タイでプリペイドSIMを使う その4: AISのプリペイドSIMのアクティベーション

タイでプリペイドSIMを使う その4: AISのプリペイドSIMのアクティベーション タイ
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前回はタイのウドンタニという地方としてAISショップを見つけてデータプランを決定するところまででした。

今回はいよいよこのお店で買ったプリペイドSIMカードをAQUOS PHONE SH-12Cに装着して使えるようにしています。

ちなみに、すべてAQUOS PHONE SH-12Cを題材としていますが、たぶん今夏のDoCoMoのAndroid端末(すべてSIMフリー化対応)でGSM対応ならば同じようにできると思います。

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プラン選択

ちょっとおさらいします。

今回は滞在期間(4日)をカバーするように100時間/月のデータプランを選ぶこと決定(結果的に超あまりましたが)。

このプランの価格は350B。しかし店員さんによると50Bという端数はこの店では扱えないので、400B払ってくれといわれました。

あとでこの理由はわかるのですが、だまされている感じでもないので了承しました。

結果として支払いは 400B(データプラン用) × 税金 7% + 50B(SIMカード代)です。

税金が電話代にかかってSIMカード代にかからないところが面白いです。日本の消費税みたいに一律税率じゃないんですね。

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カードの選択

まずはSIMカードを選びます。

なぜ選ぶかというと、AISのプリペイドSIMカード(Freedom SIM)はパッケージに電話番号が書かれているからです。つまり在庫から好きな電話番号が選べるのです。

といっても私は特にこだわりがなかったので、目をつぶって選択しました(店員の女の子はなぜかウケていましたが・・・)

SIMカードの有効化(アクティベーション)

SIMカードが決まったら。AQUOS PHONE SH-12Cを店員さんに渡してSIMカードを有効化します。

もちろんタイ人でAQUOS PHONE SH-12Cを使ったことがある人はまずいない(それどころかAndroidもあまり普及していない)ので、言語を英語に変更して、バッテリーパックをはずした状態(SIMカードを入れる位置がわかる状態)で渡してあげます。

あとはSIMカードを装着して電源を入れて、アクティベーション処理をしてくれます(特別な番号に発信するので、電話のかけ方は教えたほうがよいかも)。

これは店員さんはなれているのでお任せしたほうがよいです。ここまでは実にスムーズ。しばらく待つと無事にSIMカードが有効になります。

ちなみにプリペイドSIMカードについてきたマニュアルによるとアクティベーションのためには

  • 「*120」に発信して、その指示に従え

と書いてあります。「*120」に発信するとなんかメッセージ(指示)が表示されるみたいですね。たぶんタイ語でしょうけど・・・

また、自分のステータスを確認するには「1191#」に発信です。これは店員さんが教えてくれました。

データ通信・・・トラブル発生

次はTRUE Moveで挑戦して惨敗したデータ通信(「海外でプリペイドSIMを使う タイ編 その2: TRUE Moveの購入そして断念」参照)。

SIMカードが有効になると店員さんは自信満々にネットにつなげてみろと言ってきます。そこでブラウザを立ち上げると・・・「ページが見つかりません」。

TRUE Moveのときとまったく同じです。

ステータスパネルを見てみると、ちゃんとAISに接続しています(「NTT DoCoMo」の代わりに「TH GSM」と表示される)。

そこでまず「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」で「データ通信」にチェックがついていることを確認します。そして「アクセスポイント名」を確認すると何もない。怪しい・・・

次に端末の状況を確認します。「設定」→「端末情報」→「端末の状態」を見ると、、、、やはり「モバイルネットワークの状態」が「切断」になっています。

端末の状態

端末の状態

アンテナは4本立ってますので、電波はちゃんと届いています。

ちなみに、「電話番号」が「不明」ですが、これはこれでよいみたいです。

苦戦・・・そしてついにデータ通信成功

結局TRUE Moveのときと同じ状態(「海外でプリペイドSIMを使う タイ編 その2: TRUE Moveの購入そして断念」参照)。

店員さんは当然AQUOS PHONE SH-12Cが悪いのではないかとを疑ってくるが、電話発信はできるので設定の問題だということになり、店員さんがコールセンターに問い合わせ。ちゃんとしたお店でSIMカードを購入してよかった。

しかし、20分、30分・・・・まだコールセンターと電話してる。

そしてかなり待った挙句、コールセンターだから自分で話して、と電話を渡された・・・これにはあせった。

英語だとはいえタイ訛り、そして音の悪い携帯。かなりコミュニケーションをとるのが厳しかったけど、店員さんがある程度状況説明していてくれたようで何とかなった。

  • 私: 「I can’t use data transmission.(データ通信できません)」
  • コールセンター: 「iPhone? Android?」
  • 私: 「Android! Galaxy same same!」
  • コールセンター: 「SMSでインストラクション送ります(見たいな感じ)」
  • 私: 「OK、サンキュー!」

ということですぐにSMSが送られてくる。英語で2通。内容をコピペすると・・・

  • To turn data ON/OFF on Samsung Galaxy S, go to Settings > Connectivity > Use packet data > tap to enable or disable data service (green means ON and gray means OFF.
    (サムスンのGalaxy Sでデータ通信をON/OFFするためには、Settings → Connectivity → Use packet data と移動して、タップすることでデータサービスの有効無効を選択する(緑がONでグレーならばOFF))
  • To setup GPRS on Samsung Galaxy S, from the main screen select Application > Settings > Wireless and network > Mobile networks > Access Point Names > New APN > enter Name: AIS Internet press OK, APN: internet press OK, then press the Menu button and select Save.
    (サムスンのGalaxy SでGPRSを設定するためには、メイン画面からApplication→Settings→Wireless and network→Mobile networks→Access Point Names → New APNを選んで、NameをAIS InternetとしてOKを押し、APNをinternetとしてOKを押し、その後Menuボタンを押してSaveを選択。)

という内容です。

1番目はAQUOS PHONE SH-12Cならば、「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「データ通信」のチェックをつけることに相当するのでしょう。

2番目はAPNの設定。やはりAPNを設定する必要がありました。「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」と選び(たぶんこの時点ではアクセスポイントは空)、メニューボタンを押して「新しいAPN」を選択します。ここで、「名前」を「AIS Internet」、「APN」を「internet」と入力して、メニューボタンを押して保存です。

AISのAPN

AISのAPN

そして作成したAPN(AIS Internet)をアクセスポイント名として選択します。するとステータスバーに[G]マークがでてデータ通信ができるようになります!

念のため端末の状態を確認すると、さっきまで切断だったモバイルネットワークの状態が「接続」になっているはずです。

端末の状態

端末の状態

これでブラウザを立ち上げれば、ちゃんとページが表示されているはずです。

データプランプランの有効化

実はこの段階では申し込んでいる100時間/月のデータプラン(350B)は有効になっていませんでした。店員さんは、本当にデータ通信できるのを確認できるまで設定していなかったようです。

データ通信が成功したので店員さんは俄然元気になって設定してくれます。

まずは100B分のチャージカード(TOP UPカード)を4枚取り出し、順次入力していきます。実はこのお店には100BのTOP UPカードしかないので、350Bのプランでも400B払ってくれといってきたのでした。

TOP UPカードによるチャージは

  1. カードのスクラッチ部分を削って番号を確認
  2. 「*120*カードの番号#」へ発信

これだけです。これを4枚分繰り返して400Bをチャージします。

そして350Bの100時間/月のデータプランを有効化します。やり方は「1380334*104353#」に発信。

この番号は前回の記事(「海外でプリペイドSIMを使う タイ編 その3: AISのプリペイドSIMカードの購入」参照)の料金表に記載されている番号です。

これで完了。最後に「*139#」に発信します。この番号はデータプランの残り時間を確認するためのものです。これで残り99時間とか表示されればOKです。

ようやくタイでAQUOS PHONE SH-12Cが使えるようになりました!

AISのコマンド

すでに書いてありますが、わかったのは下記だけです。

  • 「*120*カードの番号」に電話発信: TOP UPカードによるチャージ
  • 「*121#」に電話発信: 残りの通話可能量
  • 「*139#」に電話発信: データプランの残り時間
  • 「*119*1#」に電話発信: SIMカードの状態

まとめ

今回はウドンタニで購入したAISのプリペイドSIMカードをアクティベーションし、データ通信が行えるように設定しました。

海外でプリペイドSIMカードを使うのが初めてで苦労しましたがようやく成功しました。粘り強く対応してくれた店員さんに感謝です。

次回(「海外でプリペイドSIMを使う タイ編 その5: AISのデータ通信」)は実際の使用感を記載してみます。

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