前回はAQUOS PHONE ZETA SH-02EのSIMロックを解除しました。
今回はSIMロック解除を活用するために、SIMカード(miniSIMカード)をmicroSIM化する方法について考えて見ます。
背景
SIMロックを解除した目的は、海外にいる際に現地のSIMカードを使うことです。これまで前機種AQUOS PHONE SH-12Cで10カ国以上のプリペイドSIMカードを使ってきました(海外プリペイドSIMカードまとめ)。
プリペイドSIMカードを買った国のうち、いくつかは再訪の予定があるので、購入済みのプリペイドSIMカードを再利用したいのですが、一つ大きな問題があります。
それはAQUOS PHONE ZETA SH-02Eで利用できるのはmicroSIMと呼ばれるサイズで、今までAQUOS PHONE SH-12Cで利用していたSIMカード(miniSIM)より一回り小さいものであるという点です。
下記の写真の左側がmicroSIM、右側がminiSIMになります。
当然、購入済みのプリペイドSIMカードはAQUOS PHONE SH-12Cで使うことが前提だったので、microSIMではありません(ドイツO2のプリペイドSIMだけは、デュアルタイプで取り外すことでmicroSIM化できました)。
つまりそのままではAQUOS PHONE ZETA SH-02Eでは使えないわけです。
SIMカードカッター
miniSIMとmicroSIMの差はカード周囲のサイズでだけだったりするので、実はがんばってカットすればminiSIMカードをmicroSIM化することができたりします。
カッターで手で切っても良いのですが、一発でカットするための工具が「SIMカードカッター」的な名称で売っていたりします。
今回はこのSIMカードカッターを入手して、手持ちのminiSIMをmicroSIM化してみることにしました。
カット!
失敗が怖いので実験台としてもう行かないであろうブルガリアのMTelという携帯電話会社のSIMを使ってみることにしました。
まずはAQUOS PHONE SH-12Cに挿入してみてSIMカードが生きているのを確認します。
確認が終わったらSIMカードをスマートフォンからはずして、SIMカッターにセットします。
そしてレバーに力をかけていきます。結構力が要るので、SIMカッターを床に置いて、上から力をかける感じにすると良いかもしれません。
そしてある程度力がかかると・・・バキッといって切断されます。
拡大するとこんな感じです。
写真を見るとわかるように切断面がきれいではないので、気になる場合はヤスリかなにかで整えておきます。つめきりについてくるヤスリで十分削れます。
ヤスリで削った粉がSIMカードについたまま使うとスマートフォンの故障の原因になるので、きれいにしておきます。
動作確認
それでは動作確認してみます。
カットしてmicroSIM状態になったSIMカードをAQUOS PHONE ZETA SH-02Eに装着して電源を入れます。
するとちゃんとローミング状態になります。端末の状態を確認してもSIMカードが認識され使えることがわかります。
念のため残高照会をしてみると、問題なくどうさしました。
どうやらカットには成功したようです。
調子に乗って3,4個カットしてみましたが今のところ問題なく使えています。
古いスマホで使う場合
microSIM化したスマホを古いスマホ(AQUOS PHONE SH-12C)で使う場合は、microSIMアダプタを使用すればOKです。
私の購入したSIMカッターにはアダプタが2個付属していました。ただちょっと精度が悪いのかうまくスマホに入らないので、下記の製品を使っています。
まとめ
今回はこれまで買ったSIMカードをカットしてmicroSIMサイズにしました。
これで今までのSIMカードがAQUOS PHONE ZETA SH-02Eでもそのまま使用することができます。
次回は久々にタイのSIMカードネタにしようかと思います。
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