スマートウォッチAmazfit T-Rexで遊ぶ その10: しばらく使った感想

スマートウォッチAmazfit T-Rexで遊ぶ その10: しばらく使った感想 スマートウォッチ
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前回はXiaomi(Huami)のスマートウォッチAmazfit T-RexをMi Fitアプリと組み合わせて使って見ました。

今回はしばらく使った感想を、Amazfit GTR 47mmと比べつつ紹介したいと思います。

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満足している点

まずはAmazift T-Rexを使って満足している点を紹介します。

比較対象はAmazfit GTR 47mmですが、満足している点がかなならずしもAmazfit GTR 47mm選りすぐれいてるというわけではない点にはご注意ください。

バッテリ寿命

Amazfit GTR 47mmは驚異的にバッテリー寿命が長かったですが、同世代の製品であるAmazfit T-Rexもやはり長寿命です。

実際に試したところ19日間の使用で、残りは8%でした。

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この19日間の使用状況は

  • GPSの使用(ランニングやサイクリングの計測)は合計30分程度
  • アラームやリマインダーはほぼ毎日(1日あたり3回ぐらい)
  • レビュー記事作成のため画面を点灯させることが多かった

という感じです。

10%を切ってからは数値の減りが遅くなるような傾向があり、もう数日は持ちそうな感じを受けました。ざっと3週間強は充電不要で利用できそうです。

Amazfit T-Rexは防水防塵性能を上げるためか、Amazfit GTR 47mmよりバッテリー容量が若干短くなっていますが、それでも十分なバッテリー寿命です。

これだけバッテリーが持てば1週間程度の旅行であれば充電器を持って行く必要はなさそうです。

デザイン

Amazfit T-RexのデザインはおそらくカシオのG-SHOCKをリスペクトしたデザインです。

Amazfit T-Rex 本体

このためスマートウォッチっぽさは感じられず、スポーティーな普通の腕時計っぽく感じられます。

このため着用していても目立つことはなく、また、カジュアルな職場であれば仕事中に使用しても差し支えないでしょう(ウォッチフェースにもよると思いますが)。

使用者の好みによりますが、私は「いかにもスマートウォッチ」というデザインはあまり好きではないので、このG-SHOCKリスペクトデザインはプラスです。

日本語対応

Amazfit T-Rexは中国のスマートフォンメーカーXiaomi系列のHuamiというメーカーの製品です。

いわゆる中華ガジェットとなりますが、日本語への対応状況はほぼ完璧です。

本体メニュー

Amazfit T-Rex本体のメニューだけでなく、本体ディスプレイに表示される通知類も日本語でも文字化けしません。これはAmazfit GTR 47mmと同様です。

もちろんスマートフォンアプリZeppも日本語対応しています。日本語でのサポートなどには課題がありますが、英語が苦手な方にも手の出しやすい状況なのではないかと思います。

操作性

Amazfit T-Rexは左右に2個ずつ、合計4個のプッシュボタンが用意されています。

このうち左側のボタンは画面の上下スワイプを代替えするためのボタンです。

この左側のボタンはAmazfit GTR 47mmにはありません。

これによりAmazfit T-Rexは手袋などで画面のタッチができない場合にもある程度の操作性を確保しています。

アウトドアアクティビティをしない方も、これから冬の季節で手袋をする機会も出てくると思います。

その際にはこの操作性が役に立つのではないかと思います。

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残念な点

続いてAmazfit T-Rexを使って感じたイマイチな点を紹介していきます。

アプリの完成度

Amazfitのスマートウォッチ用のアプリはZeppという名前に変りました。

名前だけでなく使い勝手もかなり良くなっています。

スマートウォッチAmazfit T-Rexで遊ぶ その3: 各種設定
今回はスマートウォッチAmazfit T-Rexと組み合わせて利用するスマホアプリZeppで行える設定項目を紹介します。Zeppアプリには多くの設定項目があり、Amazfit T-Rexの動作を好みにカスタマイズすることができます。ZeppアプリもAmazfit T-Rexも日本語に対応しているので、マニュアルがなくてもなんとかなるのではないかと思います。

日本語対応もされていますし、マニュアルがなくてもいろいろ試しながら使いこなすことができるでしょう。

ただ唯一残念なのはGoogle Fitとのデータ同期ができなくなるケースがあることです。

スマートウォッチAmazfit T-Rexで遊ぶ その8: Google Fitと連携する。しかし…
今回はAmazfit T-Rexで測定するデータをGoogle Fitで取り扱うために、ZeppアプリとGoogle Fitを連携させてみます。連携した日には測定データがうまくGoogle Fitに送られたのですが、なぜかその後はいっこうにデータが送信されません。他にも同じ状況のユーザがいることからどうやらどちらかのアプリに不具合があるようです。是非早く修正して欲しいところです。

もしかしたら原因はGoogle Fit側にあるのかもしれませんが、是非改良してもらいたい点です。

カスタマイズ性

Amazfit T-Rexでできるカスタマイズは、ウォッチフェースを変えることと本体メニューを絞り込むことぐらいです。

ウォッチフェースを変えられるのはスマートウォッチならではの楽しみだと思うのですが、Amazfit T-Rexの場合はちょっと注意が必要です。

プリインストールされているウォッチフェースならZeppアプリから簡単に変更できるのですが、サードパーティー製のウォッチフェースを導入するのは少々面倒なのです。

スマートウォッチAmazfit T-Rexで遊ぶ その7: ウォッチフェースを変更する
今回はXiaomi(Huami)のスマートウォッチAmazfit T-Rexのウォッチフェースを変更してみます。ウォッチフェースを色々切り替えられるのはスマートウォッチのよい点だと思います。Amazfit T-Rexにはサードパーティー製のウォッチフェースもたくさんでているので自分の気分に合わせて選択できるのではないかと思います。

これはAmazfit GTR 47mmと同じ欠点です。

もう少しウォッチフェースを変更しやすいとよいと思うのですが、残念です。

総合評価

Amazfit T-Rexを入手して3週間ほど使って見ましたが、それまで使っていたAmazfit GTR 47mmと甲乙つけがたい感じです。

Amazfit GTr 47mmよりはバッテリ寿命は短くなっていますが、それでも3週間は連続利用で、十分なバッテリー性能があります。

その他の機能はAmazfit GTR 47mmとほぼ同じで、あとはデザインの違いがあるくらいです。

最後は下記のような感じで外見で決めてしまって良いのではないかと思います。

  • G-SHOCK的な腕時計が好みの方→Amazfit T-Rex
  • スタンダードな腕時計が好みの方→Amazfit GTR 47mm
  • コンパクトな腕時計が好みの方→Amazfit GTR 42mm

[Amazfit_T-Rex_Product]

まとめ

今回はXiaomi(Huami)のスマートウォッチAmazfit T-Rexをしばらく使った感想を紹介しました。

このスマートウォッチは以前レビューしたAmazfit GTR 47mmと同様にバッテリー持ちが良く面倒な充電作業から解放してくれます。

Amazfit GTRシリーズとはほぼ機能が同じで、デザイン違いという関係なので、デザインの込みに合わせて選択すると良いでしょう。

次回はスマートフォンPixel 4の話題を紹介します。

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