前回はMakibesのフィットネストラッカーMakibes HR3を入手したことを紹介しました。
今回はこのMakibes HR3を使えるようにしたいと思います。Makibes HR3はあらかじめ充電してあります。
今回使用しているMakibes HR3は通販サイトのGeekBuyingから提供していただきました。
GeekBuyingではMakibes HR3は2018/06/24時点で19.99ドルで販売しています。
購入にトライしてみようという方は下記のページを参照してみてください。

アプリのインストール
取扱説明書にアプリをインストールするための二次元バーコードがあります。
今回はAndroid版で試してみます。
アプリの詳細を見ると制作者はMakibesではないようです。
インストールは特にアクセス権を要求されることなく終了します。
ペアリングとアプリの初期設定
アプリを起動すると下のような画面になります。
最初はMakibes HR3とペアリングするために「ブレスレットをバインド」を選択します。
するとペアリングにはロケーションサービスが必要だと表示されますので「OK」を選択します。
前の画面で言われたとおり位置情報へのアクセスは許可します。
これで周囲のBluetoothデバイスを検索するので、表示された「Makibes hr3」を選択します。
これでペアリング完了です。
ここからWearFit 2.0の画面に遷移する際にいろいろアクセス権を要求されます。
撮影についてはこのアプリにMakibes HR3を使って撮影する機能があるために必要なようです。
連絡先・電話・SMSはおそらくMakibes HR3に通知を表示するために必要なのではないかと思います。
メディアへのアクセスは理由はよくわかりません。
私は試しに全部「許可しない」を選んでみたのですが、それでもアプリの利用はできるようです。
アクセス権の設定が終わると、WearFit2.0の画面になり使い方が表示されます。
さらにここで画面をタップするとWearFit2.0アプリを自動停止対象から除外するようにメッセージが表示されます。
これでようやくWearFit2.0アプリの画面になります。
個人情報の設定
フィットネストラッカーを使う場合には、性別や身長などの個人情報を設定するのが普通です。
これは性別や体格によってデータの計算が変わってくるからだと思います。
個人情報を設定するにがWearFit2.0アプリの画面の右下の「私の」を選択し、さらに画面上の人型アイコンを選択します。
これでアプリを起動したときのが面が出るので「第三方ログイン」を選択すると、利用可能なSNSアカウントが表示されます。
使用できるSNSアカウントは「Twitter」「Facebook」「Linked in」の3つです。
ここでSNSアカウントを使用すると、性別や生年月日などのデータはSNSで設定したものを流用してくれるのだと思います。
SNSアカウントを使用しなくても「WearFit 2.0」は使用できます。SNSアカウントを利用したくない場合は、先ほどの画面で「直接に入る」を選択します。
ただ、SNSアカウントを使用しない場合はアプリ機能に一部制限があるようです。私が試した限りでは「エクササイズ」が使用できませんでした。
フル機能を使うためにはSNSアカウントでログインした方が良さそうです。
Facebookのアカウントを使う場合は、Facebookアイコンを選択するとFacebookアプリに飛ばされて次のような画面になります。
ついログインを押してしそうになりますが、そのまえに「編集する」を選択します。
これでどのような情報がWearFit2.0アプリに渡されるのかが表示されます。
デフォルトのままだと友達リストをWearFit2.0に渡すことになっています。これは不要だと思うので私はチェックを外してからログインしました。
これでログイン完了です。
アカウントの設定が終わったら「個人資料」を選択してて 自分の情報を入力します。
一部の情報はSNSの登録情報から設定済みかもしれませんが、設定されていないところは自分で設定していきます。
設定する情報は、性別・年齢・身長・体重などです。
迷うことはないともいますが注意が必要なのは年齢の設定です。
SNSアカウントから生年月日情報が取得できていない場合は、手動で生年月日を設定しなければなりません。
このときカレンダーが表示されますが、カレンダーが1900年1月なのです。
年齢を設定するためには自分の生年月日を設定する必要があるのですが、このユーザインターフェースでは1月ごとカレンダーを進ませることとしかできません。
つまり、2000年生まれの場合は、12ヶ月×100年=1200回もカレンダーを進めなければなりません。
なぜ年月日を直接入力できないのか理解に苦しみます。
さて、一番下の就寝時間と起床時間の設定まで完了したら、右上の「次のステップ」を選択します。
この画面では1日の歩数の目標が設定できます。設定したら右上の「保存」を選択します。
これで個人情報の設定は完了です。
WearFit2.0アプリの設定
先ほどの「私の」の「設定」からいくつかアプリの設定を行うことができます。
この設定画面でいじることがありそうなのは「12時間制」と「Google Fit」だと思います。
アプリやMakibes HR3で使う時間表記を12時間表記にしたい場合は、「12時間制」をオンにします。
また、WearFit2.0アプリがMakibes HR3から取得したデータをGoogle Fitで利用したい場合は、「Google Fit」を選択してGoogle Fitと接続することができます。
Makibes HR3の設定
アプリの設定が終わればあとはMakibes HR3をつけて生活をするだけなのですが、このWearFit 2.0アプリからMakibes HR3を使うための設定をいくつか行うことができます。
アプリのホーム画面で「マネジメント」を選択します。
これで次のような「設備管理画面」になります。ここで設定するのは「スマート通知」と「手を挙げて画面を点灯させる」の2箇所です。
スマート通知
スマート通知を選択するといくつかの通知の設定を行うことができます。
コール通知は電話の着信があったとき、SMS通知はSMSを受信したときにMakibes HR3に通知する設定です。
アンチロスト設定はスマートフォンと距離が離れてBluetooth通信ができなくなったことを知らせる機能です。
目覚まし時計通知その名前の通りに設定した時間にMakibes HR3を振動させる機能です。目覚ましの設定は1回限りもできますし、毎日、月~金などの設定もできます。
この辺は一般的な目覚ましアプリと同じです。
また目覚ましは複数設定できるので二度寝防止などの設定をすることも可能です。
長座通知は、長い時間(45分)連続で座っていると運動を促す機能です。
この機能を発動する時間帯を選べますので、例えば始業時間と終業時間を設定すれば良さそうです。
App通知は選択すると次のようなメッセージが表示されます。
OKを選択すると、Androidの通知へのアクセス設定画面になるので「WearFit 2.0」をオンにします。
WearFit2.0の通知へのアクセスを許可すると次のようなメッセージが表示されます。
WearFit2.0が通知を全て読み取れることになりますが、通知をMakibes HR3に転送するためには必要なのでここは「許可」を選択します。
これでWearFit2.0の画面に戻り、Makibes HR3に通知を表示するアプリを選択することができます。
ただし、WearFit2.0がサポートしているのはFacebook・Twitter・WhatsApp・LINE・Kakao Talkの5つだけです。
GMail等の通知は行えないので注意してください。
最後におやすみモードの設定です。
これは睡眠中などMakibes HR3に通知をして欲しくない時間帯がある場合に設定します。
まとめ
今回は中華フィットネストラッカーMakibes HR3の初期設定を行いました。
Makibes HR3用のアプリはところどころフォントや日本語が怪しいところがありますが、画面に従っていけば簡単にセットアップすることができます。
アラームも複数設定できるなど基本的な機能は大丈夫そうです。
次回はこのフィットネストラッカーを実際に使ってみます。
コメント
どうしても、バインディング出来ません。何度しても、施設が見つかりませんとなります。どうしたら、バインディング出来ますか?
コメントありがとうございます。
既にこのフィットネストラッカーは手放してしまったので、確認ができないのですが、アプリに対して位置情報へのアクセス許可を与えていないのではないでしょうか?
アプリをダウンロードして開いた時は日本語でしたが、いつの間にか中国語に変わってしまいました。どこか設定で変更出来るのでしょうか……?
コメントありがとうございます。
残念ながらこのフィットネストラッカーを手放してしまったので、わからないのです。
一般的には、アプリの言語はアプリ自体に言語の設定があってそれに従うか、スマートフォン本体の言語設定に従うかだと思うのですが・・・