前回まではブルガリアのGLOBULという会社の情報を紹介しました。すでにMTelについては紹介しているので、今回はこのる1社VIVACOMについて紹介したいと思います。
プリペイドSIMカード
VIVACOMもプリペイドSIMカードを取り扱っています。
調べてみると、VIVACOMのWebページで紹介されていました。
VIVACOMのお店で「音声とデータ通信の両方に使えるプリペイドSIMカードはあるか?」と聞いたところ「ない。ノーコンボ」といわれてしまいました。
どうやらブルガリアではデータ通信と音声通信の両方につかえるプリペイドSIMカードは存在しないようです。
サービスエリア
サービスエリアの情報もVIVACOMのWebページに記載されています。
凡例を見ると濃いオレンジが3G(14.4Mbps)のエリアということですから、非常に広範囲でサービスされていることが分かります。
ブルガリアはかなり3G化が進んでいると思ってよいようです。
3Gの周波数は?
VIVACOMで気なるのは3Gの周波数です。
最初の調査編で紹介したように、VIVACOMは「900MHzで3Gをサービスしているエリアが多い」という情報があります。900MHz帯はいわゆるプラチナバンドで接続性は良いのですが、3Gで利用するのはあまり一般的ではなく対応している端末が少ないという問題があります。
実際私の使用しているAQUOS PHONE SH-12Cは対応していません。このため、3Gのサービスエリア内でも3Gが利用できない可能性があります。
これについては・・・情報を見つけることができませんでした。
しかし、VIVACOM用に売っているスマートフォンのスペックを見ると「HSDPA 900/2100」と記載されています。3Gを900MHzで提供しているのは間違えないようです。
まとめ
今回はVIVACOMの情報を紹介しました。
3Gのサービスエリアの範囲は大変すばらしいですが、対応周波数が心配です。900MHz帯対応の端末(例: iPhone4S)をもっていない方は、VIVACOMは避けたほうが良いかもしれません。
ブルガリア編はこれでいったん終わりにします。
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