前回は事前に調査したアゼルバイジャンのプリペイドSIMカード事情を紹介しました。
今回は実際にアゼルバイジャンでプリペイドSIMカードを購入したことを紹介します。今回は空路でアゼルバイジャンの首都・バクーに到着しました。
アゼルバイジャンに入国する方の多くはバクーに行くのではないかと思います。
今回の記事は2018年8月の取材に基づいています。
現在とは状況が変わっているかもしれないのでご注意ください。
ヘイダル・アリエフ国際空港の状況
バクーの玄関口となる空港です。まだ新しく建物はきれいです。
到着してロビーを調査しているとSIMカードを売っていると思われるカンターを発見しました。
ただ、私が到着したのは早朝(午前6時頃)ということもあって、店員さんがいたのはNarだけでした。
Azcellは看板はあるものの店員さんはいませんでした。
Narの店員さんに声をかけると価格表を見せてくれました。
「Sim Kart」というのは「SIMカード」のことです。2番目のInternetというのはそのままデータ通信量で、3番目のアゼルバイジャン語の単語はアクティベーション手数料です。
1.5GBのデータ通信をしたいとなると28AZNということになります。1AZNは65円ぐらいですので、28AZNは約1800円になります。
事前の調査ではSIMカードは5AZN、1GBで5AZNぐらいだったので、この空港の価格は高すぎです。いわゆる空港価格・外国人価格というやつでしょう。
急いでいる方はここで買うのもありかと思いますが、私はここは買わずに街に向かうことにしました。
バクーでのプリペイドSIMカードの捜索
バクー市内には携帯電話ショップがたくさんあります。大通りを歩けばまず見つかります。
ただ注意をしなければいけないのは、どうもSIMカードの値段はお店が自由につけられるらしいということです。
まずは最大手のAzercellのSIMカードを買おうと思い、2店舗で値段を確認してみました。すると、10AZNと15AZNだったのです。
ちなみに店員さんとの交渉は英語でなんとかなります。
事前の調査ではAercellのプリペイドSIMカードは5AZNだったので、値上げがあったとしてもこれはちょっと高すぎます。
そこで気分を変えて次はBakucellの店舗に行ってみることにしました。場所はここです。
お店の外観はこんな感じです。
BakucellのプリペイドSIMカードを購入!
この店舗に入って店員さんにSIMカードが欲しいことを伝えると、私はなぜか人気の電話番号が割り当てられたSIMカードを勧められました。
私は電話番号にはこだわりがないので「スターターパックはないか?」と聞いてみたところ、新しいプリペイドSIMカードは5AZNということでした。
その他の条件を確認すると
- インターネット 1GBが5ANZ
- アクティベーション手数料が1ANZ
ということで、プリペイドSIMカードと合わせて合計11AZN (700円強)となりました。
購入は現金で支払いました。クレジットカードが使えるかどうかは未確認です。
また、購入にはパスポートが必要なので忘れないようにしましょう。
購入したプリペイドSIMカード
購入したプリペイドSIMカードのパッケージは次の通りです。
正面に書かれている「555989316」はこのSIMカードの電話番号です。
パッケージの裏側は何もありません。
中にはプリペイドSIMカードが入っています。プリペイドSIMカードは標準・マイクロ・ナノの3サイズ対応です。
インターネットパッケージ分の5AZNとアクティベーション手数料の1AZNはTOP UPカード(リチャージカード)として支払うかたちでした。
TOP UPカードは下の写真のような小さなカードになります。
裏側にはTOP UP用のコードが書かれています(実際にはスクラッチカード式でコインで削るとTOP UPコードが出てきます)。
これを6AZN分購入したことになりました。
ちなみに5AZN分のTOP UPカードは下の写真の様につながっていました。
まとめ
今回はアゼルバイジャンのバクーでBakucellのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
プリペイドSIMカードを探すときに注意しなければいけないのは、店舗によって価格が変わるということです。何件か回って納得できる金額のお店を探しましょう。
私の場合はBakucellの店舗で5AZNでプリペイドSIMカードを乳周することができました。
次回はこのプリペイドSIMカードを使えるように思います。
コメント
[…] が多かったのでnarにしようとしたのですが、システムダウンしてて申し込めないとのことw 価格表を撮り忘れてしまいましたが、こちらのブログの価格表より1マナト高くなってました。 […]