今回はクラウドファンディングサイトのIndiegogoに面白い製品が登場したことを紹介します。
クラウドファンディングとは
クラウドファンディングとはインターネットを通じて多くのユーザから資金を調達する方法です。
優れたアイデアを持っていても製品化や製造を行う資金がないベンチャーが活用する資金調達方法です。
このクラウドファンディグのプラットフォームとして世界的に有名なのが「Indiegogo」「KickStarter」の二つです。
今回紹介するのはIndiegogoで立ち上げられたプロジェクトです。
全自動歯ブラシ Babahu X1
今回紹介するのは下記のプロジェクトです。
製品名は「Babahu X1」で製品イメージは下の写真の様になります。
写真だけ見るとこの製品が一体何なのかわからないかもしれませんが、この製品は歯ブラシです。
これまでの歯ブラシというとブラシが付いたスティック状の製品を思い浮かべると思いますが、このBabahu X1は全く違う形状をしています。
Babahu X1の使い方
歯ブラシと聞けばBabahu X1の使い方はわかるかもしれません。
歯磨きの方法は
- Babahu X1を充電しておく
- Babahu X1に歯磨き粉をつける
- Babahu X1のマウスピース部分をくわえる
- Babahu X1の電源をオンにする
だけです。電源をオンにしたらあとは全自動で歯磨きが行われるので、従来の歯ブラシのように手を動かす必要がありません。
完全にハンズフリーで歯磨きができるので、歯磨き中に新聞を読んだりスマホをチェックしたりと時間をゆこうに使えます。
電動歯ブラシでもブラシを当てる位置を自分で動かす必要があったのが、それも全く不要になると言うことです。
Babahu X1の特徴
実は1年ぐらい前に同様のコンセプトの製品が話題になったことがありました。
そのため、マウスピース型の歯ブラシとしてはBabahu X1は世界初というわけではありません。
調べてみるとBabahu X1の特徴は下記のポイントとなりそうです。
- インテリジェント・パーティショニング・アルゴリズム
- 効果的なブラッシング
- IPX7の防水とアンチドロップボディ
「インテリジェント・パーティショニング・アルゴリズム」というのは、どうやらユーザの歯並びに合わせてマウスピースが振動する仕組みのようです。
単純に考えるとマウスピース部分は一律に振動するように思いますが、Babahu X1ではマウスピースをいくつかの部分に分割してブラッシングパターン切り替えるようです。
このため八重歯がある場合でもきれいに歯磨きできるとのことです。
「効率的なブラッシング」というのは、マウスピースのブラスが歯に対して45度の角度で当たるようにデザインされ、6方向から包み込むようにブラッシングすることを示しています。
歯医者さんで歯ブラシの指導を受けた方は、歯ブラシを歯に斜めに当てるように言われると思います。Babahu X1では歯医者さんお勧めのブラッシングを自動的にやってくれることになります。
「IPX7の防水とアンチドロップボディ」というのは、洗面所で使うで持ちの製品としてはうれしい機能だと思います。
IPX7というのは水没しても動作するレベルの防水性能と言うことです。浴室での利用も問題ないのではないかと思います。
充電方式として無線給電(Qi)を採用しているのも防水性能の向上に寄与しているのではないかと思います。
ちなみに、マウスピースは小児用(2~6歳)・子供用(6~13歳)・大人用(13歳以上)の3サイズが用意されているようです。
子供向けには下の写真のような可愛らしいデザインも用意されています。
価格と購入方法
気になるBabahu X1の価格ですが残念ながらまだ発表されていません。
ただ、先着300名に限定で58%オフの特別先行予約価格を用意しているようです。
この先行予約はメールを登録したユーザのみ行えるようです。
気になる方はIndiegogoのサイトからメールアドレスを登録しておきましょう。
まとめ
今回はクラウドファンディングサイトIndiegogoに全自動歯ブラシBabahu X1がまもなく登場することを紹介しました。
Babahu X1はこれまでの歯ブラシは全く異なるマウスピース型の歯ブラシです。くわえるだけでブラッシングができるだけでなく、AIでユーザに最適なブラッシングをしてくれるという機能も気になるところです。
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