前回はジャカルタ市内でAXISのプリペイドSIMカード「AXIS Pro」を約500円で購入したことを紹介しました。今回はこのプリペイドSIMカードの初期設定を紹介します。
なお私のスマートフォンAQUOS PHONE ZETA SH-02EはSIMロック解除済みです。
AXISはXL Axiataという会社に買収されており、現在はAXISのプリペイドSIMカードは販売されていないようです。
プリペイドSIMカードのアクティベーション
AXISのプリペイドSIMカードをアクティベートするためには、個人情報(?)等を入力しなければいけないらしいのですが、店員さんに頼むとすべてやってくれます。
TelkomselのプリペイドSIMカードのときは、自分のスマホに買ったプリペイドSIMカードを挿して、それを店員さんが操作してアクティベートしたのですが、今回はお店の携帯にプリペイドSIMカードを指してアクティベーションをしたあとにプリペイドSIMカードを渡してくれました。
ですので、特に何かする必要はありませんでした。
アクティベート済みのプリペイドSIMカードをAQUOS PHONE ZETA SH-02Eに指して電源を入れてしばらく待つと、電波をつかみます。
電波をつかまない場合は、「設定」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「ネットワークモード」で、「LTE/3G/GSM(自動)」となっていることを確認しましょう。ジャカルタ市内ならば大体3GがOKのようですが、建物の内部などではGSMでしか通信できないこともあるようです。
プリペイドSIMカードが使えるようになると端末の状態は次のようになります。
データ通信の設定
データ通信を行うためにはAPNの設定が必要です。
事前に調べておいたので、これは自分で行いました。
「設定」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」でAPNを表示させると何も表示されないので、メニューボタンを押して「新しいAPN」を選んだら
- 名前: axis (なんでもよい)
- APN: AXIS
とします。APNができたらそれを選択しておきます。
これでステータスバーのアンテナマークのところに「H」あるいは「G」が表示されるようになるはずです。
なお、いろいろ検索すると、上記に加え「ユーザ名: axis」「パスワード:123456」と設定するような記述もありますが、私の場合はユーザ名・パスワードは不要でAPNだけ設定すればOKでした。
データ通信パッケージの設定
多くのプリペイドSIMカードにはデータ通信をお得に行うためのデータ通信パッケージ(インターネットパック, データプラン etc)があり、多くの場合は別途申し込む必要があります。
しかし、「AXIS Pro」のプリペイドSIMカードを買うと、何もすることなくデータ通信パッケージ(30日で1.5GB)が有効になっています。
なのでAPNの設定をしたらそのままデータ通信を行うことができます。
チャージ(リロード)
前回説明したように「AXIS Pro」の初期残高は「0」です。このため電話をかけることができません。
私はプリペイドSIMカードの購入時に一緒に10000IDR(100円)分のリロードをお願いしました。このリロード操作も店員さんがお店の携帯を使って行ってくれました。
自分で行う場合は、リロードを行うための番号を入手して、「*888*リロード番号#」に発信すればOKです。
まとめ
今回はAXISのプリペイドSIMカード「AXIS Pro」の初期設定を行いました。
あらかじめデータ通信パッケージが有効になっているため、APNの設定を行うだけでデータ通信が気兼ねなく行えます。データ通信パッケージの設定は面倒な場合が多いので、これは助かりました。
次回はAXISのプリペイドSIMカードの実際の使い勝手を紹介します。
コメント