前回はポーランドのワルシャワ・ショパン空港でT-MobileのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードを使ってみたいと思います。
私がT-MobileのプリペイドSIMカードを購入したのは2019年5月になります。状況が変わっているかもしれないのでご注意ください。
アクティベーション
パッケージの内側に書かれていた説明書きによると、ID登録後にどこかに電話すればそれがアクティベーションしたことになるようです。
とりあえず自分の電話番号にかけてみましたが、何事も起こりませんでした。
それでも電波はつかんでいますし、LTEでデータ通信ができるようなので特に問題なさそうです。
APN設定
スマートフォンでインターネット通信をするためにはAPNというのを設定をする必要があります。
Androidの場合
Androidの場合は「設定」→「ネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」あたりに設定メニューがあります。
私が使用しているスマートフォンGoogle Pixel 2の場合は、OrangeのAPN情報がプリセットされていたためAPNを選択するだけでした。
ちなみにAPNの設定内容は次のようになっていました。
事前調査したとおり
APN | internet |
---|---|
ユーザ名 | なし |
パスワード | なし |
を設定すれば良いようです。
iPhoneの場合
SIMフリー版のiPhone SEも持っていたので試したところ、iPhone SEもSIMカードを挿入するだけで自動設定されました。
初期状態の確認
事前に調査した情報では「*101#」で残高確認ができると言うことでした。
ところが次のようなエラーメッセージが表示されてしまい、情報が表示されていません。
いま思うと、レジでのID登録が完了していなったからこうなってしまったような気もします。
キャリアショップでID登録した場合は即時に有効になりましたが、スーパーなどでは時間がかかるのかもしれません。
なおデータ残量の確認方法もよくわかりませんでした。
少なくても「*150*162*1#」では次のようにエラーとなりました。
実際に使ってみる
今回は帰国直前にワルシャワ・ショパン空港で買ったので、テストができたのは空港のみです。
空港近辺ではバンド1・3・7の電波が飛んでいることを確認できました。
この状態で通信速度を測定してみると次のようになりました。
2回測定してほぼ同じ値なのでこれが実力値なのだと思います。
空港という人口密度が高いエリアで測定には不利でしたが、一方でこの測定は朝7時頃と空いている時間帯です。
T-Mobileはあまり速くないのかもしれません。
まとめ
今回はポーランドで購入したT-MobileのプリペイドSIMカードを実際に使った様子を紹介しました。
セットアップは非常に簡単でしたが、残高確認方法がよくわからなかったり、通信速度がイマイチだったりと少し残念な結果となりました。
選んだパッケージが悪かったのかもしれませんが、ポーランドではOrangeの方がお勧めと思います。
次回は中東・ドバイのSIMカードについて紹介します。
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