タイでプリペイドSIMを使う その5: AISのデータ通信

タイでプリペイドSIMを使う その5: AISのデータ通信 タイ
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前回、ようやくプリペイドSIMカードを購入してタイでAQUOS PHONE SH-12Cが使えるようになりました。

今回はその感想です。

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データ通信速度

まずはAIS(One-2-Call)のSIMカードを入れた状態で通信するとどうなるか。

通信方式はGPRSとEDGEがありますが、大体EDGEで接続していたと思います。ちなみに接続状況は「設定」→「端末情報」→「モバイルネットワークの種類」で確認できます。

ちなみに最大通信速度はGPRSが112kbps、EDGEが384kbps。ちなみに最近DoCoMoがはじめたFOMAハイスピードでは14Mbps(=14000kbps) (機種によりますが、AQUOS PHONE SH-12Cは14Mbps対応機種です)です。

というわけでやっぱり遅い。でも、我慢できないわけではない。どこでも手元でネットができる便利さに比べれば問題ありません。

Facebookアプリなんかを動かすと、最新情報を取ってくるのにまたされますが我慢すれば何とかなります。また、Facebookやmixiなどへの写真の投稿も、写真を640×480程度まで小さく撮影しておけば、問題なく行うことができました。

ただ・・・日本に帰ってきてあまりの快適さにびっくりしました。FOMAハイスピードのありがたみが身にしみます。

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データプランについて

前にも書きましたが、時間ベースのデータプランにすると、接続した時間に応じて使える時間が減っていきます。しかし、常に使用時間としてカウントされているわけではありません。

  1. スマホの電源を切っているとき⇒使用時間としてカウントされない
  2. 「設定」→「無線とネットワークの設定」→「モバイルネットワーク」→「データ通信」をオフにしている⇒使用時間としてカウントされない
  3. 「データ通信」がオンになっていてて、実際にはデータ通信をしていない場合⇒どうも常にカウントしているわけではないみたい
  4. Webにつなげたりしている場合⇒使用時間としてカウントされる

正直、上記の3がよくわかりませんでした。ただ感触として思ったより使用時間がカウントされないように感じました。

ですので、最初は手動で「データ通信」をマメにオフにしていたのですが、途中からはオンのままで運用しました(帰国するまで十分な時間が残っていたというのもありますが)。

時間ベースのデータプランと通信料ベースのデータプランでしたら、時間ベースのデータプランのほうが断然お勧めです。時間でしたら自分で管理できるのが大きいです。やはりデータ量を気にしながら使うというのはスマホにはそぐいません。

時間ベースのデータプランで選ぶとしたら滞在時間の半分~三分の一程度のプランを購入すればよいでしょう。

便利なアプリ

実際、タイで使ってみて便利だったアプリを紹介します。

Google翻訳

これは便利。日本語⇒タイ語の翻訳ができます。逆のタイ語⇒日本語の変換は、選択ができるのですが残念ながらタイ語を入力する方法がないので事実上使えません。

このアプリは、入力された文章をGoogleのサーバに送って翻訳するので、データ通信が必要ですが、送受信するデータ量が少ないのでデータ通信が遅くてもほとんど問題なく使えます。

買い物のときや飲み屋さんで、これを出して翻訳したタイ語を見せると、みんな興味をもって対応してくれます。ちなみに中国語やスペイン語などのメジャー言語の場合、発音もしてくれます。タイ語は発音機能がないのが残念です。

Google翻訳

Google翻訳

意外と便利なのが受信したSMSをすぐに翻訳できること。言語の選択を「タイ語(あるいは言語を検出する)」⇒「日本語」にして、画面下のSMS翻訳をタッチします。すると受信したSMS一覧がでるので翻訳したいSMSを選択すると、翻訳テキストとして自動入力されます。あとは翻訳するだけです。

携帯会社のAISからのSMSが時々タイ語だったりするので、意外とこれは使えます。

Google翻訳のSMS翻訳

Google翻訳のSMS翻訳

Googleマップ

ご存知、地図ソフト。GPSをONしてGoogleマップを立ち上げると、自分のいる場所の詳細な地図が表示されます。

ガイドブックと照らし合わせて自分の居場所を確認したり、あらかじめマイマップ機能で観光ポイントをマークしておけばガイドブックいらずかもしれません。

だが、、、、とにかく地図が表示されるまでが遅い!ラフな地図が表示されて、ジーっとまっていると少しずつ詳細な情報が表示される感じです。

たぶん外出先でいきなり使おうとすると、忍耐力が要求されます。

お勧めとしてはWiFiが使える場所(ホテルとか)で、あらかじめ必要な地域の地図を読み込んでおく(キャッシングしておく)ことです。こうすればダウンロードデータ量を削減することができて、レスポンスを改善することができます。

運用上の課題があるとはいえ、知らない街を歩くときにはGoogleマップは頼りになります。

mixiやFacebookなどのSNSアプリ/サービス

データ通信ができると、写真を撮ってすぐにコメントをつけてアップロードすることができます。

ホテルに帰って、ノートPCに写真データをコピーして・・・・とやっていると面倒でついついSNSと疎遠になってしまいます。

しかし、データ通信ができるスマホがあればまったく問題ありません。

ただ、写真をアップロードするときには、カメラの撮影サイズをVGA(640×480)程度に設定しておきましょう。

まとめ

今回はAISのデータ通信を実際に使ってみた所感を紹介しました。

タイでわざわざプリペイドSIMカードを購入してまでスマホをネットにつなげる必要があるか?そう問われたら、私はYESと即答します。やはりネットに常につなげられるというのは想像以上に便利です。

もちろんDoCoMoの国際ローミングサービス:WORLD WINGを使えば同じことができます。タイだと海外パケホーダイ対応の携帯電話会社があるので、それを使えば上限は2980円(20万パケットまでは1980円)です。

一方、プリペイドSIMカードと100時間のデータプランで、1300円ぐらい。スマホを使う上では通信データ量は気にしたくないものです。私ならば次回もプリペイドSIMカードを利用します。

次回はタイでSPモードメールを使用する方法を紹介します。

コメント

  1. シーサー より:

    自分もAIS遅いなーと思ってましたが、3Gの周波数が、SO-02Cに対応していないためと判明しました。タイ各社で3Gの周波数が異なる上、Android側も機種ごとに対応周波数が違うので、今後買うのであれば意識しないといけません。ただ、docomoの周波数帯は世界的に見てかなり異質でなおかつばらばらに分断されています。docomoのスマホは当然docomoをすべてカバーはしますが、無線機のキャパシティをそちらに取られるため、海外対応周波数も限界があります。AIS3Gも特殊な周波数らしく、docomoにもAIS対応できるのはiPhoneぐらいみたいです。

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます。

      タイ編14に記載したとおりAISの3Gは900MHz帯利用なんですね。なのでUMTS900に対応した端末でないと3G接続できません。

      ドコモの3Gは2100MHz帯(いわゆるFOMAエリア)と800MHz帯(FOMAプラスエリア)なので、ドコモ対応の端末は基本的に2100MHz帯と800MHz帯が使用できて、運が良いと(?) 850MHz帯でも使用できるという感じみたいです。

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