ペルーでプリペイドSIMを使う その4: Claroの実際の使い勝手

前回はペルー・クスコで購入したClaroのプリペイドSIMカードを使えるようにしました。

今回はこのプリペイドSIMカードを実際に使った様子を紹介します。

バンド (周波数)

ペルー編その1で紹介したようにペルーでプリペイドSIMカードを使うに当たり気になるのが、キャリアの使用バンド(周波数)です。

事前調査ではClaroは下記のバンドを使用していることになっていました。

Claro3GBand 5 (850MHz)
LTEBand 2 (1900MHz), Band 28 (700MHz), Band 42 (3500MHz)

これが実際にどうなっているのか、Google Pixel 2にClaroのSIMカードを挿入して使用バンドを調べてみました。

調べた地域はクスコからマチュピチュの間です。

なお、Google Pixel 2は、LTEはBand 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 40 / 41 / 66、3G(WCDMA)はBand 1 / 2 / 4 / 5 / 8に対応しています。このため、ClaroのBand 42以外は電波をつかめることになります。

LTE

まずプリペイドSIMカードを購入したクスコでバンドを調べたところ、Band 7 (2600MHz)と表示されました。

LTE B7で通信中

都市部は高い周波数を使って高速通信を狙っているのかもしれません。

これが都市部を少しはなれてオリャンタイタンボ駅まで行くと、Band 28 (700MHz)となりました。

LTE B28で通信中

郊外ではプラチナバンドを使ってつながりやすくしている模様です。

マチュピチュ遺跡・マチュピチュ村ではBand 2あるいはBand 28でつながりました。

LTE B2で通信中

LTE B28で通信中

以上の調査から、少なくてもClaroのLTEではBand 2 (1900MHz) / 7 (2600MHz) / 28 (700MHz)を使っていることがわかります。

3G (WCDMA)

クスコからマチュピチュの間では、ほとんどがLTEを使用することができ、3Gになったのはオリャンタイタンボ駅からマチュピチュ駅の間の電車乗車中でした。

このときの周波数はBand 5 (850MHz)でした。

3G B5で通信中

3Gについてはちょっとサンプルが少ないですが、事前の調査通りの周波数でした。

通信速度

このプリペイドSIMカードを使用しているときに何回か通信速度を測定したのでその結果を照会しておきます。

通信速度の測定はspeednet.netというアプリを利用しました。

Speedtest.net
Speedtest.net
Developer: Ookla
Price: Free

クスコ市内

最初はプリペイドSIMカードを購入したClaroの店舗付近(クスコ市内)で測定しました。回線はLTEです。

クスコ市内での通信速度

かなり高速に通信できることがわかります。

さすがにペルーの大都市だけあってネットワークの整備も進んでいるようです。これくらいの速度で通信できれば不満はないはずです。

オリャンタイタンボ

クスコ郊外にあるオリャンタイタンボという地点でも測定してみました。ここはマチュピチュへの鉄道の始発地点として知られています。

クスコからはかなり離れていますがここでもLTEが使用できます。

オリャンタイタンボでの通信速度

クスコ市内に比べてスピードはぐっと遅くなりました。

それでも20Mbpsを超えているので実用上は問題ありません。むしろ、日本国内でMVNO(格安SIM)を使っている方なら、速く感じるかもしれません。

マチュピチュ村

最後にマチュピチュ観光の拠点であるマチュピチュ村で測定してみました。

マチュピチュ村はかなり山奥にありますが、世界的観光地ということもあってかLTEが利用可能です。

マチュピチュ村での通信速度

遠隔地であるため通信速度は遅いかと思いましたが、予想に反してかなりの通信速度が出ました。

これだけ通信速度が出ればSNSも快適に使えるはずです。

さすがに一大観光地だけあって、投資がされているようです。

カバレッジ (サービスエリア)

Claroのカバレッジは下記のURLで確認することができます。

Consulta nuestra cobertura para servicios móviles y fijos. En Claro trabajamos para que nuestra red llegue cada vez a más personas.

今回のClaroのプリペイドSIMカードで利用したのはクスコからマチュピチュの間だけです。

この地域に関してはClaroのカバレッジは非常によいと感じられました。

つながらなかったのは、オリャンタイタンボ駅からマチュピチュ駅までの鉄道乗車中ぐらいです。このときもつながらなかったのはマチュピチュ駅寄りの山の中ぐらいです。

マチュピチュ村やマチュピチュ遺跡ではLTEは使えますし、マチュピチュ村からマチュピチュ遺跡間のバスでもLTEが利用可能です。

想像以上につながった感じです。

テザリング

テザリングは利用可能でした。

特に制限はないようです。

まとめ

今回はペルーClaroのプリペイドSIMカードを実際に使った状況を紹介しました。

私が使った限りでClaroはカバレッジもよく、通信速度も速いのでストレスなく利用することができました。

周波数さえ手持ちのスマートフォントあえば、お勧めできるプリペイドSIMカードです。唯一の難点はステータス確認方法がよくわからない点でしょうか。

次回は隣国のボリビアのプリペイドSIMカードを紹介します。

『ペルーでプリペイドSIMを使う その4: Claroの実際の使い勝手』へのコメント

  1. 名前:なな 投稿日:2019/10/29(火) 09:49:25 ID:329300e08 返信

    はじめまして
    SNSで宛先 779 で saldo とメッセージを送るとbalance check (ソルと容量と有効期限)ができましたよ~