今回は海外通販のGeekBuyingでXiaomiの8インチタブレットMi Pad 4のプリセール(先行予約販売)がスタートしたことを紹介します。
なおGeekBuyingで購入してみようという方は下記を参照してみてください。
GeekBuyingから入手した情報によりますと、先行予約の製品は中国版のROMのようです。
中国版ROMの場合、メニューの日本語表示や、Google系アプリ(Play Store, Mail, Mapなど)の利用できません。
日本国内で普通に利用するには自力でのGoogle系アプリの導入や、MoreLocale2のインストールが必要になると思います。
以前スマートフォンで同様の作業をたことがあるので、参考にしてみてください。
Xiaomiのタブレット
Xiaomiといえば高コストパフォーマンスのスマートフォンで有名なメーカーです。
一時は業績悪化との話もありましたがが、インド市場の攻略に成功し、ここのところは非常に活発に製品を発表しています。
そんなスマートフォンメーカといういう印象のあるXiaomiですが、実はタブレット製品も発売しています。
これまでMi Padという名前で合計3世代の製品を発売しています。
三代目のMi Pad 3については当サイトでもレビューしています。
このMi Pad 3は非常に完成度が高く、ベストなAndroidタブレットの一つといえそうな良い商品だったのですが、半年ほどで各通販サイトから在庫が消えてしまい購入ができなくなってしまいました。
XiaomiのサイトからもMi Pad情報は消えてしまい、Xiaomiはタブレットから撤退したのかと思っておりました。
Xiaomi Mi Pad 4登場!
さてもう終了したかと思っていたXiaomiのタブレットですが、なんと約1年ぶりに新製品が発表されました!
4代目ということで名前はもちろん「Mi Pad 4」です。
Mi Pad 4には「Wi-Fiモデル」と「LTEモデル」あり、Wi-FiはRAM/ROMが3GB/32GBのスタンダード版と4GB/64GBの上位版が用意され、LTEモデルは4GB/64GBのみになります。
スペックを比較すると次のようになります。
Mi Pad 4 (LTEモデル) |
Mi Pad 4 (Wi-Fiモデル) |
Mi Pad 3 | |
---|---|---|---|
写真 | |||
CPU | Qualcomm Snapdragon 660 Octa Core, 2.2GHz |
MediaTek MT8176 Hexa Core, 2.1GHz |
|
RAM | 4GB | ||
ROM | 64GB | ||
microSD | 最大256GB | なし | |
ディスプレイ | 8インチ 1920×1200 |
7.9インチ 2048×1536 |
|
カメラ | メイン: 13MP フロント: 5MP |
||
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz + 5GHz) |
||
LTE | FDD-LTE: B1/3/5/7/8 TDD-LTE: B34/B38/39/40/41 |
なし | |
Intaferface | USB Type-C | ||
GPS | あり | なし | なし |
バッテリ | 6600mAh | ||
サイズ | 200.2 x 120.3 x 7.9 mm | 200×132.6×6.95mm | |
重さ | 342g | 328g | |
OS | MIUI9 (Android 8.1) |
MIUI 8 (Android 6) |
|
価格 | 319.99ドル | 299.99ドル | 販売終了 |
この表にはスペースの関係で載せませんでしたが、Mi Pad 4 Wi-Fiモデルの3GB/32GB版は239.99ドルという値付けとなっています。
Mi Pad 3とMi Pad 4を比較すると、単純にスペックアップしたと思われるのは
- CPUの強化 (MediaTek MT8175 → Snapdragon 660)
- microSDのサポート
- LTEのサポート (LTEモデルのみ)
- GPSのサポート (LTEモデルのみ)
となると思います。
逆にスペックダウンしたかなと思う点は
- ディスプレイの解像度 (2048×1536 → 1920×1200)
- 重量の増加 (328g→342g)
でしょうか。
ディスプレイの解像度が落ちたのは評価が分かれるところと思います。
8インチ 1920×1200でも十分な高解像度と言えますが・・・
Xiaomi Mi Pad 4の紹介!
それではMi Pad 4の特徴について、簡単に紹介していきます。
特に記載がない限りはWi-Fiモデル/LTEモデル共通の特徴です。
まずは性能を決めるプロセッサーです。
先代のMi Pad 3はMediaTek製のタブレット用CPUでしたが、Mi Pad 4ではミドルハイクラスのスマートフォンで利用されているSnapdragon 660を搭載してきました。
これにより単なる処理速度だけでなく、AI処理なども強化されているはずです。
また、Snapdragonシリーズは業界標準のCPUとして、ゲームなどの互換性が高いことが知られています。タブレットの大画面でゲームを楽しみたい方にはうれしい変更なのではないかと思います。
カメラについては画素数は据え置きとなりますが、Snapdragon 660のAI機能を活用してよりきれいな写真が撮影できるようになっているようです。
この説明では、動画・静止画関係なく美肌モードやHDRモードが使用できると記載されています。
バッテリーは先代と変わりませんが、12時間の動画再生・8時間のゲーム利用など長時間の利用が可能です。
これだけつかれば、長距離国際線フライトなども充電無しで乗り切れそうです。
コネクティビティについてはWi-Fiが2×2に対応しており、最大866Mbpsの通信を行うことができます。
またLTEモデルではSIMカードを挿入することにより常時接続が可能となります。
対応バンドにB1とB3が含まれているので、周波数的には日本でも使うことができます。
海外通販サイトで販売されている無線機器は日本国内の技術基準適合証明を取得していない可能性があります。
そのような機器を日本国内で使用すると、電波法違反に問われる場合もあります。
本ブログは技術標準適合証明を未取得の機器の利用を推奨しているわけではありません。
LTEモデルがよいか、Wi-Fiモデルがよいかは迷うところですが、4GB/64GB版を買うならば価格差が20ドルしかないので、LTEモデルを購入する方が良いのではないかと思います。
GPSはLTEモデルにしか搭載されていないということもLTEモデルの先手の後押しになるのではないかと思います。
GeekBuyingによるプリセール
ここまで紹介してきたMi Pad 4ですが、海外通販のGeekBuyingでは早くも先行予約販売をを開始しています。
取り扱っているのは、カラー・ROM/RAM等の組み合わせで6機種となります。
この6機種のうちブラックのWi-Fiモデルには割り引くクーポンが発行されているので、安く購入できるの注目です。
ただし先行予約ということもあって、出荷はしばらく後になります。
現在の予定では7月末の出荷になるようです。
まとめ
今回は海外通販のGeekBuyingでXiaomiの新タブレットMi Pad 4の先行予約販売を開始したことを紹介しました。
Xiaomiにとって4代目のタブレットとなるMi Pad 4はCPUにSnapdragon 660を搭載して、ミドルハイクラスのスマートフォンに匹敵する性能を持つタブレットに仕上がっています。
もちろんXiaomらしいシンプルでどこにでもなじむデザインにも注目です。
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