Google Pixel 4で遊ぶ その6: ベンチマーク

Pixel 4
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前回は北米版Pixel 4でMotion Senseが使えるかどうかを試してみました。

今回はこのPixel 4でベンチマークソフトを動かしてみたいと思います。

このレビューで使っているPixel 4は北米版のPixel 4です。国内版とは違っているかもしれないのでご注意ください。

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Auntutuベンチマーク

AntutuベンチマークはAndroidでは定番のベンチマークソフトです。3Dの性能を見るためにAntutu 3DBenchもインストール済みです。

AnTuTu Benchmark
AnTuTu Benchmark
開発者: AnTuTu
金額: 無料
Antutu 3DBench
Antutu 3DBench
開発者: AnTuTu
金額: 無料

Antutuベンチマークを実行した結果は下記の通りです。ベンチマーク実施時は充電はせずにバッテリで駆動している状態です。

Antutu Benchmarkの結果

これまで私の手元で動かしたことがあるスマホ(中華スマホ)と比べると次の通りです。

スマホ CPU トータル 3D UX CPU RAM
Google
Pixel 4
Qualcomm
Snapdragon
855
(8コア, 2.84GHz)
429193 172219 60973 128941 67060
Google
Pixel 2
Qualcomm
Snapdragon
835
(8コア, 2.45GHz)
172652 69016 54989 38629 10018
Xiaomi
Mi5s
Qualcomm
Snapdragon
821
(8コア, 2.35GHz)
146650 59329 46553 30241 10527
Xiaomi
Redmi Note 4
MediaTek
Helio X20
(10コア, 2.1GHz)
84917 16255 36436 25494 6732
Xiaomi
Redmi Note 3 Pro
Qualcomm
Snapdragon
650
(6コア, 1.8GHz)
76188 18398 26366 24686 6738

何かスコアが劇的に増えているように見えますが、単にAntutuベンチマークのバージョンが変わって数値に互換性がなくなったからのような気もします。

実際にPixel 2と比べると確かにスムーズになった気がしますが、2倍以上の差があるかと言われると疑問です。

この表は参考程度にみてください。

AnTuTuベンチマークで表示できるランキングだと15位になりました。特に何も細工せずにこの順位なのでなかなか優秀ではないかと思います。

AnTuTu Benchmarkでのランキング

また、Antutuベンチマークではシステム情報を表示することができますので紹介しておきます。

基本情報

ストレージ

CPU

ディスプレイ

カメラ

バッテリー

OS

接続状態

ネットワーク

センサー

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GeekBench 5

こちらも定番のベンチマークソフトです。

Geekbench 5
Geekbench 5
開発者: Primate Labs Inc.
金額: 無料

結果は次の通りです。

GeekBench 5のスコア

もう少しスコアをブレークダウンした内容は次の通りです。

GeekBench 5のスコア (Single Core)

GeekBench 5のスコア (Multi Core)

GeekBench 5については過去のデータがないので比較ができないのが残念です。

スマホ CPU Single Core
Total Crypto Integer Floating
Google
Pixel 4
Qualcomm
Snapdragon
855
(8コア, 2.84GHz)
626 883 600 639
スマホ CPU Multi Core
Total Crypto Integer Floating
Google
Pixel 4
Qualcomm
Snapdragon
855
(8コア, 2.84GHz)
2631 3647 2541 2658

GeekBench 4

GeekBench 5だと過去の結果と比較できないので一つ前のGeekBench 4を使ってみました。

Geekbench 4
Geekbench 4
開発者: Primate Labs Inc.
金額: 無料

結果は次の通りです。

GeekBench 4のスコア

もう少しスコアをブレークダウンした内容は次の通りです。

GeekBench 4のスコア (Single Core)

GeekBench 4のスコア (Multi Core)

過去の結果と比較してみます。同じソフトを使っているので数値同士で比較できるはずです。

スマホ CPU Single Core
Total Crypto Integer Floating Mem
Google
Pixel 4
Qualcomm
Snapdragon
855
(8コア, 2.84GHz)
3027 1436 3203 2839 3310
Google
Pixel 2
Qualcomm
Snapdragon
835
(8コア, 2.45GHz)
1906 1194 2065 1387 2506
Xiaomi
Mi5s
Qualcomm
Snapdragon
821
(8コア, 2.35GHz)
1690 736 1471 1583 2584
Xiaomi
Redmi Note 4
MediaTek
Helio X20
(10コア, 2.1GHz)
1544 1106 1505 1220 2226
スマホ CPU Multi Core
Total Crypto Integer Floating Mem
Google
Pixel 4
Qualcomm
Snapdragon
855
(8コア, 2.84GHz)
10390 6972 13208 11115 3815
Google
Pixel 2
Qualcomm
Snapdragon
835
(8コア, 2.45GHz)
6359 5747 8382 5887 2669
Xiaomi
Mi5s
Qualcomm
Snapdragon
821
(8コア, 2.35GHz)
4216 2014 4580 4708 3213
Xiaomi
Redmi Note 4
MediaTek
Helio X20
(10コア, 2.1GHz)
4669 4392 5925 4471 2211

これを見るとGoogle Pixel 4はGoogle Pixel 2からすべての項目で順調に性能が向上していることが分かります。

数値を見てみるとXiaomi Mi5s (Snapdragon 821)→Google Pixel 2 (Snapdragon 835)の伸びより、Google Pixel 2→Google Pixel 4の伸びの方が大幅に大きいことが分かります。

まとめ

今回はGoogle Pixel 4でベンチマークソフトを実行してみました。

いままで使っていたPixel 2からは2年経過していることもあり、ベンチマークスコアも大きく向上しました。やはり二年の進化というのは大きいです。

古いスマホを使っている方には乗り換える価値はありそうです。

次回はPixel 4のブートローダをアンロックしようと思います。

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