前回はGlobeのプリペイドSIMカードの初期設定について紹介しました。
今回はGlobeのプリペイドSIMカードを使ってインターネット通信を行う方法を紹介します。
なお、私がフィリピンを訪問したのは2011年11月になります。やや古い情報になるかもしれませんのでご注意ください。また、プリペイドSIMカードを使うにはSIMロックを解除したスマートフォンが必要になります。
インターネットパッケージの申し込み
Globeのインターネットパッケージは次のページで紹介されています。
SuperSurfは決まった期間の通信量が無制限のプランです。Powersurfは期間と通信量の上限が決まっていて、SuperSurfより若干安くなっています。
いずれもフェアユースポリシーというのがあり、1日1GBあるいは1ヶ月3GBを超えると通信速度が低下します。SuperSurfを選択した場合は注意が必要です。
プランと料金とは次のようになっています。
プラン名 | 通信量 | 期間 | 価格 | 申し込み方法 |
---|---|---|---|---|
SuperSurf |
無制限 | 24時間 | 50ペソ | 8888に「SUPERSURF50」をSMSで送信 |
5日間 | 200ペソ | 8888に「SUPERSURF200」をSMSで送信 | ||
30日間 | 999ペソ | 8888に「SUPERSURF999」をSMSで送信 | ||
PowerSurf |
50MB | 30日間 | 99ペソ | 8888に「POWERSURF 99」をSMSで送信 |
300MB | 30日間 | 299ペソ | 8888に「POWERSURF 299」をSMSで送信 | |
1GB | 30日間 | 499ペソ | 8888に「POWERSURF 499」をSMSで送信 |
GlobeのWebページによると、SMSで送信する単語はSuperSurfの場合は「SUPERSURF」と「数字」の間にスペースは入らず、PowerSurfの場合は「POWERSURF」と「数字」の間にスペースが入ります。プリペイドSIMカードについてくる説明書ではPowerSurfの方もスペースがないので、たぶんどちらでも良いのだと思います。
私は短期間の滞在だったので24時間のSuperSurfを繰り返し(3回)使うことにしました。
8888に「SUPERSURF50」という内容のSMSを送信します。
しばらくするとSMSが送られてきます。
「You are now registered to SUPERSURF50」となっているので、SUPERSURF50への登録が成功したことを表しています。
また上のSMSとほぼ同時にもう一通SMSが送られてきます。
2通目の方は残額が148ペソになったことを示しています。200ペソ分リロードして、50ペソのSuperSurfを申し込んだので、残高は150ペソのはずですが148ペソになっています。どうもSuperSurfを申し込むために送るSMSは有料のようです。リロードする金額はちょっと余裕を持たせたほうがよさそうです。
インターネットプラン(SuperSurf)はSMSを送るとすぐにで有効になるようですが、私の場合は上記の確認のSMSは30分ほど送れて返ってきました。2回目・3回目の申し込みのときはすぐにSMSが返ってきたので、初回のみ時間がかかるのかもしれません。
あせって8888に再度「SUPERSURF50」と送ってしまうと次のようなSMSが返ってきます。
「You are currently registerd to SuperSurf.」となっているので「あなたはいま(既に)SurperSurfに登録済みですよ」ということです。
APN設定
インターネットパッケージを申し込んだだけではインターネット通信はできません。APNの設定が必要です。
APNは「設定」→「ネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」として、メニューボタンから「新しいAPN」を選択して追加します。追加するAPNは次のようにします。
名前 | globe(なんでもよい) |
---|---|
APN | http.globe.com.ph |
ユーザ名 | なし (空欄) |
パスワード | なし (空欄) |
コメント
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