アルメニアでプリペイドSIMを使う その4: VivaCell MTSの実際の使い勝手

前回はアルメニアでVivaCell MTSの初期設定とステータス確認方法を紹介しました。

今回はこのプリペイドSIMカードを実際に使った様子を紹介します。

今回の記事は2018年8月の取材に基づいています。

現在とは状況が変わっているかもしれないのでご注意ください。

バンド (周波数)

事前の調査ではVivaCell MTSのバンドは

VivaCell MTS 3G Band 1 (2100MHz)
LTE Band 7 (2600MHz)

となっていました。

実際に使ってみたところ、確かにこの情報通りでした。

3G(HSPA+)の場合は、次のようにBand 1 (2100MHz)です。

3Gで接続した状態

LTEの場合はBand 7 (2600MHz)でした。

LTEで接続した状態

3GのBand 1は一般的な周波数なのでほとんどのスマートフォンで利用できると思います。

一方、LTEのBand 7には注意が必要です。iPhoneやPixelのようなグローバル版のスマートフォンでは対応していますが、日本国内モデルのスマートフォンでは対応していない場合があります。

スマートフォンがLTE Band 7に対応していない場合はLTEは使えず、3Gを使うことになります。

通信速度

通信速度はエレバン近郊にいるときに測定しました。

測定はspeednet.netというソフトを利用しました。

Speedtest.net
Speedtest.net
Developer: Ookla
Price: Free

1回目: エレバン市内 18時頃

LTEで接続中です。測定結果は次の通りです。

LTEでの通信速度 1回目

かなり高速な数値が出ました。

夕方18時というとアクティブなユーザも多いと思いますが、この時間帯でこの速度が出るとは驚きです。

これならば動画閲覧も含め快適なモバイルライフが期待できます。

2回目: スヴァルトノッツ国際空港 11時頃

このときもLTEで接続中です。

LTEでの通信速度 2回目

1回目からは速度は落ちましたが、ダウンロード・アップロードともに実用十分です。

VivaCom MTSのプリペイドSIMカードを入手すれば快適に旅行ができると思います。

サービスエリア(カバレッジ)

通信速度が速くても通信できるエリアが狭かったら意味がありません。

今回のアルメニア滞在では、エレバンからゴリス方面・セバン湖方面などを移動しました。

この旅程において大きな都市ではLTE・それ以外(移動中も含む)は3Gという状況でした。私が確認した限りでは2Gに落ちることはありませんでした。

これくらいのカバレッジがあれば実用上困ることはありません。

なお、VivaCell MTSのオフィシャルなカバレッジ情報は下記になります。

ほぼ私の体感と一致していると思います。

まとめ

今回はアルメニアでVivaCell MTSのプリペイドSIMカードを実際に使った様子を紹介しました。

VivaCell MTSはアルメニアの多くの場所で3GあるいはLTEで通信可能です。LTEでの通信速度は非常に早く快適です。

アルメニアを旅行する方にはお勧めできるSIMカードだと思います。

次回は秘境であるナゴルノ・カラバフのプリペイドSIMカードを紹介します。