Debian 7(wheezy)でWordPress4.xを使う その2: バックアップ編

バックアップ

前回はDebian 7(wheezy)でWordPress4.xのパッケージ(jessie用のパッケージ)を使うための準備をしました。

今回は、パッケージをインストールする前に万が一に備えて各種データをバックアップします。

WordPressデータのバックアップ

WordPressのデータはプラグインを使うかサーバに直接ログインしてバックアップを行います。

テーマ・プラグイン・データベースのバックアップについては以前の記事を参照してください。

今回はWordPressのパッケージをアップデートするために、WordPress関係のファイルをバックアップします。 今回はWordPressのプラグインは使わず手動でバックアップしますが、本来はプラグインを使い定期的にバックアップするようにしたほうが良いでしょう。

さらにjessieのWordPressのパッケージを流用すると、システムの根幹をなすlibcパッケージがアップグレードされてしまいます。このため運が悪いとシステムが再起不能になる可能性があります。

したがって、WordPressのデータは、テーマ・プラグイン・データベースに加えて、アップロードファイル(uploadsディレクトリ)もバックアップしておきましょう。

システムの設定データのバックアップ

万が一システムが再起不能になった場合にすぐに再建できるように、/etcディレクトリはすべてバックアップを取っておきましょう。

sudo tar cfvz etc_`date +'%Y%m%d'`.tgz /etc/

作成したバックアップファイルはWinSCPか何かを使いローカルのPCにコピーしておきます。

Debianのパッケージ情報のバックアップ

/etcの下をバックアップしておけば、万が一システムが破壊された時も再設定しやすいのですが、もう一つバックアップしておいた方がよいのが、インストール済みのパッケージ一覧です。

現在使っているパッケージの一覧がわかれば、再インストールするときに同じパッケージをインストールしてしまえばよくなります。

パッケージ一覧の取得はdpkgコマンドの—get-selectionsオプションを利用します。

dpkg --get-selections > dpkg_`date +'%Y%m%d'`.txt

このファイルもローカルのPCにコピーしておきます。

その他のバックアップ

その他各ユーザのディレクトリ、/optディレクトリ、/usr/localディレクトリなどを必要に応じてバックアップしておきます。

まとめ

今回はWordPressをアップデートする前に、念のためとして各種ファイルをバックアップしました。

Debian wheezyでjessieのWordPressパッケージを使うとordPress関係以外のパッケージもつられてアップグレードされてしまうため、リスクがあります。最悪のケースを考えて、データをバックアップしておきましょう。

次回はWordPressパッケージをアップグレードします。