前回は中国・広東で買ったChina UnicomのプリペイドSIMカードの初期設定を行いました。
無事に3Gデータ通信ができるようになったので、今回は実際の使い勝手を紹介します。
データ通信速度
プリペイドSIMカードのパッケージには21Mb/sと書いてあったのでやはり気になります。
いつものSpeedTest.Netを使って測定しようと思ったのですが、なかなか通信がHSDPA(ステータスバーのアンテナマークにH)で安定せず困りました。なぜか「3G」のままの状態が多かったです。
そんな中で、珍しくHSDPA&アンテナ4本の瞬間に測定したのが下記の結果です。
21Mb/sには遠く及びませんが、そこそこ早いです。使った感じも3G/HSDPA接続ならばイライラするということはありませんでした。
ちなみに、上海のときが下り1950kbps・上り1864Mbpsなので、下りは今回の方がだいぶ早いですね。
残高照会
残高照会は「10010」にSMSを送ることによって行います。これは上海のChina Unicomの場合と一緒です。
送る文字列は「CXYE」「HF」「YE」のいずれかです(どれでも結果は同じです)。上海のときは「YE」が残高照会、「HF」が当月の使用料金紹介でしたが、広東では残高照会の方法しかわかりませんでした。
残高照会の結果は次のように送られてきます。
Google翻訳の結果から推定すると「残額: 67.10元、無料データ通信: 残り322.58MB (うち、省内は322.58MB)、無料通話 0分」ということのようです。
無料データ通信の残量と省内の利用可能量が同じ数字なので、おそらく広東省外でデータ通信を行うとこの無料データ通信量には含まれず、従量制で課金されることになるのだと思います。
データ通信量詳細
「10010」に「CXLL」という内容のSMSを送信すると、詳細なデータ通信の状況が送られてきます。
これも翻訳してみると
当月のインターネット使用量 23.53MB。
- 中国国内 0.00MB使用、残り0.00MB、広東省内 23.53MB使用、残り299.05MB
- ローカル(?) 0.00MB使用、残り0.00MB
- ダウンロード(?) 0.00MB使用、残り0.00MB
- データパッケージ外の無料通信 0.00MB、有料通信 0.00MB、課金は0.001元/KB。
- 月内に6GBを超えた場合は自動的に通信ができなくなる
ということのようです。
これを見てもわかるように、データ通信パッケージに含まれるのは広東省でのデータ通信だけになります。
まとめ
今回は中国・広東のChina UnicomのプリペイドSIMカードの使い勝手を紹介しました。
くだりの通信速度は上海より速く、結構快適です。
次回は広東のChina Unicomの料金プランについて考察します。
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