前回はロンドンのヒースロー空港の自販機で売っているプリペイドSIMカードを紹介しました。
ヒースロー空港の到着時(ターミナル2)にプリペイドSIMカードを買うタイミングとしては、自販機のほかに税関を抜けた到着ホールにある店舗があります。
今回はこちらを紹介したいと思います。
店舗
店舗は到着ホールに出た正面にあります。観光・ホテル案内所の向かいだったと思います。
言葉による説明よりも下記の写真を見た方がわかりやすいかもしれません。店舗の名前は「sim LOCAL」です。
売っているプリペイドSIM
私が確認した限りでは3(Three)、Vodafone、Lycamobile(O2のMVNO)の3社のプリペイドSIMがありました。
店舗にはプランを簡単に説明したプレートがおいてあります。そのプレートを指して店員さんに注文する形式のようです。プランの数(種類)は自販機より多いです。自販機になかったデータ通信のみ(通話不可)のプリペイドSIMカードも売っておりました。
また、自販機と違って店員さんのサポートが出期できるので、プリペイドSIMカードの利用に慣れていない人はこちらの店舗を利用することを検討してもよいと思います。
ただし、値段的には20~30ポンドで、自販機と同様に市内での価格に10ポンドほど上乗せしているように思います。節約したい方は要注意です。
いくつかのプランについては写真を撮ってきたので、例として紹介します。
3(Trhee): All-In-One-10
3(Three)のデータ通信・通話・SMSがセットになったパッケージです。
このプリペイドSIMカードの特徴は次の通りです。
サイズ | 不明 |
---|---|
価格 | 25ポンド (約4300円) |
データ通信 | 500MB |
通話 | 100分 |
SMS | 3000通 |
有効期限 | 不明(おそらく30日) |
初期残高 | 不明(おそらくゼロ) |
3(Three)の場合は自販機では20ポンドでデータ通信無制限のプリペイドSIMカードが買えたのでこれはちょっと割高のような気がします。
3(Three): Data Bundle 1 Month
3(Three)のデータ通信専用のプリペイドSIMカードです。通話機能がないタブレットやWi-FiルータなどはこのようなSIMを使うのもよいでしょう。
このプリペイドSIMカードの特徴は次の通りです。
サイズ | 不明 |
---|---|
価格 | 25ポンド (約4300円) |
データ通信 | 1GB |
通話 | おそらく不可 |
SMS | おそらく不可 |
有効期限 | 1ヶ月 |
初期残高 | 不明(おそらくゼロ) |
データ専用というだけあって、先のAll-in-One-10よりはデータ通信が割安です。しかし、こちらも自販機よりは高い気がします。この理由はよくわかりません。
Lycamobile: UK Plan 10
O2を利用したMVNOのLycamobileのプリペイドSIMカードです。
このプリペイドSIMカードの特徴は次の通りです。
サイズ | 不明 |
---|---|
価格 | 25ポンド (約4300円) |
データ通信 | 1GB |
通話 | 500分(国内) |
SMS | 無制限(国内) |
有効期限 | 不明(おそらく1ヶ月) |
初期残高 | 不明(おそらくゼロ) |
Lycamobileも自販機では20ポンドのプリペイドSIMカードでデータ通信無制限でしたので、このプリペイドSIMカードは割高と言えます。
まとめ
今回はロンドン・ヒースロー空港の到着ロビーにある「sim LOCAL」というお店を紹介しました。
ここで紹介した3つのプリペイドSIMカードのほかにも多くの種類がおいてあります。自分の用途に合うものがあり、納得のいく価格であれば、店員さんのサポートもあると思いますので、ここで買うのもよいと思います。
ただ、今回写真を撮ってきたものを見ると自販機より割高です。店員さんの人件費が加算されているのかもしれません。市内まで行けばより安くプリペイドSIMカードは手に入りますので、節約したい方は市内まで我慢することをお勧めします。
次回はイギリスで実際にプリペイドSIMカードを購入したお話を紹介します。
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