前回は中華タブレットTeclast X98 Plus IIのAndroidをセキュリティソフトでチェックしてみました。
今回はこのタブレットにベンチマークソフトをインストールして性能を見てみたいと思います。
今回使用しているTeclast X98 Plus IIは海外通販サイトGearBestから提供していただきました。
私が使用したTeclast X98 Plus IIは販売終了となっています。Teclast社の10インチクラスで高解像度ディスプレイを備えた機種だと、いまはTeclast T10がお勧めです。
Teclast T10はGearBestで209.99ドルで販売しています。
GearBestで購入に挑戦しようという方は下記を参照してみてください。
Antutuベンチマーク
AntutuベンチマークはAndroidでは定番のベンチマークソフトです。3Dの性能を見るためAntutu 3DBenchもインストール済みです。
Antutuベンチマークソフトを実行した結果は下記の通りです。
ランキングを見ると23位となりました。
なお、同じCPUを使っているChuwi Hi8 Proでの結果は下記の通りです。若干Teclast X98 Plus IIの方がスコアが低く出ていますが、測定誤差というレベルかもしれません。3DのスコアがTeclast X98 Plus IIの方が低いのは、Teclast X98 Plus IIの解像度が高いからでしょうか。
なお、Antutuベンチマークではシステム情報を表示することができますので紹介しておきます。
Vellamo Mobile Benchmark
Vallemo Mobile Benchmarkでも測定してみました。
まずはブラウザのベンチマークです。このブラウザのベンチマークでは「WebView」を使うようにしています。
他のデバイスとの比較は下記の通りです。ZenFone2に近い性能のようです。
続いてCPU性能のベンチマークです。
この値だけではわからないので比較グラフを表示すると次のようになります。このベンチマークでもZenFone2よりやや遅く、Nexus5とほぼ同じとなりました。
最後にマルチコアに関するベンチマークです。
このベンチマークではZenFone2とほぼ同じスコアで、Nexus5より遅くなります。
Vellamo Mobile BenchmarkではTeclast X16 PlusはZenFone2(ZE551ML)とほぼ同程度程度という結果となりました。
ZenFone2(ZE551ML)はほぼ1年前のスマホですので、それと同等のスコアというのはちょっとさみしい気がします。ただ、実際にAndroidを使っていてもたつくようなことはないので、激しいゲームでもしない限りは問題ないと思います。
Teclast X90 Plus IIは既に販売中止となっています。
Teclast社の10インチクラスで高解像度ディスプレイを備えた機種としては、Teclast T10・Teclast T20・Teclast M20があります。
Teclast T20とTeclast M20はLTEに対応しています。
まとめ
今回はTeclast X98 Plus IIのAndroidのベンチマークテスト結果を紹介しました。
ベンチマークのスコアは最新のスマホと比べるとさみしい感じで、おおむね1年から1年半ほど前の上位スマホレベルというところでしょうか。それでも実際に使ってみれば問題ない感じです。
次回はTeclast X98 Plus IIのAndroidをアップデートしてみようと思います。
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