前回はAveaのプリペイドSIMカードを使えるようになるまでを紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードのステータス確認方法と実際の通信速度について紹介します。
自分の電話番号確認
まずは自分の電話番号の確認方法です。
自分の電話番号はプリペイドSIMカードが入っていたケースに書いてありますが、スマートフォンを使っても調べることができます。
Aveaの場合は「*101#」に発信すると画面に電話番号が表示されます。
残高確認
前回も紹介しましたが残高確認方法は「*123#」に発信することによって行います。
開通直後は初期残高しか表示されませんでしたが、しばらくたってから再度残高確認を行うともう少しメッセージが表示されます。ただ、翻訳してみると何かのキャンペーンのようで関係がない内容のようでした。
この画面では冒頭の「5.00 TL」というのが残高(5トルコリラ)をあらわしています。
残高確認はSMSによっても行うことができます。「TL」という内容のSMSを「9333」に送信します。すると次のようなSMSが返ってきます。
ところどころ出てくる「HEDIYE」というのは「ギフト」という意味です。残高は5トルコリラだと思ったのですが、ギフトの4トルコリラがあり合計9トルコリラのようです。また、ギフトでもらえたSMSと通話時間の残りも表示されています。
最後の26/07/2014というのは有効期限でしょうか?とすると購入したのが4月27日ですので、有効期限は2ヶ月ということになります。
データ通信量確認
プリペイドSIMカードを使ってデータ通信を行う際に気になるのは、通信料がどのくらいになっているか、ということです。
通信量の上限があるインターネットパッケージを利用している場合などは、上限を超えると従量制で課金され、あっという間に残額ゼロ、ということもあります。
そこでどれくらいの通信を行ったか、あるいは、インターネットパッケージの残量がどれくらいか、を知りたくなるのですが、、、Aveaではその方法を見つけることができませんでした。
その代わりといっては何ですが、通信料の上限に近付くと(多分のこり20%になると)SMSが送られてきます。どうやらこのSMSで判断するしかないようです。
これがそのSMSです。250MBのインターネットパッケージ(ギフトでもらったパッケージ)に対して、残り50MBを切ったことを知らせてきています。
なお、インターネットパッケージを使い切るとまたSMSが送られてきます。下記は1週間100MBのインターネットパッケージを使い切った時のお知らせの例です。
(なぜ1週間100MBのインターネットパッケージを利用していたのかは別途紹介したいと思います)
データ通信速度
さて気になる通信速度です。今回もSpeedtest.netというソフトで何か所かで測定してみました。
1回目: イスタンブール・アタテュルク国際空港
到着ロビーのAveaショップの前あたりで測定してみました。屋内ということもあってかアンテナアイコンは全部立たず1本がかけている状態です。
通信は安定していてなかなかいい感じです。これだけ出ていれば3Gとしては十分でしょう。
2回目: パムッカレ
2回目の測定は世界遺産のパムッカレで行いました。場所はパムッカレ村の中です。アンテナアイコンは全部立っています。
PINGがやたら遅くなっているのが気になりますが、ダウンロード・アップロードともに1回目を上回っています。
3回目: カッパドキア
しつこく測定してみました。3回目はカッパドキアです。
ついに10Mbps越えです。屋外だったことと周囲の人口が少ないことも有利だったのかもしれません。
4回目・5回目: イスタンブール・タクスィム広場付近
4回目と5回目はイスタンブールに戻りタクスィム広場で測定しました。
測定したところ結果が振るわなかったので、もう一回測定したのですが、同じような結果でした。人口密集地帯でちょっと条件が悪かったのかもしれません。
まとめ
今回はトルコのAveaのプリペイドSIMカードでのステータス確認方法と通信速度を紹介しました。
残高照会の方法はわかったのですが、データ通信量の確認方法が不明なのが残念なところです。しかし残量が減ってくるとお知らせのSMSが来るのでこれを頼りに使い方を調整することになりそうです。
通信速度については3Gのサービスエリアならばほぼ問題ないような気がします。
次回はAveaのインターネットパッケージについてもうすこし紹介します。
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