USB電源チェッカーで遊ぶ その2: 測定

USB

前回はGeekBuyingでUSB電源チェッカーを買ってみました。

配送までは時間が買ったものの、商品としては問題なさそうです。

今回はこのUSB電源チェッカーを使って実際にUSBの電圧・電流を測ってみました。

なおGeekBuyingからの個人輸入を試してみたい方は下記を参照してみてください。

今回は中国の通販サイトであるGeekBuyingの使い方について紹介します。 品ぞろえはGearBestに及ばない感じですが、サイトの作り・取扱商品を見るとGearBestの対抗馬となるサイトだと思います。中華タブレットや中華スマホを買うときには、GeekBuyingも確認してみるとよいでしょう。

測定の状況

モバイルバッテリー(cheero Power Plus 2 mini)からNexus5に充電している状況を測定しているのが下記の写真です。ちょっと汚い写真ですがこんな感じでUSB電源チェッカーを間に挟んで使います。

測定の様子

画面にはこんな感じで測定状況が表示されます。注目すべきは真ん中の数値です。これがNexus5に流れていく電流になります。この数値が大きければ大きいほど一般的には充電が早くなります。

測定値の表示

一番下の「13」というのは累計の充電量(mAh)です。これは本体のボタンを長押しするとリセットされます。

また右下の「7」というのは、充電量を9つ保持できるので、その7番目を使っているという意味です。まぁ、9つも充電量を覚える必要もないのであまり気にする必要はないと思います。

ケーブルの違い

それではケーブルを変えてみてこの測定値がどう変わるのかを見てみましょう。

電源にはRedMi Note 3 Pro付属のUSB ACアダプタ、充電対象にはRedMi Note 3 Proを使いました。このUSB-ACアダプタの出力仕様は次のようになっています。

出力電圧 5V
出力電流 2.1A

したがって、まともなケーブルを使えば、2A近い電流が流れて高速に充電できるはずです。

ケーブルは適当に家に転がっていたものを使いました。一応ケーブルの出自は書いてありますが、記憶違いかもあるかもしれません。

ケーブルの種類 長さ(cm) 電圧(V) 電流(A)
RedMi Note 3 Pro付属の
ケーブル
120 5.27 1.78
100円ショップの
高速充電対応
ケーブル
52 5.22 1.41
使っていて
充電が早いと感じた
ケーブル
80 5.24 1.74
Nexus7付属の
ケーブル
88 5.22 1.40
100円ショップで購入した
ケーブル
100 5.18 0.70
Teclast X16 Plus付属の
ケーブル
73 5.22 1.98
モバイルバッテリ
cheero Power Plus 2 mini付属の
ケーブル
100 5.18 0.90

驚くべきことにケーブルによって電流量が全然違いました。一番電流が小さいケーブルと、大きいケーブルでその差は2倍以上あります。

ケーブルが短い方が電流量が大きい傾向はありますが絶対ではありません。

とにかく測定をして電流量が小さいケーブルはさっさと捨ててしまうか、「充電遅い」というラベルでもつけておくとよいでしょう。

USB-ACアダプタの違い

次にUSB-ACアダプタを変えて測定値がどう変わるかを見てみます。

充電対象はRedMi Note 3 Proで、ケーブルは測定で一番優秀だったTeclast X16 Plusのケーブルを使ってみます。

USB-ACアダプタは家に転がっていたものを使いました。

USB-AC充電器の種類 出力仕様(A) 電圧(V) 電流(A)
RedMi Note 3 Pro付属 2.0 5.27 1.98
Nexus5付属 1.8 5.08 1.78
Chuwi Hi8 Pro付属 2.0 5.13 1.85
100円ショップ 1.0 5.04 0.95
2ポート USB充電器 2.1A口 2.1 5.29 0.47
2ポート USB充電器 1.0A口 1.0 5.10 0.49
オズマ USB充電器 1.0 5.24 0.95
上海問屋 2ポート USB充電器 2.0 4.95 1.59

これも驚くべき結果となりました。出力仕様と実際に測定した電流にかんらずしも相関関係があるわけではないのです。

特に2.1A出力をうたう2ポートUSB充電器のひどさには閉口しました。

充電対象の違い

最後に充電対象を変えて測定値がどう変わるかを見てみます。

USB-ACアダプタにはChuwi Hi8 Pro付属のものを使い、ケーブルにはTeclast X16 Plus付属のものを使います。ただし、Chuwi- Hi8 Proに充電するときだけは、Chuwi Hi8 ProがUSB Type-C対応のためケーブルを変えています。

結果は次の通りです。

電圧(V) 電流(A)
Nexus5 5.18 0.98
RedMi Note 3 Pro 5.13 1.85
Nexus7 5.22 0.45
Chuwi Hi8 Pro 5.15 1.60
Teclast X16 Plus 5.17 1.72

Nexus5を充電するときには0.98Aの電流しか流れていなかったのですが、受電対象をRedMi Note 3 Plusにすると1.72Aまで流れるようになりました。

充電の場合は、充電対象が必要な電流を引き出す形になるので、充電対象によって流れる電流も大きく変わるようです。

まとめ

今回はGeekBuyingで購入したUSB電源チェッカーを使って様々な組み合わせを測定してみました。

測定した結果、流れる電流の量はケーブル・充電器・充電対象の組み合わせによって大きく変わることがわかりました。日頃、充電が遅いと感じている方はUSB電源チェッカーを使って確認することをお勧めします。

次回はUSBチャージャーを個人輸入したことを紹介します。