手持ちのスマホとの比較と言うことでiPhone SEと並べてみました。

iPhone SEは現在使われているスマートフォンの中では最小クラスの製品のため、Ulefone Power 6がかなり大きく見えます。

Ulefone Power 6とiPhone SEとの比較 1

しかし、iPhone SEのベゼルに比べて、Ulefone Power 6のベゼルがかなり小さくなっていることがわかります。

この辺は時代の変化を感じます。

ちなみに重ねてみるとサイズの違いがよくわかります。

Ulefone Power 6とiPhone SEとの比較 2

もう一つの手持ちのスマホPixel 2と比較してみたのが下の写真です。Pixel 2のディスプレイサイズは5インチになります。

Ulefone Power 6とPixel 2との比較

ボディの幅はほぼ同じで、Ulfone Power 6の方が縦方向に1cmほど長くなっています。

それでいてディスプレイの対角サイズが1.3インチ(約3.3cm)も大きくなっています。Pixel2には上下にスピーカーがあるせいもありますが、Ulefone Power 6の狭いベゼルが貢献しているのだと思います。

まとめ

今回は海外通販BanggoodからUlefone Power 6というAndroidスマホを入手したことを紹介しました。

Ulefone Power 6は6350mAhの大容量バッテリーが自慢のスマホですが、日本人にとって見逃せないのはLTE B19に対応していることです。

LTE B19はドコモのプラチナバンドなのでドコモのネットワークを使った格安SIMでの運用にぴったりです。

次回はこのスマホの初期設定をしてみたいと思います。

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