前回はベトナムとカンボジアの国境モックバイ(バベット)でmetfoneのプリペイドSIMを購入したことを紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードの初期設定をしたいと思います。
初期設定と残高
初期設定は特にすることはありません。SIMカードをマイクロSIMサイズにカットしてAQUOS PHONE ZETA SH-02Eに挿入し、電源を入れるだけで使えるようになります(しかし、私の場合はなぜかうまくいかず、いったんリブートしたら認識しました)。
この時点ではまだデータ通信はできません。
残高確認は「*097#」に発信することにより行います。購入直後では次のように画面に表示されました。
なんと残高はたったの0.2ドル。SIMカード売りのおばちゃんは2.5ドルと言っていた気がするけど・・・
ただ、ほぼ同時に次のようなSMSが送られてきました。
どうやら通話とSMS用には購入直後から3.8ドル分は使えるようです。
データ通信(3Gサービス)の有効化
metfoneでデータ通信を行うためにはまずデータ通信の有効化しなければいけません。
これはSMSによって行います。
まず「133」に「ON」とだけ書いたSMSを送信します(「3G ON」でも良いはずですが私はうまくいきませんでした)。
3Gサービスに登録してよいかときかれるので再び「133」に「YES」を返信します。
これで申し込み完了です。この時点で一番基本的なデータプラン(MI0)が適用されます。MI0は基本料金ゼロで、100kbあたり0.22セントの従量制となります。この時点の残高が0.20ドル(20セント)なことから9MBぐらいは通信できそうです。
なお、この「133」からは続けて次のようなSMSが送られてきます。
また、別途次のようなSMSも送られてきます。
どうやら初めて3Gサービスに申し込むと、20MBの通信が無料でできるようです。初期残高が少ないのでこれはありがたいサービスです。
APNの設定
データ通信(3Gサービス)を有効にしただけではデータ通信を行うことができません。
スマートフォン側でAPNの設定をする必要があります。
「設定」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」
と選択してメニューキーを押して「新しいAPN」を選択します。
ここで次のように設定します。
名前 | metfone (何でも良い) |
---|---|
APN | Metfone |
ユーザ名 | なし(空欄) |
パスワード | なし(空欄) |
これでデータ通信が有効になるはずです(私の場合はリブートが必要でした)。
データ通信が使用可能になった時点ではバスで移動中だったのでEDGEでつながりました。
まとめ
今回は購入したmetfoneのプリペイドSIMカードを設定してデータ通信をできるようにしました。
次回はmetfoneのプリペイドSIMカードでリチャージ(TOP UP)する方法について紹介したいと思います。
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