前回まではタンザニアのプリペイドSIMカードについて紹介しました。今回からはヨーロッパに戻りポルトガル編です。
その他の国については下記のまとめページを参照してください。
実はポルトガルを訪問したのは2011年10月で、いまから2年以上前のことになります。状況が変わっている可能性があるので、今回は再度調べなおした情報を紹介します。
あくまでもWebでの調査レベルの情報であり、現地では確認できていない点にご注意ください。
ドコモのローミング情報
まずはドコモのローミング情報です。これで、ドコモ端末で確実に通信ができる携帯電話会社を把握することができます。また、3G対応やサービスエリアについても確認可能です。
2014年3月現在の状況は下記の通りです。
OPTIM, TMN, voda P(Vocafone Portugal)の3社が3GおよびGSMで通信ができることがわかります。
Wikipediaの情報
Wikipediaには各国の携帯電話会社の情報がまとまっています。
規模だとTMNとVodafone Portugalの2強で、ちょっと離れてOptimusという感じです。
周波数的には3Gはどの端末でも2100MHzに対応しているので、3G通信ならばどの会社でも大丈夫でしょう。
LTEだと微妙です。例えば私のAQUOS PHONE ZETA SH-02E(しかし当時使っていたのはAQUOS PHONE SH-12C)だと対応周波数は
- LTE: 2100(B1)/1500(B21)/800(B19) MHz
となっています。周波数がかぶっているのは800MHz(バンド19)ですが、ヨーロッパのLTE 800MHz帯と日本のLTE 800MHz帯は違うという話があるので、LTEは使えない可能性があります。
最近のドコモ端末ならLTE 1800MHz(B3)を使えるらしいのでもしかしたらLTEがポルトガルでも使えるかもしれません。
インターネット上の情報
「ポルトガル プリペイドSIM」で検索するといくつか日本語の情報が出てきます。
一番参考になるのはIT Mediaの”海外プリペイドSIM導入マニュアル”シリーズかもしれません。
また、マイナビニュースの”予算1万円で海外現地スマホを買う方法”シリーズでもポルトガル編がありました。
まとめ
今回は調査したポルトガルのプリペイドSIMカード事情について紹介しました。
しかし、当時の記録を見ていると、当時の私は全く事前調査をせずにポルトガルに向かったようでした・・・
次回は実際にポルトガルでプリペイドSIMカードを購入したお話です。
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