今回は出先での乾燥対策にUSBで使える小型の加湿器を購入したことを紹介します。
加湿器の必要性
冬のような乾燥した季節には加湿器が必要になります。
とくに寝るときに乾燥していると、喉を痛めてしまい、風邪を引く原因になります。
私は寝ているときに口を開ける(口呼吸になる)クセがあるようで、乾燥しているとすぐに喉を痛めてしまいます。
こんなときに効果を発揮するのが加湿器です。このブログでも以前、Xiaomiの加湿器を購入したことを紹介したことがあります。
自宅であればこのような据え置きタイプの加湿器を導入することによって、かなり状況を改善することができます。
しかし問題なのは外出先です。ホテルや実家などで加湿器が使えるとは限りません。
そこでUSBで動作する持ち運び可能な加湿器を調達することにしました。
USB タイプの加湿器を購入!
この手の製品を安く買うのに便利なのが海外通販のAliExpressです。
今回は一晩連続稼働させることを想定して、比較的水を多く入れられる製品を探しました。そこで見つけたのが下記の製品です。
ちなみに、Amazonや楽天で検索すると同じと思われる製品も見つけました。
価格はやっぱりAliExpressの方が安く、半額以下です。
なお、AliExpressでの購入方法については下記を参照してください。
製品の紹介
AliExpressで注文した加湿器は次のような状態で届きました。
国際物流をビニールだけの梱包でくぐり抜けたようです。
梱包を開けてみると、なんとかパッケージは原型をとどめていました。
パッケージをみてみると完全に中国語です。
この面にはこの製品の特徴が書かれているようです。
こちらの面には使用方法が書かれています。感じでなんとなくわかるようなわからないような気がします。
製品のスペックもパッケージに記載されています。
そしてパッケージ正面には注意事項が書かれています。注意事項に関してはありがたいことに英語が併記されていて解読ができます。
パッケージを開けて中身を確認すると「加湿器本体」「microUSBケーブル」「ペライチの説明書」そして「オマケのステッカー」が入っていました。
オマケのステッカーは販売店が入れたものです。最近のAliExpressでは各販売店が差をつけようとしているのかちょっとしたものが入っていることが多いです。
この加湿器はクリスマスの時期に購入したのでサンタクロースのステッカーが入っていました。
加湿器本体は非常にシンプルなデザインです。
正面側の本体の上部には動作時に点灯するLEDが埋め込まれています(しずく型の部分)。またその下の波線部分もLEDで点灯するようになっています。
AliExpressでの製品紹介では本体正面下部に「H2O Humidifier」と書かれているのですが、私が入手した加湿器はそのような印字はありません。
真っ白なシンプルなデザインになっています。
本体の背面側は給電用のmicroUSBポートがあるだけです。
本体上面には唯一の操作手段であるボタンと二つの噴霧口が用意されています。
また、使い方を説明するシールが貼られています。中国語なので漢字から内容を推測するしかありません。
おそらく左上で小さい字で書かれている内容は操作方法で、ボタンを押す毎に
- LED点灯 + 連続噴霧
- LED点灯 + 間欠噴霧
- LED消灯 + 噴霧停止
に切り替わることを説明しています。
またボタンを2秒長押しするとLEDが消灯します。
また、その下には使い方として
- 加湿器に十分な水道水を入れる
- 綿棒を3分間以上水に浸し、綿棒に十分に水を含ませる
- 電源に接続して、ボタンを一回押すとLEDが点灯し、噴霧が始まる
というようなことが書いてあるのだと思います。
このボタンがついている部分はパカッと外すことができます。
蓋を開けると水を入れる部分はただの容器であることがわかります。そして、上蓋にはロッドが2本ついています。
このロッドの部分は手で引っ張ると取り外すことができます。
さらにこのロッドはプラスチックパーツと綿棒に分解することができます。
この綿棒部分で水を吸い上げて、噴霧する仕組みとなっています。
ちなみに説明書はペライチですが、中国語面と英語面があり、これを見ればなんとか使い方がわかると思います。
使ってみた!
使い方は簡単です。
水を加湿器にたっぷり入れたら綿棒を3分ほど浸して水を含ませます。
あとは綿棒を装着したロッドを加湿器に接続し、USB電源に接続したら噴霧を開始します。
ボタンを押した直後から勢いよくミストを吹き出します。音はシャーっと言う音がしますが、小さいので気になりません。
LEDの色はレインボーカラー風に変ります。
ここでボタンを押すと左右交互に噴霧するようになります。単純に噴霧量は二分の一程度になるのではないかと思います。
テストが完了したら、実戦投入です。使ってみるのは睡眠時です。
LEDの色は邪魔なのでボタンを長押して消灯しておきました。
エアコン(暖房)をつけっぱなしにしてネタのですが、とりあえず喉は無事でした。8 時間ほど連続稼働させましたが、朝になっても水が残っていたので10時間は確実に連続動作できそうな感じです(スペック上は12時間連続動作可能)。
湿度計で確認したわけではないですが、外出時の加湿器としては使えそうと感じました。
ただ、1点気になる点がありました。それは床がびしょびしょになるということです。
エアコンの風が当たりにくいところに加湿器を置いたせいかもしれません。
この加湿器を床に置いて使うと、噴霧したミストが気化する前に落ちてきてしまい、その水分が床をびしゃびしゃにしてしまいます。
この加湿器を使う場合は
- 水分が床に落ちるまでに気化をするように、テーブルなど高い台の上に設置する
- 水分が設置面につくので拭き取りやすい材質の場所に設置する
- 水分の気化を促すためにエアコンの風が当たりやすい場所に設置する
が重要と感じました。
ただ加湿の役割は果たしてくれそうなので、乾燥シーズンに外泊する必要がある場合はこの加湿器を持って行こうと思います。
使い終わった後は、綿棒を十分乾燥させた方が良さそうです。
まとめ
今回はUSB電源で利用できる加湿器を購入したことを紹介しました。
ミスト式の加湿器のため、置き場所がぬれてしまうと言う課題があるものの、空中に水分を放出してくれるため、加湿の機能は十分果たせそうです。
この種の加湿器にしてはタンクが大きめのため一晩中つけっぱなしにして朝まで使えるのもよい点です。乾燥の季節の外出の際には活用しようと思います。
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