ペルーでプリペイドSIMを使う その1: 情報収集

前回まではいろいろな製品のレビューをしてきました。今回からはしばらく海外プリペイドSIMカードの紹介をしたいと思います。

今回からは南米ペールのプリペイドSIMカードの話題です。

ペルーといえば、マチュピチュ・ナスカ・クスコと著名な観光地も多くまた物価も安いことから南米では屈指の観光大国です。南米のなかでは日本人の旅行者の多い国の一つだと思います。

ペルー以外のプリペイドSIMカードの情報については下記を参照してみてください。

SIMフリーのスマートフォンで海外のプリペイドSIMカードを利用しています。世界各国でのプリペイドSIMカードの購入方法・設定方法・使い方などを紹介します。

なお私のスマートフォンはSIMロックを解除した状態(いわゆるSIMフリー)です。海外でプリペイドSIMを使おうと思っている方は、SIMロック解除してあることを確認してください。

ドコモのローミング情報

いつものように渡航前にドコモのローミング情報を確認します。

この情報でドコモ端末で確実に通信ができる携帯電話会社を把握することができます。また、3G対応やサービスエリアについても確認可能です。最近ではLTEのローミング情報も記載されています。

ドコモのペルーでのローミング情報は下記のページから入手することができます。

ペルーにおけるNTTドコモの携帯電話による通話やネット(国際ローミング)の対応結果を表示します。お使いの機種により対応エリア/サービス/料金が異なるため、渡航前にご確認ください。

2019年02月の状況は下記の通りです。

ドコモのローミング情報

ドコモのローミング対象としては「Movistar」「Clarol」の2キャリアがあり、いずれも3G・LTEでの通信に対応しています。

ただ、3G 850には「○」が付いていますが、3Gに○が付いていないのが気になるところです。

これはおそらくバンド1 (2100MHz)で3Gをサービスしていないことを指しているのだと思います。

Wikipediaの情報

Wikipediaには各国の携帯電話会社の情報がまとまっています。

ペルーの情報は下記になります。

2019年02月の状況は下記の通りです。

Wikipediaの情報

ドコモのローミング情報ではキャリアが2社でしたが、実際には4社のキャリアがあるようです。

しかし、加入者数を見ると、MovistarとClaroの2強といったところです。

バンド情報については、この情報からは明確にはわからなかったので、別途調べたところ次のような状況のようです。

Movistar3GBand 5 (850MHz)
LTEBand 4 (1700MHz), Band 28 (700MHz)
Claro3GBand 5 (850MHz)
LTEBand 2 (1900MHz), Band 28 (700MHz), Band 42 (3500MHz)
Entel3GBand 2 (1900MHz)
LTEBand 4 (1700MHz), Band 40 (2300MHz)
Bitel3GBand 2 (1900MHz)
LTEBand 8 (900MHz)

Band 28・40・42については使用されてないかもしれません。

ペルーで主に使われているのはバンド 2やバンド4のようです。このバンドは主に北米で使われていて、日本では利用されていません

そのため、日本で発売されているスマートフォンでは使えない可能性もあるので、持ち込むスマートフォンの対応バンドをチェックして置いた方が良さそうです。

iPhoneについては対応周波数が非常に多いので、心配は無用です。

インターネット上の情報

ペルーには日本旅行者も多いので日本語の情報もあると思いますが、事前にメモしておいたのは下記のサイトです。

This is be added by MVNOs like Incacel which has started in 2016 as Virgin Mobile and the Telefónica subsidiary Tuenti that might not be available to foreigners...

キャリアとしては2大キャリア(Movistar、Claro)の情報をおさえておけば良いと思います。

ちなみに1ソル(PEN )は33円ぐらいです(2019年2月現在)。

全体的な情報

  • プリペイドSIMカードの入手
    • プリペイドSIMカードの入手とアクティベーションにはID(旅行者の場合はパスポート)が必要
    • アクティベーション済みのSIMカードがブラックマーケットで出回っているがお勧めできない
  • キャリアの状況
    • Movistarが最もカバレッジ(サービスエリアの広さ)がよいが、価格は高め
    • Claroは第2のキャリアで、ペルーの至る所に店舗がある

Movistar

  • プリペイドSIMカードの入手
    • Movistarの店舗で8ソルで購入可能
    • アクティベーションは最大24時間かかる
  • インターネットパッケージ
    • 「*515#」で購入可能
    • 調査時の状況は次の通り
      データ量期間価格
      20MB1日1ソル
      100MB1日3ソル
      80MB2日3ソル
      200MB5日5ソル
      300MB5日7ソル
      500MB7日10ソル
      1GB15日20ソル
      2GB30日30ソル
  • APN情報
    APNmovistar.pe
    ユーザ名なし
    パスワードなし
  • コマンドなど
    • 残高確認: 「*515#」

Claro

  • プリペイドSIMカードの入手
    • 価格は5ソル
    • 外国人はClaroの直営店で購入可能 (パスポートが必要)
    • アクティベーションに必要な時間は15分程度
  • インターネットパッケージ
    • 「*779#」で購入可能
    • 調査時の状況は次の通り
      データ量期間価格
      100MB30日3ソル
      200MB5ソル
      500MB10ソル
      1GB20ソル
      3GB30ソル
    • インターネットパッケージは自動継続。中断するには779に「SALIR」という内容のSMSを送る
  • APN情報
    APNclaro.pe
    ユーザ名claro
    パスワードclaro
  • コマンドなど
    • 残高確認: 777に「sal」という内容のSMSを送る

まとめ

今回は事前に調査したペルーのプリペイドSIMカード事情について紹介しました。

ペルーは旅行者でもプリペイドSIMカードの購入は可能なようですが、使用されいてる周波数(バンド)が日本と大きく異なる点に注意が必要です。

iPhoneの場合は問題ないですが、Androidユーザの場合は対応周波数を事前に確認しておく必要があります。

次回は実際にペルーでプリペイドSIMカードを購入したことを紹介します。