前回はアゼルバイジャンで購入したBakucellのプリペイドSIMカードの初期設定などを紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードを実際に使った様子を紹介します。
今回の記事は2018年8月の取材に基づいています。
現在とは状況が変わっているかもしれないのでご注意ください。
バンド (周波数)
私が滞在したエリア(バクーとバクー近郊)ではほとんどLTEでした。
2回ほど調査した結果ではLTEのバンド(周波数)は事前の調査通り「3」でした。
LTEのバンド3は様々な国で使われており、日本でもドコモの東名阪エリアでも利用されています。
ほとんどのスマートフォンで対応しているのでアゼルバイジャンでのLTE利用には問題ないでしょう。
通信速度
気になる通信速度ですが、こちらも測定したのはバクーのみです。
測定にはspeednet.netというソフトを利用しました。
2回測定しましたがいずれもLTEです。
1回目の結果は次の通りです。時刻は昼の12時ぐらいです。
アップロードはやや遅いもののダウンロードはかなり高速です。使用していて不満は感じない速度だと思います。
2回目は確か空港で測定したのだと思います。
1回目に比べ全ての数値が悪化してしまいました。測定時刻が21時頃で回線が混んでいたのかもしれません。
それでもダウンロードは20Mbps近く出ているので実用上は問題ないでしょう。
サービスエリア(カバレッジ)
私はバクーとバクー近郊の観光地(ヤナルダグ、コブスタン国立公園)に行ったぐらいなので、圏外になることはほとんどなかったと思います。
ヤナルダグからの帰りに一度スマートフォンが圏外表示になったのですが、実際に圏外というわけではなく、スマートフォンが調子が悪くなってしまっただけのようです。
地方に行くとどうなるかわかりませんが、とりあえずバクー中心に滞在するなら問題なさそうです。
まとめ
今回はアゼルバイジャンのBakucellのプリペイドSIMカードを実際に使った様子を紹介しました。
首都のバクーではLTEでつながり通信速度もまずまずです。LTEの周波数はバンド3なので日本で売られているスマートフォンでも問題なく使えるはずです。
地方ではどうなるかわかりませんが、バクー中心に滞在する方には問題なさそうです。
次回は隣国のジョージアのプリペイドSIMカードを紹介します。
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