今回は海外通販のBanggoodでXiaomi系列のPOCOから新製品の販売がスタートしたことを紹介します。
なお、Banggoodで購入してみようと思う方は下記を参照してください。
POCOブランドについて
POCOはXiaomiのサブブランドで、POCOあるいはPOCOPHONEとして非常にコストパフォーマンスに優れた製品を投入してきました。
初代のPOCO F1は当時のフラグシップCPUであるSnapdragon 845を、二代目のPOCO F2 PROもフラグシップCPUのSnapdragon 865を採用していました。
ちなみにPOCO F1とPOCO F2 PROの間には長いブランクがあり、一時POCOブランドは終了したかと思われておりました。
それでも価格はミドルハイクラスのスマートフォンのレンジに抑えられており、フラグシップキラーなどとも呼ばれることがありました。
このことからPOCOといえば「ハイエンドクラスの性能をミッドハイクラスの価格で提供する」というイメージとなっています。
ちなみにPOCOは確か独立したブランドになったような記憶があります。しかし、まだXiaomi系列として扱われることが多いのでここでもXiaomi POCOとしておきます。
POCO X3登場!
そんな中で登場したのがPOCO X3です。
- リンク POCO X3 新製品セール
スペックの概要を紹介すると次のようになります。
製品 | Xiaomi POCO X3 (NFC) (カラー:グレー/ブルー) | |
---|---|---|
写真 | ||
OS | MIUI 12 for POCO (Android 10ベース) | |
CPU | Qualcomm Snapdragon 732G (最大 2.3GHz) | |
RAM | 6GB | |
ストレージ | 内部 | 64GB / 128GB |
microSD | 最大256GB (SIM2と排他利用) | |
ディスプレイ | 6.67インチ 2400x1080 (120Hzリフレッシュレート対応) | |
カメラ | メイン: 64MP+13MP+2MP+2MP フロント20MP | |
音声出力 | 3.5mmヘッドホンジャック | |
指紋認証 | あり (側面) | |
ネットワーク | 2G | GSM B2/B3/B5/B8 |
3G | WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8 | |
LTE | LTE FDD: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B20 LTE TDD: B38/40/41 | |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | |
Bluetooh | 5.1 | |
NFC | あり | |
ボディ | サイズ | 165.3×76.8×9.4mm |
重さ | 215g | |
バッテリ | 5160mAh | |
その他 | IP53相当の防水 | |
価格 | 64GBモデル21,490円 (199.00ドル) 128GBモデル 26,889円(249.00ドル) 2020/9/22まで |
POCO X3の特徴
宣材を使いつつPOCO X3の特徴を紹介していきます。
世界初のSnapdragon 732Gを採用
POCO X3のCPUはQualcommの最新のミッドレンジCPUであるSnapdragon 732Gとなります。
このCPUは今月発表されたばかりで、採用されるのはこのPOCO X3が世界で最初のようです。
このSnapdragon 732Gの「G」はゲームの「G」です。
Snapdragon 732Gはスマートフォンでのゲームプレイを快適にするため、CPUだけでなくGPUも強化されているようです。
もちろんゲームをしないユーザであっても、十分なパフォーマンスが期待できます。
ゲームプレイに対応した冷却機能
スマートフォンで激しいゲームをするとスマートフォンが熱を持ってくることがあるはずです。
最近のスマートフォンのCPUは熱による破損を防ぐため、温度が上昇すると、CPUの処理速度をとして温度を下げようとします。このため、過熱した状態ではゲーム画面のフレームレートが落ちてしまったりします。
従ってスマートフォンでゲームをするために重要なのは、ボディをいかに効率的に冷却できるかということです。
POCO X3ではこの部分も抜かりはありません。
CPUの熱を熱伝導に優れたグラファイトとヒートパイプで外に逃がす構造になっているようです。
このため常にフルスピードでゲームが楽しめる、というのがウリになっています。
没入感を高めるディスプレイ
POCO X3のディスプレイは6.67インチとやや大型な部類になっています。
このディスプレイは狭額縁とパンチホール型のインカメラにより、表示部の専有面積が91.25%に及んでいます。
ゲームをプレーする場合や、動画を楽しむときなどは、ときは邪魔なベゼルが目立たず、没入感が期待できるはずです。
ちなみにこのディスプレイは120Hzのハイリフレッシュレートによる表示と、240Hzのタッチサンプリングに対応しています。
このあたりもゲームを強く意識していることがわかります。
ステレオスピーカーによる臨場感
ゲームや動画鑑賞において、表示と同様に重要なのはサウンドです。
POCO X3のスペックを見ると「Dual stereo speaker」に対応していると書かれています。
どうやら横位置でPOCO X3を使った時に、画面の左右からステレオでオーディオが出力されるようにデザインされているようです。
ゲームや動画鑑賞では横位置での利用が多くなると思いますので、リアルなサウンドが期待できます。
また、最近のスマホでは省略されがちな3.5mmオーディオジャックも搭載しております。手持ちのイヤホンやヘッドホンをそのまま利用できるのはうれしいのではないでしょうか。
長時間利用にも問題がない大容量バッテリー
POCO X3のバッテリー容量は5160mAhです。
POCOの情報によれば、フル充電しておけば
- 10時間のゲームプレイ
- 17時間の動画鑑賞
- 153時間のオーディオ再生
が可能ということです。
さすがに10時間もぶっ続けでゲームをすることはないでしょうから、これだけのバッテリーライフがあれば十分なはずです。
また、充電についても33Wの高速充電に対応しており
- 30分で62%の充電
- 65分で100%の充電
が可能とされています。
もちろんカメラも強力!
スマートフォンで最も利用される機能の一つがカメラだと思います。カメラ性能をスマートフォン選びの重要指標としている方も多いはずです。
POCO X3は価格は抑えられていますがカメラの性能は削られていません。
メインカメラはクワッド構成となっており、内訳は
- 6400万画素: メインセンサー、ソニー IMX682採用
- 1300万画素: 119度の超広角レンズ
- 200万画素: マクロカメラ
- 200万画素: 距離センサー
となっています。
もちろん最近のはやりのAIを使った撮影機能も豊富で、スペックから転記すると
- AI SkyScaping 3.0
- New photo filters: cyberpunk, gold vibes, black ice
- 6 long exposure modes
- AI photo clones
- Timed burst
- Pro mode
- Night mode
- Document mode 2.0
- AI scene detection
- Google Lens
- AI Beautify
- AI portrait mode
- Movie frame
- AI dynamic studio
という機能があるみたいです。
なかなか使いこなすのは大変そうですが、ナイトモードとかはソニーセンサーを使っているだけに期待ができそうです。
動画も4K 30fpsで記録できるようなので不足はないはずです。
ちなみにインカメラも2000万画素でAIアシストありとなっています。自撮りも綺麗にできることでしょう。
Banggoodでの新製品セール
海外通販のBanggoodでは9/15~9/22でこのPOCO X3のセールをしています。
- リンク POCO X3 新製品セール
このセールでは6+64GBモデルが199.00ドル(約21,490円)、6+128GBモデルが249.00ドル(約26,889円)となっています。
これに加えてオススメの配送方式である「日本ダイレクトメール」を使うと、送料が5.21ドル(約600円)かかります。
ちなみにBanggoodでは128GBモデルの方を押しているようで、128GBモデルを購入すると抽選で39.99ドル相当のスマホ冷却ファンBlack Shark Funcoolerが当たるそうです。
まとめ
今回は海外通販BanggoodでXiaomiの鬼コスパスマホPOCO X3の発売を開始したことを紹介しました。
POCO初のミッドレンジスマホですが、POCOブランドにふさわしいコストパフォーマンスとなっています。
ゲームプレイを意識したスペックですが、ゲームをしないユーザにも高い満足度が期待できそうです。
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