前回は、ハンガリーのブダペストでTelenorという会社のプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
購入条件は
- プリペイドSIMカード 1590 HUF (500~600円)
- チャージ(TOP UP) 1699 HUF (550~650円)
でした。今回はこのプリペイドSIMカードを使えるようにするまでのお話です。
念のため記載しておきますが、私のAQUOS PHONE SH-12CはSIMロック解除済みです!
PIN解除とアクティベート
TelenorのプリペイドSIMカードはPINロックがかかっていますので、電源を入れるとPINコードの入力が求められます。
このPINコードは、SIMカードがついていたカード(?)に書いてありますので、それを入力します。
電源をOFF/ONするたびにPINコードを入力するのがうっとうしい人は
「設定」→「位置情報とセキュリティ」→「SIMカードロック設定」→「SIMカードをロック」
のチェックをはずします。
アクティベーション作業はユーザ側では特にする必要はありません。店員さんがコンピュータで何か入力してやってくれます。
アクティベーションが完了すると、SMSが送られてきます。
TOP UP(チャージ)
次に購入時に追加で支払った1699 HUF分をTOP UP(チャージ)します。といっても自分でやる必要ありません。プリペイドSIMカードの購入時に一緒にTOP UPする場合は、店員さんがアクティベート後にやってくれます。
次のTOP UPが完了すると、SMSが送られてきます。
1700HUF分をTOP UPして、残高は合計で2100HUFということみたいです。
インターネットパッケージの申し込み
次に「Mobile Online 500MB」というインターネット通信用のパッケージに申し込みます。これも店員さんがやってくれました。申し込みが完了すると、SMSが送られてきます。
なお、このSMS受信以前でもAPNを設定すればインターネット通信ができますが、たぶんガンガン課金されます。なので、APNの設定はこのインターネットパッケージ購入のSMSを受信するまでは避けましょう。
APNの設定
インターネットに接続するためにはAPNの設定が必要です。
「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」
として、メニューボタンを押して「新しいAPN」を選択します。あとは次のように設定して保存します。
名前 | telenor (なんでもよい) |
---|---|
APN | online |
ユーザ名 | なし (空欄のまま) |
パスワード | なし (空欄のまま) |
アクセスポイント名としてこの新しく作成したAPNを選ぶと、すぐにインターネット接続が可能になるはずです(ステータスバーに3GかGSMのアイコンが表示される)。
ネットワークモード
TelenorのWeb(リンク切れ)を見るとハンガリー国内では3Gと2Gが混在のようです。なので、
「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「ネットワークモード」
を「3G/GSM(自動)」としておきましょう。
ただ、都市部で2G(GSM/EDGE)接続になってしまった場合は、この設定を「3G」にするのも良いと思います。
まとめ
これで無事にTelenorのプリペイドSIMカードでインターネットができるようになりました。
次回は実際の使い勝手を紹介します。
コメント