ヨーロッパでプリペイドSIMを使う その1: イギリスThreeのローミングSIMを買う

前回まではタイのプリペイドSIMカードの話題を紹介しました。

今回はちょっと地域を変えてヨーロッパのSIMカードの話題です。

ヨーロッパのモバイルインターネット事情

ヨーロッパのほとんどの国ではプリペイドSIMカードを旅行者でも購入することができます。

購入にパスポートが必要な国が多いですが、中にはパスポートも不要で簡単に購入できる国もあります。

このブログでもヨーロッパ 30ヶ国ほどのプリペイドSIMカード事情を紹介してきました(一部購入に失敗した国もあります)。

SIMフリーのスマートフォンで海外のプリペイドSIMカードを利用しています。世界各国でのプリペイドSIMカードの購入方法・設定方法・使い方などを紹介します。

ヨーロッパを周遊旅行をする際には、以前は各国でプリペイドSIMカードを購入するひつようがあったのですが、ここ数年で状況が関わってきています。

というのも、単一市場を目指すEUの決定により、2017年6月からEU加盟国内でのローミング料金が撤廃されたのです。

この決定により、EU内のある国で購入したプリペイドSIMカードを別のEU加盟国でそのまま使い続けることができるようになりました。

ヨーロッパ在住の方だけでなく、周遊旅行をする旅行者に方にもメリットのある決定です。

また、ローミング料金が不要になったことを利用して、ヨーロッパ各国対応のプリペイドSIMカードを売り出すキャリアも出てきています。

今回紹介するThreeのプリペイドSIMカードもその一つです。

イギリスThreeのプリペイドSIMカード

今回紹介するプリペイドSIMカードはイギリスのThreeというキャリアのプリペイドSIMカードです。

We make your credit last longer by offering the lowest Pay As You Go rates in the UK: 3p a minute, 2p a text, 1p per MB of data. #makeitright

「Pay As You Go」というのは支払った分だけ使えるということで「プリペイド」と同じ意味です。

このプリペイドSIMカードでは「Go Roam (Feel at Home)」というサービスが使え、71ヶ国で購入したプリペイドSIMカードをそのまま使うことができます。

Go roaming in 71 destinations around the world at no extra cost. That's more destinations than any other UK mobile network. See our roaming destinations here.

そのまま使うことができるというのは、SIMカード購入時に選択したプラン(通話時間やデータ通信量)の範囲内で、追加料金無しでイギリス国外で利用できるということです。

71ヶ国の内訳は次の通りです。

  • ヨーロッパ地域
    アランド諸島/オーストリア/アゾレス諸島/バレアレス諸島/ベルギー/ブルガリア/カナリア諸島/クロアチア/キプロス/チェコ/デンマーク/エストニア/フィンランド/フランス/フランス領ギアナ/ドイツ/ジブラルタル/ギリシャ/グアドループ/ガーンジー/ハンガリー/アイスランド/アイルランド/マン島/イタリア/ジャージー/ラトビア/リヒテンシュタイン/リトアニア/ルクセンブルク/マデイラ/マルタ/マルティニーク/マヨット/オランダ/ノルウェー/ポーランド/ポルトガル/レユニオン/ルーマニア/聖バルトレミー/サンマルタン/サンマリノ/スロバキア/スロベニア/スペイン/スウェーデン/スイス/バチカン市
  • その他の地域
    アメリカ/プエルトリコ/米領バージン諸島/コスタリカ/グアテマラ/エルサルバドル/ニカラグア/パナマ/ブラジル/チリ/コロンビア/ペルー/ウルグアイ/オーストラリア/ニュージーランド/イスラエル/スリランカ/香港/マカオ/インドネシア/シンガポール/ベトナム

イギリス以外のデータ通信ではLTEは使用できず、3G/2Gのみになります。

対応地域は随時変更があるようです。ThreeのWebサイトで確認することをお勧めします。

そして日本人としてうれしいことはThreeのプリペイドSIMカードは日本のAmazonで簡単に購入できるということです。

私が調べたときには、Amazonで「通話・データ通信の両対応のSIM」「データ通信のみ対応のSIM」が売っていました。また、それぞれ通話料金・データ量によりいくつか種類があります。

ざっと調べたところ、通話・データ両対応のSIMカードは3種類売っていました。

データ専用のSIMカードだとぐっと値段が安くなります。

SIMカードはもちろん現地で買った方が安いのですが、到着してすぐにインターネットを使用したい場合はあらかじめ日本で買っておくのもお勧めです。

ThreeのSIMカードを利用するためには、スマートフォンのSIMロックが解除されている(いわゆるSIMフリー状態)必要があります。

また、使用する地域での周波数に対応している必要があります。

周波数については、ヨーロッパの国々の場合はおそらく問題は無いと思いますが、アメリカ・プエルトリコの場合は少々特殊なので注意してください。

プリペイドSIMカードを購入!

今回は1週間程度の滞在だったのと、現地での通話が必要そうだったので、通話可能で1GBデータ通信可能なThreeのプリペイドSIMカードをAmazonで購入しました。

SIMカードは注文から数日で届きます。ちゃんとストックを日本国内に持っているようです。

発送手段はクリックポスト(郵便局)で、発送元は千葉県習志野市です。

パッケージ

同封されていた納品書は次の通りです。

納品書

納品書以外の内容物は

  • ThreeのプリペイドSIMカード
  • 日本語マニュアル
  • SIMトレイ取り出し用のピン

となります。

内容物一覧

SIMトレイ取り出し用のピンは「YELLOW MOBILE」という会社から購入した時の特典です。

ピン無しとピン付きで値段が変わらないので、ピン付きを購入することをお勧めします。

SIMカードのパッケージは、注文したとおり「データ1GB / 通話3000分 / SMS3000通」が利用できるSIMカードです。

SIMカードのパッケージ 表

SIMカードのパッケージ 裏

マニュアルについては文字だけですが、必要な情報が記載されており、初めて使う方には助かるのではないかと思います。

日本語取扱説明書 1

日本語取扱説明書 2

日本語取扱説明書 3

購入したプリペイドSIMカード

それではパッケージを開けてプリペイドSIMカードの確認をしていきます。

ThreeのSIMカード 表

ThreeのSIMカード 裏

SIMカードは標準・ミニ・マイクロの3サイズ対応です。これならばスマートフォンを選ばずに使用することができます。

電話番号についてはSIMカードの台紙に記載されています。

このSIMカードはイギリス国外でも利用できますが、あくまでもイギリスのSIMカードになります。従って、このSIMカードに電話する場合はイギリスの国番号「+44」をつける必要があるのに注意してください。

SIMカードのパッケージには簡単なマニュアルが入っています。

Threeのマニュアル 1

Threeのマニュアル 2

基本的には「Getting started」のセクションだけチェックしておけば良いと思います。

まとめ

今回はヨーロッパ各国対応のプリペイドSIMカードとしてイギリスThreeのSIMカードを購入したことを紹介しました。

イギリスThreeのプリペイドSIMカードはヨーロッパを中心とする71ヶ国で追加料金不要で使えるだけでなく、日本のAmazonで購入可能ということで旅行者にはぴったりのプリペイドSIMカードです。

次回はこのプリペイドSIMカードの初期設定を行います。