2016年2月にバリ島でTelkomselのプリペイドSIMカードを購入しました!
中華Padのほうがうまくいかない(「中華Pad(TECLAST P81HD)を試す その9 赤札天国ファームウェアの状況」参照)ので、気分を変えて海外SIMカードネタ。
去年(2011年)の9月にインドネシアにAQUOS PHONE SH-12Cを持っていったので、そのことを記事にしたいと思います。
当時集めた資料と記憶を元に記事にするので、もしかしたら現在の状況とは違うかもしれません。できるだけ最新の情報にアクセスできるようにリンクは設定しようと思います。
念のため記載しておきますが、私のAQUOS PHONE SH-12CはSIMロック解除済みです!
事前に情報収集
滞在期間が4日間程度だったので、タイ編(「海外でプリペイドSIMを使う タイ編1: 調査」参照)のように試行錯誤はできませんでした。
あらかじめ日本で情報を仕入れてから行きました。参考になったのは下記のページです。
ま、これだけ読んでおけばほぼ解決なのですが、それではネタがなくなってしまいますので、自分なりに試したことを書いていきます。
検討
インドネシア語→日本語は怪しいですが、インドネシア語→英語はかなり精度が良いです。
上記のページを読んで、携帯電話会社はとりあえず情報が多いTELKOMSEL(http://www.telkomsel.com/)にすることにしました。
TELKOMSELのSIMカードの一覧はTELKOMSELのWebページでSimpatiを選ぶと見ることができます。
データ通信に向いたプリペイドSIMカードは「Perdana FLASH Unlimited」と「simPATI freedom」があるようなのですが、「Perdana FLASH Unlimited」のほうはデータ通信専用で電話ができないようなので、万が一通話が必要になったとき(ホテルへの連絡とか・・・)を考えて「simPATI freedom」のほうを第一候補にしました。
simPATI freedomの場合で問題なのはデータ通信の費用です。「simPATI freedom」には1MBほどの無料通信枠がついてくるのですが、それ以降は従量制です。1MBはすぐ使い切ることが予想されます。そこで、データ通信パッケージも調べておきます。TELKOMSELはデータ通信を「flash with simPATI」という名前をつけているようです。
これは英語に翻訳した状態です。「HSDPA/3G/EDGE/GPRSをサポートして最高で7.2Mbps(下り)」なんて書いてありますね。
加入できるデータ通信パッケージは「Paket Telkomsel Flash(リンク切れ)」のページで見ることができます。simPATI freedomのユーザは下のほうの「Pra Bayer (simPATI, Kartu As, & Perdana Flash)」の項に書いてあるパッケージを購入できます。
2012年03月現在は下記のようなパッケージがあります(2011年9月も同じ状態でした)。なお、新興国は物価の高騰などで状況が変わりやすいので、必ず最新の情報を確認しましょう。
価格 | 通信速度 | 使用可能データ量 | 有効期間 |
5.000インドネシア・ルピア | 最高384 kbps | 30 MB | 1 日 |
10.000インドネシア・ルピア | 最高 1 Mbps | 60 MB | 1 日 |
50.000インドネシア・ルピア | 最高 512 kbps | 300 MB | 14 日 |
100.000インドネシア・ルピア | 最高 1 Mbps | 1 GB | 30 日 |
200.000インドネシア・ルピア | 最高 2 Mbps | 2.5 GB | 30 日 |
1インドネシア・ルピアはおおよそ0.01円です。つまりゼロを2つとればおおよそ日本円になります。
今回の作戦
検討結果を元に、私はインドネシアでのモバイルインターネットを次のように行う作戦を立てました。
- 会社はTELKOMSELにする。
- プリペイドSIMカードは「simPATI freedom」にする。
- プリペイドSIMカードはジャカルタ・スカルノハッタ国際空港で購入する。街中より外国人対応になれていることが期待できる。
- インターネット用のデータ通信パッケージをつける。期間を考えれば300MB/14日のパッケージだが、通信量が不安なので1GB/30日のパッケージとする。
SIMカードの購入
荷物受入れエリアの店舗は閉鎖されていました。その代わり、税関を抜けた到着ロビーの「Cellular Queen Shop」というお店でプリペイドSIMカードが購入できます!
いよいよ現地での内容になります。
ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港に到着して入国審査を済ませたら、預けた荷物がなくても荷物受け取りエリアに進みます。
するとITmediaやshimajiro@mobilerの記事のとおりプリペイドSIMカードのお店がありました(このあとの税関を抜けるとここに戻ってこれないので注意!)。
インドネシア・ルピアを近くにあるATMでキャッシングしたあとに、店員さんにAQUOS PHONE SH-12Cを見せつつプリペイドSIMカードをくれと伝えます。英語で「I want to use Internet. Do you have pre-paid SIM?」でも聞けば大丈夫です。日本国内モデルのAQUOS PHONE SH-12Cなんて知らないので怪訝な顔をされますが、「Galaxy, same! same!」というを理解してくれます。
(Galaxy same作戦は結構使えたりするのです。悲しいことにAndroid端末ではGalaxyが一番の知名度なんですね)
ここで「Perdana FLASH Unlimited」と「simPATI freedom」がでてきて、当初の作戦通りに「simPATI freedom」の方を入手します。
金額は忘れてしまいました。ITmediaの記事によると50,000インドネシア・ルピア(約500円)みたいですね。
まとめ
今回は無事にプリペイドSIMカードを入手できたことを紹介しました。
事前に情報を調べておいたおかげでジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港で難なく入手することができました。
次回はこのSIMカードをアクティベートしてデータ通信を行うところまで記載したいと思います。
コメント
[…] インドネシアでプリペイドSIMを使う その1: TelkomselのプリペイドSIMカードを購入 […]
プリペイドSIMについて知り合いの日本人に聞かれて、ノート化しようとしたが
ゴーグルに検索するとこのようなブログがいて、助かりました。
コメントありがとうございます!
お役に立ったようでよかったです。