モンゴルでプリペイドSIMを使う その4: Mobicomの使い勝手

前回はモンゴルのMobicomのプリペイドSIMカードを使えるようにしました。

今回はMobicomのプリペイドSIMカードの使い勝手を紹介したいと思います。

操作メニュー

MobicomのプリペイドSIMカードは通話アプリで特別な番号に発信すると操作することができます。

その特別な番号というのは「*210#」です。

mobicomのメニュー

このコマンドで表示される画面が次の通りです。

モンゴル語のメニュー

モンゴル語(アルファベット形式)のため、何が書いてあるのかさっぱりわかりません。

試しに1の「Nemult erh」を選択してみたところ、モンゴル語のメニューがさらに表示されました。

サブ階層もモンゴル語

アルファベット表記のモンゴル語を翻訳する方法がわからないため、このメニューを使いこなすのはほぼ不可能ではないかと思います。

Mobicomの設定については、店舗で店員さんにやってもらうか、旅行ガイドにお願いした方が良いでしょう。

GPD Pocket

バンド(周波数)

MobitelでLTEあるいは3G(WCDMA)で接続できたときにどのバンドを使用しているのかを調べてみました。

まずはLTEです。ウランバートルでは問題なくLTEが使えたのですが、このときは1800MHz (バンド3)を使用していました。これは事前の調査通りです。

LTEの周波数

一方、地方都市ではLTEではなく3G(WCDMA)でつながりました。このときは2100MHz (バンド1)です。

WCDMAの周波数

こちらも事前の調査通りでした。

3Gのバンド1についてはほとんど全てのスマホで対応しているはずです。

通信速度

気になる通信速度については実際に測定した結果で照会したいと思います。

LTE 1回目: ウランバートル中心部

場所はウランバートルのスフバートル広場です。電波状態はあまり良くなく、アンテナピクトは半分だけ立っている状況です。

結果は次の通りで、LTEにしてはちょっと物足りない感じでした。

通信速度測定 1回目

LTE 2回目: ウランバートル中心部

2回目もウランバートル中心部でせす。ちょっと移動して劇場前で測定しました。

電波状況は良くなりアンテナピクトが全て立っている状態です。

電波状況が良くなったせいか、1回目の2倍程度の通信速度となりました。

通信速度測定 2回目

動画のストリーミングでもしない限りこの程度でていればストレスを感じることはないと思います。

LTE 3回目: ウランバートル市内

3回目はまた場所を移動してコビファクトリーのアウトレットショップで測定しました。

ウランバートルの中心部からは車で10分ぐらいの場所です。電波状況は良好でした。

このときは非常に良い結果となりました。少し中心部から離れたので混雑が低下したのでしょうか。

通信速度測定 3回目

条件がそろえばかなり快適に通信できそうです。

LTE 4・5回目: ウランバートル・チンギスハーン国際空港

4回目と5回目は帰国の直前にチンギスハーン国際空港で測定してみました。

このときは新空港が開港していなかったため、旧空港です。

ここでも結果はまずまずでした。

通信速度測定 4回目

通信速度測定 5回目

ウランバートル近郊であればLTEが使える可能性はかなり高く、また日本と変わらないぐらいの即で通信できることがわかります。

3G (WCDMA)の結果

3G (WCDMA)で通信速度を測った結果は1回だけ残っていました。

場所は古都ハラホリンです。

電波状況は良かったのですが・・・LTEになれている日本人にはちょっとストレスを感じる速度でしょうか。

通信速度測定 6回目

メールやLINE程度ならば特に問題ないと思いますが

サービスエリア (カバレッジ)

最後にカバレッジ情報です。

公式の情報は下記のWebサイトで確認することができます。

Монголын анхны үүрэн холбооны оператор

しかし、ウランバートル周辺以外は詳細な情報を見ることができません。

そこで私の実際に使った状況を紹介すると次の通りです。ちなみに私はウランバートルからゴビ砂漠方面に観光しました。

  • ウランバートル市内・近郊:
  • ほぼLTEが使用可能
  • 地方都市(地球の歩き方に載るぐらいの町):
    • 3Gが使えることが期待できる
    • 運が良ければLTEが使用可能
    • ハラホリンでは3Gが使用できることを確認
  • 砂漠地帯・キャンプ(ゲル)で宿泊するエリア
    • ほとんどつながらない
    • UnitelでつながってもMobicomがつながらない場合も多い (ガイドはUnitelを使っている方が多いようです)
    • キャンプ地とキャンプ地の間に町(村)がある場合はつながるケースが多い

    モンゴルは国土が広大で、かつ、人口が少ないため、どうしても電波の空白地帯が生じます。

    せっかくの大自然の中に行くのなら、スマホがつながらない環境を楽しむぐらいの気持ちの方が良いかもしれません。

    ただ、どうしてもつながっていたいという場合は、どちらかというとMobicomよりUnitelの方が良さそうです。ガイドの話によればUnitelの方が僻地でつながりやすいようです。

    まとめ

    今回はモンゴルのMobicomの実際の使い勝手を紹介しました。

    メニュー等がモンゴル語でどうにも操作ができないという問題がある物の、設定さえ済ませてしまえば快適に使うことができます。ただ、砂漠のゲルキャンプのような僻地ではほとんどつながりませんでした。

    次回はモンゴルの第二のキャリア・UnitelのSIMカードを紹介したいと思います。