モンゴルでプリペイドSIMを使う その1: 情報収集

前回まではいろいろお買い物した小物を紹介してきました。

今回からは久しぶりの海外プリペイドSIMカードの情報としてモンゴルの情報を紹介したいと思います。

モンゴルと言えば、大相撲とジンギスカンぐらいしか思いつかない方もいると思いますが、多くの観光資源を持った国でもあります。

モンゴル以外の国のプリペイドSIMカードについては下記を参照してください。

SIMフリーのスマートフォンで海外のプリペイドSIMカードを利用しています。世界各国でのプリペイドSIMカードの購入方法・設定方法・使い方などを紹介します。

なお私のスマートフォンはSIMロックを解除した状態(いわゆるSIMフリー)です。海外でプリペイドSIMを使おうと思っている方は、SIMロック解除してあることを確認してください。

ドコモのローミング情報

いつものように渡航前にドコモのローミング情報を確認します。

この情報でドコモ端末で確実に通信ができる携帯電話会社を把握することができます。また、3G対応やサービスエリアについても確認可能です。最近ではLTEのローミング情報も記載されています。

ドコモのモンゴルでのローミング情報は下記のページから入手することができます。

モンゴルにおけるNTTドコモの携帯電話による通話やネット(国際ローミング)の対応結果を表示します。お使いの機種により対応エリア/サービス/料金が異なるため、渡航前にご確認ください。

2017年9月現在の状況は次の通りです。

ドコモ

ドコモとローミング可能なのは「Mobicom」と「UNTLMN (Unitel)」という会社で、両方共に3G(2100Mhz)は利用できることになります。

しかしながらLTEローミングには対応していないとなっています(LTEローミングに対応していないだけで、現地SIMでLTEが使えないかどうかはこれでは判りません)。

Wikipediaの情報

Wikipediaには各国の携帯電話会社の情報がまとまっています。

2017年9月現在のWikipediaの状況は次の通りです。

Wikipedia

ドコモのローミング情報に出ていたMobicomとUnitelの他に2社があります。しかし、会社の規模(Subscribers)を見ると「Mobicom」と「Unitel」の二強という状況です。

モンゴルは国土が広大なため、シェアが小さい会社では圏外が多くなる恐れがあります。特に理由がなければ、MobicomあるいはUnitelを選択するのが無難です。

上の表で赤線を引いたのは3Gの情報です。Mobicom・Unitelの両社とも2100MHz(バンド1)を利用しています。

バンド1については最も一般的な周波数で日本で販売しているスマホならば問題なく使うことができるでしょう。

上の表で緑線を引いたのはLTEの情報です。Mobicomは1800MHz(バンド3)でLTEを展開しています。このバンドはLTEのバンドとしては一般的であり、多くのスマホが対応している可能性が高いです。特にNTTドコモは東名阪でバンド3を使っているので、ドコモ向けのスマホならばまず大丈夫でしょう。

Unitelについては上記の表ではLTEの情報がありませんが、別の情報では2016年から1800MHz(バンド3)と700MHz(バンド28)でLTEを展開しているという情報があります。このバンド28のLTEもドコモが使用しているバンドです。

これらの情報を総合すると、モンゴルでは多くのスマートフォンが利用でき、特にドコモ向けのスマホと相性が良いことがわかります。

インターネット上の情報

渡航前にインターネットで情報を探しておきました。

いつも使っているサイトですが下記の英語のサイトが役に立ちました。

Two further providers Skytel and G-Mobile both only operate 3G networks in Ulaanbaatar and GSM-incompatible CDMA/EVDO networks in the rest of the country. That'...

Mobicomの情報

事前に調査した情報をまとめると次の通りです。

なお、Mobitelの公式サイトには英語の情報もあるので、その気になれば調べることもできます。

Монголын анхны үүрэн холбооны оператор
  • カバレッジ(サービスエリア)は人口の95%
  • SIMカード
    • Mobicomの店舗で買える
    • 購入にはパスポートが必要
    • プリペイドカード自体は5000MNT (約2ドル)
  • インターネットパッケージ
    • https://www.mobicom.mn/en/m/102#/
      期間 データ量 4Gボーナス 価格(MNT)
      1日 600MB 600MB 1500
      2日 1GB 1GB 2000
      3日 1.5GB 1.5GB 3500
      7日 3GB 3GB 7000
      15日 5GB 5GB 11500
      30日 3GB 3GB 16500
  • データ量を超過した場合は128Kbpsに制限
  • 申し込み方法は下記の方法など
    • 有効期間をSMSで592に送る。例えば3日間1.5GBのパッケージならば「3」を送る
    • 「*210#」で表示されるメニュー
    • MobiComのアプリ
  • 旅行者用のSIM
    • Tourist Comboというインターネットパッケージ込みのSIMがある
      Монголын анхны үүрэн холбооны оператор
    • 価格とデータ量の組み合わせで3タイプある
      価格(MNT) データ量 初期残高
      20000 600MB/15日 5000
      35000 1.1GB/30日 10000
      60000 5GB/30日 15000
    • SIMカードの有効期限は90日
  • ステータス確認
    • 残高確認: *210#
    • データ残量確認: 592に「B」という内容のSMSを送る
  • APN設定
    • APN: internet
    • ユーザ名: なし
    • パスワード: なし

モンゴルの通貨はレート次第ですが、大体1000円が22000MNTぐらいになります。

このレートだと通常のインターネットパッケージはかなり安いです。一方、旅行者用のSIMは旅行者向けだけあって、やや割高です。

できれば通常のSIMカードを入手したいところですが、売ってくれなかったら旅行者用のSIMを買うという作戦になりそうです。

Unitelの情報

Mobicomが本命だったので、Unitelはざっと調べただけです。

また、UnitelのWebサイトはモンゴル語のみのため調査が困難だったりします。

  • SIMカード
    • ウランバートル市内で購入可能
    • 購入にはパスポートが必要
    • SIMカードの価格は3000MNT (初期残高は1000MNT)
  • インターネットパッケージ
    • 1GB/1ヶ月で15000MNT
    • 申し込み方法は1411に「data」をSMSで送信する
  • ステータス確認
    • 残高確認: *1411#
  • APN設定
    • APN: unitel  (あるいはnet)
    • ユーザ名: なし
    • パスワード: なし
  • まとめ

    今回は事前に調査したモンゴルのプリペイドSIMカード事情について紹介しました。

    モンゴルでは日本と同じ周波数を使っているため日本のスマホは問題なく使えそうです。モンゴルのキャリアはMobicomとUnitelの二強でこのどちらかを選ぶのが無難そうです。

    今回は、英語の情報が充実しているMobitelを第一候補に現地に向かいました。

    次回は現地でプリペイドSIMカードを購入したことを紹介します。