中華タブレットTeclast X98 Plus IIで遊ぶ その6: ベンチマーク

比較

前回は中華タブレットTeclast X98 Plus IIのWindows10を日本語化したことを紹介しました。

今回はベンチマークソフトをインストールして性能を確認してみたいとおもます。

結果についてはChuwi Hi8 Proという別の中華タブレットとの比較もしています。Chuwi Hi8 Proについては下記を参照してください。

今回は中華WindowsタブレットChuwi Hi8 Proを紹介します。 個人輸入すると1万円強という価格で格安の部類に入るタブレットですが、スペックもなかなか高く楽しみな製品です。届いた商品を確認したところパッケージ等でコストダウンの工夫が見えますが、本体は意外としっかりとしたものです。

ベンチマークソフトを実行する際には、CPU性能が最大まで出るようにUSBで給電している状態で行いました。

今回使用しているTeclast X98 Plus IIは海外通販サイトGearBestから提供していただきました。

私が使用したTeclast X98 Plus IIは販売終了となっていますが、CPUをAtom X5-Z8350にリニューアルしたTeclast X98 Plus IIはGearBestで21499円(2018/02/09時点で)で販売しています。

GearBestで購入に挑戦しようという方は下記を参照してみてください。

今回は香港・中国の通販サイトであるGearBestの使い方について紹介します。 GearBestはAliExpressよりもサイトが使いやすく簡単な英語がわかれば注文することができます。中国ブランドのタブレットやスマホを安く入手したい場合は有力な選択肢となるでしょう。

Windowsエクスペリエンスインデックス

Windows7まであったWindowsエクスペリエンスインデックスというスコアを表示する機能がありました。

実はこのスコアはWindows10でも表示させることができます。

これは「コマンドプロンプト(管理者)」を開いて「winsat formal -restart clean」というコマンドを実行するとテストが実行sれます。

「コマンドプロンプト(管理者)」はスタートメニューを長押しすると表示されるメニューから出てきます。

アドバンスドメニュー

「winsat formal -restart clean」はバッテリー駆動状態では実行できないのでUSBケーブルを電源アダプタにつなげておきましょう。

結果は「c:\Windows\Performance\WinSAT\DataStore」に格納されます。ファイルはいくつか生成されますが重要なのは「実行日時 Formal.Assessment (Recent).WinSAT.xml」です。

このファイルを取り出してWinSAT Viewerにドロップすると結果が表示されます。

以下がTeclast X98 Plus IIでの実行結果の例です。

Windowsエクスペリエンスインデックス

以前にChuwi Hi8 Proで同じベンチマークを行った時は「ゲーム用グラフィクス」の結果も出たのですが、Teclast X98 Plus IIでは表示されませんでした。Windows自体が若干更新されているのかもしれません。

下記がTeclast X98 Plus IIでディスプレイの拡大率・画面方向を変更した場合の実行結果は次の通りです。また、参考に以前にChuwi Hi8 Proで実施した結果も記載しておきました。

機種 Teclast X98 Plus II 参考: Chuwi Hi8 Pro
拡大率 100% 200% 100% 200%
画面方向
プロセッサ

5.8

5.8

5.8

5.8

6.1

6.1

5.9

6.1

メモリ(RAM)

5.9

5.9

5.9

5.9

5.5

5.5

5.5

5.5

グラフィクス

3.9

3.9

3.6

3.9

4

4

3.9

4.1

ゲーム用グラフィクス

9.9

9.9

9.9

9.9

プライマリハードディスク

6

6

5.7

5.9

5.75

5.85

5.85

5.9

画面の設定はあまり結果に影響しないようでした。

Chuwi Hi8 Proと比較すると

  • プロセッサ: スペック上は同じだが、スコアは若干悪くなっている。原因は不明。
  • メモリ(RAM): スペック上の容量はTeclast X98 Plus IIが2倍。そのせいかスコアがよくなっている。
  • グラフィクス: GPUは同じだがスクリーンサイズ(解像度)はTeclast X98 Plus IIの方が高い。そのせいか若干スコアが悪くなっている。
  • プライマリハードディスク: スペックの差は不明(容量はTeclast X98 Plus IIが2倍)。スコアは若干良くなっている。

という感じです。プロセッサのスコアが下がったのが謎ですが、全体的にはChuwi Hi8 Proより良くなっていると思います。

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CrystalMark

けっこう古いフリーソフトとなりますが、CrystalMarkでもベンチマークを取ってみました。

こちらもディスプレイの拡大率や画面方向を変えてみたのですがあまり結果は変わりませんでした。

どのパターンにおいても大体こんな感じです。

CrystalMarkの実行結果

Teclast X98 Plus IIとChuwi Hi8 Proの比較は次通りです。

Teclast X98 Plus II 参考: Chuwi Hi8 Pro
総合

80304

76585

ALU

21377

21303

FPU

18019

18025

MEM

16702

17342

HDD

16010

11111

GDI

3723

3884

D2D

1474

2075

OGL

2999

2845

ほぼ互角ですが、HDDでTeclast X98 Plus IIがほぼ2倍のスコアを出しています。Teclast X98 Plus IIのほうが良い内臓ストレージ(eMMC)を使っているのでしょうか。

CrystalDiskMark

システム全体のベンチマークではありませんが、ストレージのベンチマークとしてCryistalDiskMarkを使用してみました。

各種ストレージ (HDD, SSD, USBメモリなど) の速度を測定するベンチマークソフトです。 通常版 S...

Teclast X98 Plus IIの内蔵ストレージに対して実行すると次のような結果になりました。

CrystalDiskMarkの実行結果

Teclast X98 Plus IIとChuwi Hi8 Proの比較は次の通りです。

Teclast X98 Plus II 参考: Chuwi Hi8 Pro
Read Write Read Write
Seq Q32TI

99.34

47.42

76.61

36.05

4K Q32TI

10.18

3.423

13.68

2.005

Seq

107.2

55.78

68.78

36.7

4K

10.96

3.215

7.212

1.975

ほぼすべての項目でTeclast X98 Plus IIのほうが高速になっています。コントローラ側はChuwi Hi8 Proと同じなはずなので、採用しているeMMCチップの違いによるものだと思います。他のベンチマークでTeclast X98 Plus IIのHDDが早く出たのは間違えではなかったようです。

ストレージの速度は快適性に直結するので、これは大きなアドバンテージです。

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ドラクエベンチマーク

タブレットPCをゲームマシンとして使う方もいると思うので、ドラクエのベンチマークソフトを走らせてみました。

Windows版 ドラゴンクエストX のご購入を検討されている方に向けたFAQや、製品版購入特典など、Windows版の情報をまとめました。 ※ 2015/10/1 ベンチマークソフトの配布を再開しました。 詳しくは 『 こちら 』 をご覧ください。

実行結果は次のような画面で表示されます。

ドラクエベンチマークの実行結果

評価の内容については次のサイトを参考にしてください。

「ドラゴンクエストX」のプレイヤー専用サイト、「ドラゴンクエストX 目覚めし冒険者の広場」

ディスプレイの拡大率をデフォルトの200%にした場合の結果は次の通りです。

画面方向
解像度 1920×1080 1280×720 1280×720
表示方法 フル ウィンドウ フル ウィンドウ フル ウィンドウ
スコア

841

814

1390

1301

1320

評価

動作困難

動作困難

重い

重い

重い

ディスプレイの拡大率を100%に解像度をあげると結果は次のようになります。

画面方向
解像度 1920×1080 1280×720 1280×720
表示方法 フル ウィンドウ フル ウィンドウ フル ウィンドウ
スコア

866

865

1492

1396

1386

評価

動作困難

動作困難

重い

重い

重い

いずれも「グラフィックス設定」は「標準品質」にしています。

ドラクエベンチマークを連続して動かすと、かなりTeclast X98 Plus IIの背面が熱くなります。

このことに気づいて、拡大率100%の時のベンチマークは扇風機で空冷しながら行いました。拡大率を200%の方が若干スコアが低いのは、熱対策でCPUのクロックが低下していたのかもしれません。

このドラクエベンチマークの結果を見ると、このままでゲームをするのはちょっと苦しいようです。解像度を640×480まで落とすか、グラフィクス設定を「低品質」にする必要がありそうです。

ちなみに解像度を640×480にしたときの結果は「やや重い(2748)」でした。

なお、Chuwi Hi8 Proの結果は次の通りです。

拡大率 100% 200%
画面方向
解像度 1920×1080 1280×720 1280×720 1280×720 1280×720
表示方法 フル ウィンドウ フル ウィンドウ フル ウィンドウ ウィンドウ ウィンドウ
スコア 840 891 1503 1613 1575 1173 1022 930
評価 動作困難 動作困難 重い 重い 重い 重い 重い 動作困難

同じような設定で比較すると優劣はまちまちです。いずれにしても高い解像度ではゲームが厳しいのは同じ状況です。

2018/02/10時点で最安値はBanggoodの185.99ドル、次点はGearBestの189.99ドル!

まとめ

今回は中華タブレットTeclast X98 Plus IIでいくつかベンチマークソフトを動かしてみました。

中華タブレットChuwi Hi8 ProとCPUは同じですが、メモリサイズが倍増していたり、eMMCが高速になっていたりして、若干は快適になっているようです。しかし、ゲームを動かすのは少々厳しいかもしれません。

次回はTeclast X98 Plus IIでマウスとキーボードを使ってみます。