アラブ首長国連邦でプリペイドSIMを使う その9: duの無料SIMの使い勝手

前回はドバイ国際空港で入手できるduの無料SIMカードのデータ通信量を増やす方法を紹介しました。

今回はこのプリペイドSIMカードを実際に使った様子を紹介します。

ステータス確認

プリペイドSIMカードはあとどれくらい使えるのかが気になるところです。

duのプリペイドSIMカードでは通話アプリで「*135#」に発信した後に表示されるメニューで「1」を選択するとステータスを確認することができます。

ステータスの確認

結果はSMSで送られてきます。

ステータス確認結果

2行目の175.91MBが残りのデータ量を表しています。

また、データ残量はduの公式アプリでも確認できます。

ステータス確認結果 (duアプリ)

ただ、このデータ残量ですが、実際に使ってみていくつか気づくところがありました。

  • 無料SIMについてきた20MBと後から購入したデータパッケージがある場合は、最初の20MBの方から消費される。
  • ステータス確認で表示されるデータ量はリアルタイムではない。急に減ったりするので注意が必要。

まだデータ量が残っていると思って使っていると、突然ギリギリになったりするので、後者については注意が必要です。

バンド(周波数)

今回のドバイ滞在では特に遠出をすることもなく、都市部のみに滞在しました。

この滞在で数回バンドを調べてみたところLTE利用時にはバンド3のみが使われていました。

LTEバンド 1回目

LTEバンド 2回目

調べてみるとUAEのduはバンド20も使っているようなのですが、電波の飛びが良いバンド20は郊外用でドバイ都市部ではあまり使われていないのかもしれません。

なお、SIMをアクティベーションした直後は3Gでつながり、そのときはバンド1となっていました(しばらく待つとLTEに自動的に切り替わりました)。

3Gのバンド

データ通信速度

ドバイ滞在中に通信速度をspeednet.netというアプリを使って測定してみました。

通信速度

測定は1回だけだったので、これだけでは断定できませんが、夕方18時頃でこれだけスピードが出ていれば十分だと思います。

サービスエリア (カバレッジ)

duのカバレッジ情報は下記で調べることができます。

We’re improving our network with you in mind.

この地図を見るとドバイについてはほぼLTE(4G)が利用可能で、郊外に行くと3Gになるということがわかります。

実際にドバイの滞在中は基本的にLTEでつながりました。

ドバイ市内での移動には地下鉄(ドバイメトロ)を使ったのですが、地下鉄内でも問題なくLTEを利用することができました。

SIMカードの無効化

普通のプリペイドSIMカードは有効期限が30日とか90日とか決まっていて、有効期間内に残高を増やしたりすると有効期限が延びたりします。

しかしドバイ国際空港などで入手できるduの無料SIM (Toursit SIM Pack)はイミグレーション(出入国)情報と連動しています。

具体的には、出国審査を通過すると、自動的にSIMカードが無効になると言うことです。

私の場合はドバイ国際空港から出国したのですが、出国審査経過すると10分もしないうちに次のようなSMSが送られてきました。

出国後 3時間後に無効化

このSMSには「3時間後にこの回線は無効になる」と書かれています。つまり、出国審査を完了すると3時間後に無料SIMカードは無効になると言うことです。

これはおそらく出発の3時間ぐらい前に出国審査を通過すると言うことを想定しているのだと思います。

よほど空港に早く着くようなことがなければ、飛行機が飛び立つ前までSIMカードが使えるのではないかと思います。

まとめ

今回はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ国際空港で入手したduの無料SIMカードを実際に使った様子を紹介しました。

SIMカードは無料であっても大手キャリアの回線を使っているので、使用上は全く問題ありません。また、このカードは出入国情報とリンクしているので、出国審査を通過するとその3時間後に自動で無効になるという面白い仕組みもあります。

次回は同じ中東のバーレーンのプリペイドSIMカードについて紹介します。