先日(AQUOS PHONE SH-12C メジャーアップデート)、AQUOS PHONE SH-12Cのソフトウェアをバージョンアップ(メジャーアップデート)しました。
2chをはじめとする世間では、メジャーアップデートによって「バッテリ持ちが良くなった」という人と「バッテリ持ちが悪くなった」という人に分かれています。
いったいどういうことなのか・・・
環境
- Androidバージョン: 2.3.3
- ビルド番号: 01.01.02 (メジャーアップデート済)
- バッテリ: 1600mAhのMUGEN Powerバッテリ(「AQUOS PHONE SH-12C用大容量バッテリを試す」参照)
- ネットワークモード: 3Gのみ(GSMは切っています)
メジャーアップデート後の所感と疑惑
メジャーアップデート後、私の感覚では「バッテリ持ちは良くなった」という感じでした。それまでは、朝100%の状態で持ち出すと帰宅時には20~30%に減っていましたが、メジャーアップデート後は40%前後程度で済んでいました。
ところが、、、ある日、バッテリが急激に減っていくことがありました。何もしなくても減っていくし、Webブラウザを使おうものならみるみるバッテリがなくなっていきます。結局、この日は帰宅までバッテリが持たないという、最悪の状態でした。
結局バッテリがゼロになり、再度充電して使い始めると、バッテリは急激に減ることもなく普通につかます。ところが、また数日するとバッテリ馬鹿食い現象が発生したのです。
どうやら「バッテリ持ちが悪くなった」という説もウソではないようです。
調査
4日間の経過観察
まずはBattery Mixというソフトウェアをいれて監視をするようにします。
調査は9/6から始めました。9/6の時点では最後に再起動してから2日目だったともいます。
- 9/6 (2日目): 実に快調。帰宅してもバッテリが半分も減っていない!
- 9/7 (3日目): この日はややバッテリ消費が激しい。帰宅時には30%程度。
- 9/8 (4日目): バッテリ馬鹿食いモードきた! みるみるバッテリが減っていく! 結局、14時間ほどでバッテリがほぼ0
- 9/9 (5日目): バッテリ馬鹿食いモードとまらず!
この4日間のBattery Mixのグラフを重ねると・・・一目瞭然です!
おおよその使い方としては、朝に1時間程度、昼に1時間程度、夜に1時間程度利用という感じです。上記のグラフで7時前後や12時前後で急激に落ち込んでいるのがこの利用部分です。
逆に言うとそれ以外の部分は待機状態なのですが・・・・9/6と9/7と9/8でかなり待機状態でのバッテリ消費が違います。(9/8と9/9はほぼ同じ)。
この9/9の状態をもう少し見てみると・・・
これを見る限り何かのプロセスが暴走したわけではないことがわかります。いったい何なのでしょうか?
1日放置
バッテリ馬鹿食いモードに入った状態でいったんバッテリを100%まで充電して放置してみました。
きれいにバッテリを消費しています。この傾きはおおよそ9/8と9/9と同じです。バッテリ馬鹿食いモードを継続しているのが良くわかります。
このときの他の情報は・・・
当然のことながら何にも動いていません。それなのにこのバッテリ消費状況。
4.8%/hですから21時間程度しか待ち受けられないことになります。
スペック上の連続待ち受け時間は約 430時間。これは標準の1240mAhバッテリなので、1600mAhバッテリに換算すれば約555時間。
その差26倍。いくらウィジェットが動いているからといってこの差はありえないのでは?と思います。
これまでの結論
「メジャーアップデートをするとバッテリの持ちは良くなるが、あるとき突然、バッテリ消費が激しくなる」
今後の調査
いったん再起動してみて再び計測してみます。
なんとなく、再起動後50時間を越えたあたりからおかしくなるような・・・
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