当初の予定では前回の「中華Pad(TECLAST P81HD)を試す その14 ICSでベンチマーク」の第二弾として、「Vallamo Mobile Web Benchmark」と「Smartbench 2012」でベンチマークを行う予定だったのですが・・・
大変残念なお知らせです。
私のTECLAST P81HDが突然死しました。本当に突然。恐るべし中華クォリティ・・・
突然死
突然不調になったのは前回の「中華Pad(TECLAST P81HD)を試す その14 ICSでベンチマーク」のあとのこと。
Quadrant Standardのベンチマークを終えてそのままスタンバイ状態にしておいておよそ1日後。次のベンチマークをしようと電源ボタンを押しても復帰しない。正確には一時的に画面が明るくなったような気がしたけど、Androidの画面が表示されない。
何か暴走したかと思い、ピンでリセットボタン(ACアダプタコネクタの右隣の穴)を押して再起動しても、TECLASTのロゴが出た後に画面真っ暗になってしまう。なんで??
蘇生・・・
少なくてもAndroidが起動しないという状況には間違えない。なんかの拍子でAndroidのファイルが壊れたのかもしれないし・・・(そんなこと普通はありえないですけど)
できることはファームウェアを書き直すことぐらいしかなさそうです。
「中華Pad(TECLAST P81HD)を試す その10 ICSに更新!?」の手順に従いICS(Android 4.0)のファームウェアを書き換えてみます。
まずは「音量大ボタン」を押しながらUSBケーブルを挿すと・・・ちゃんとWindowsが認識した!とりあえずUSBブートモードは生きています。これならファームウェアの書き直しができそうです。
次に「升级程序.exe」を起動してICS(Android 4.0)のファームウェアのファイルを選んで「Restore」!おお、、、ちゃんと書き込める!そして書き込みにも成功!
蘇生成功か!・・・と思ったけれども甘かったです。
ファームウェアの書き換え後、TECLAST P81HDが再起動して更新作業をすると・・・とまってしまうんです。
画面には「Formatting /data…」と表示されたまま先に進まず。
ためしに「中華Pad(TECLAST P81HD)を試す その6 ファームウェア更新」で使ったファームウェアも試してみましたが、同じ状態でとまってしまいました。
まとめ
お手上げです。完全なただの板に成り下がってしまいました。
買ってから4ヶ月ほどで再起不能になるとは恐ろしいクォリティです。
状況から見るにAndroidのシステムを格納するフラッシュROMが読み書きできなくなっているものと思います。
ファームウェアをたびたび更新したことと因果関係があるかどうかはわかりません。確かにフラッシュROMには書き換え寿命があるのですが、書き換え寿命は何十回なんて数ではなく何千何万という単位のはずです。
すべてが自己責任。これが中華Padの世界なのでしょう。
さて、このあとはどうするべきか。新しい中華Padを買うべきか!?そのまえにTECLAST P81HDを分解すべきか!?
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