USB3.0対応USB Ethernetアダプタを中華通販で買ってみる

5.0
ネットワーク
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前回は中華通販のGearBestでUSB3.0のメモリカードリーダを購入したことを紹介しました。

今回はそのとき一緒に買ったUSB Ethernetアダプタを紹介したいと思います。

なおGearBestで購入してみようというと言う方は下記を参照してみてください。

海外通販ガイド: GearBestでの買い方を紹介!
中国の通販サイトであるGearBestの使い方について紹介します。 GearBestは日本語対応サイトも充実し、日本直送の配送方式(Priority Line)を選択できるなど、海外通販に慣れていない方でも注文することができます。コンビニ決済もできるようになったのもうれしいところです。ブレットやスマホをなどのガジェットを安く入手したい場合は有力な選択肢となるでしょう。
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GearBestでUSB Ethernetアダプタをを買う

USB EthernetアダプタはEthernetポートがないPCをEthernet対応にするデバイスです。最近は多くの場所でWi-Fiが使えますが、まだEthernetしか使えない環境もあると思います。

そのような環境でノートPCをLANに接続するために活躍するのがUSB Ethernetアダプタです。

USB Ethernetアダプタを購入する際に重要なのは下記の2つのポイントです

  • Ethernetのスピードはどこまで対応しているか。
    古い物だと100Mbpsまでの場合がありますが、いまから購入するなら1000Mbps(1GBps)対応の物を選びたいところです。
  • USBのスピードはどこまで対応しているか
    Ethernetが1000Mbpsに対応してもUSB2.0のUSB Ethernetアダプタだと十分な通信速度が出ません。USB 3.0対応を選ぶようにしましょう。

USB EthernetアダプタはAmazonや楽天で2000円前後で売っていますが、今回は中華通販のGearBestで買い物する用があったので、ついでに安い物を探しました。

それがこれです。

私が購入したときには9.42ドルだったので約1050円になります。配送は他の商品と合わせて0.83ドル(約100円)でチャイナポスト(中国の郵便局)の国際郵便による配送でした。

イベント 日付
注文 2019/12/10
発送連絡 2019/12/10
輸出 2019/12/12
日本到着 2019/12/25
配送完了 2019/12/28

配送までにかかった日数は18日、土日を除く営業日だと14日でした。チャイナポストの国際郵便だと大体これくらいです。

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LUJIE USB3.0 10/100/1000Mbps Ethernetアダプタ

メモリカードリーダは緩衝材の付いた封筒で送られてきました。

配送時の状態

これは中華通販ではおなじみの梱包です。

USB Ethernetアダプタは白いビニールのパッケージに入っていました。

USB Ethernetアダプタのパッケージ 表

裏側には製造者の情報はありますが、この製品の型番のような情報はありません。

USB Ethernetアダプタのパッケージ 裏

中身を取り出すと白い製品が出てきました。本体部分には「LUJIE」という聞いたことがない名前のロゴが入っています。

USB Ethernetアダプタ

反対側には何も書かれていません。

USB Ethernetアダプタ

非常にシンプルなデザインです。

気になるのは動作状況を示すLEDが見当たらない点です。Ethernetコネクタ付近にもLEDはありませんでした。

Ethernetコネクタ

ただ、実際にUSBポートにこの製品使って見ると青色LEDと赤色LEDがあることがわかりました。

点灯したLED

通電すると赤色LEDが点灯し、データ送受信があると青色LEDが点滅します。

規格をあらわすロゴ的なのはUSBコネクタの部分に「SS (Super Speed)」を示すマークがあるだけです。

USBコネクタ

Super SpeedということはUSB3.0の高速通信に対応していると言うことです。もちろんUSBコネクタ部分はUSB3.0対応をあらわす青色になっています。

実際に使って見る

このUSB EthernetアダプタをWindows10のPCで使って見ます。

USBポートにこの製品を挿入するとドライバインストール不要で認識しました。USB Tree Viewというツールで見るとRealtek USB GbE Family Controllerとして認識されていました。

USB Tree Viewでの表示

聞いたことがないメーカーの製品でしたが使用しているチップは大手のRealtekということで安心です。

また、USB Tree ViewではUSBのアイコンに「S」が付いているので、ちゃんとSuper Speed (USB 3.0)で接続できていることがわかります。

USBのデバイスディスクリプタは次の通りです。

bLength                  : 0x12 (18 bytes)
bDescriptorType          : 0x01 (Device Descriptor)
bcdUSB                   : 0x300 (USB Version 3.00)
bDeviceClass             : 0x00 (defined by the interface descriptors)
bDeviceSubClass          : 0x00
bDeviceProtocol          : 0x00
bMaxPacketSize0          : 0x09 (9 bytes)
idVendor                 : 0x0BDA (Realtek Semiconductor Corp.)
idProduct                : 0x8153
bcdDevice                : 0x3000
iManufacturer            : 0x01 (String Descriptor 1)
 Language 0x0409         : "Realtek"
iProduct                 : 0x02 (String Descriptor 2)
 Language 0x0409         : "USB 10/100/1000 LAN"
iSerialNumber            : 0x06 (String Descriptor 6)
 Language 0x0409         : "000001000000"
bNumConfigurations       : 0x02 (2 Configurations)

プロダクトIDが0x8153であることから、おそらくこの製品で使用されているEthernetコントローラはRTL8153ではないかと思います。

Oops!

iperf3というソフトでTCP/IPでの送受信速度を確認してみます。iperf3が動いているPCとはアクセスポイント経由で1000Mbps(1Gbps)で接続されています。同じPCに802.11ac対応のWi-Fiがあったので比較のためWi-Fiでも測定してみました。

結果は次の通りです。

本製品
(1Gbps)
Wi-Fi
802.11ac
送信 948 245
受信 939 159

単位はMbpsです。

本製品を使った場合、スペック上の1000Mbpsに近い速度で通信ができることがわかります。

Wi-Fiを使った時よりもかなり早くなるので、NASなどと大きなデータの送受信をする場合は本製品を使用するとデータ通信時間をかなり短縮できそうです。

まとめ

今回は海外通販GearBestで格安のUSB Ethernetアダプタを購入したことを紹介しました。

格安ながら中身には大手のRealtekのコントローラを利用しており、Windows10ならドライバのインストール不要で利用することができます。また、実際の通信速度もスペック通りであることが確認できました。

なかなか良い買い物だったと思います。

次回はUSB充電で利用できるレーザーポインタを購入したことを紹介します。

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