前回はエストニアで購入したEMTのプリペイドSIMカードでインターネット通信をする方法を紹介しました。
今回は通信速度など実際にEMTのプリペイドSIMカードをつかってみた状況を紹介したいと思います。
3Gでのデータ通信速度
データ通信速度はspeednet.netというソフトで測定を行いました。測定はアンテナアイコンがすべて立っているタイミングを狙って行いました。
1回目 タリン中心部
1回目はタリンの中心部、旧市街の入り口あたりで測定しました。
アップロードの速度は物足りないですが、3Gとしてはまぁまぁというところでしょうか。速度も安定しており、使用感としては悪くありません。
2回目 タルトゥ
2回目はエストニア第二の都市タルトゥでの測定です。
1回目より若干遅くなっておりますが、全体的には1回目と同じ傾向です。
LTEでのデータ通信速度
今回はLTEに対応したNexus5(D821)を持っていったので、LTEでの通信速度も測定してみました。同じくSpeednet.netというソフトを使っています。
1回目 タリン中心部
3Gの測定を行った数分後にLTEで測定を行いました。
ダウンロード・アップロードともに3Gの時よりも早くなっていますが、LTEとしてはちょっと物足りないという感じです。
2回目 タルトゥ
こちらもタルトゥで3Gの測定を行った数分後にLTEで測定しました。
タリンのときほぼ同じ結果です。ダウンロード・アップロードともに測定開始時はかなりスピードが出るものの、徐々にスピードが落ちて行っている点が気になります。
3回目 タルトゥ
2回目に引き続きタルトゥで測定し直してみました。
しかし、また同じような傾向を示しました。
もしかしたら、実力的にはもっと通信速度が出るにもかかわらず、通信速度に制限が入ってるのかもしれません。
サービスエリア
今回はレンタカーでタリン→タルトゥ→リガと進みましたが、エストニア国内で圏外になって困るということはありませんでした。
実際にEMTのWebページを調べてみると2013年の段階でLTEもほぼ全土をカバーしているようです。
テザリング
試してみたところ問題なくテザリングを使用することができました。
まとめ
今回はエストニアのEMTのプリペイドSIMカードの実際の使い勝手を紹介しました。
3Gでも通信速度はまずまずなので十分に実用に耐えうるプリペイドSIMカードだと思います。エストニアに訪問したら入手することをお勧めします。
次回は国を移動してウクライナのプリペイドSIMカードについて紹介します。
コメント