前回はワイヤレスイヤホンLifeXim Aerobudsを入手したことを紹介しました。
今回はこの製品のレビューの後編として実際に使ってみたいと思います。
今回のBluetoothイヤホンはLifeXim社よりレビュー用に提供していただきました。
このBluetoothイヤホンは2018/07/01現在、Amazonで5100円で販売しています。
充電
使う前に充電しておきましょう。
充電はAerobuds本体を充電ケースに格納し、充電ケースをmicroUSBケーブルでUSBチャージャー等に接続すると開始します。
中央のLEDはUSBチャージャーから電気がきていると赤く点灯します。
左右のLEDはAerobudsの充電状態を示すLEDです。充電中はLEDが赤く点灯し、満充電になるとLEDは白色になります。そして満充電のまま放置すると消灯します。
私としては充電用のUSBコネクタはUSB-Type Cであればケーブルをスマートフォンと共用できてありがたかったのですが、microUSBというのはちょっと残念でした。
Androidとのペアリング
まずはAndroidで試してみます。
Aerobudsは左右を使ったステレオモードと、片方だけを使ったモノラルモードがあります。
ステレオモードでのペアリング
ペアリングはシンプルです。Aerobudsの左右のボタンを5秒ぐらい同時に長押しをします。
LED適には、R側が白と赤に交互に点滅し、L側が消灯するまで押し続ける感じです。
この状態になったスマートフォンでBluetoothデバイスを検索します。
しばらく待っていると「Aerobuds」が見つかるはずです。見つかった「Aerobuds」を選択します。
後は普通に接続します。接続するとバッテリレベルもスマートフォンで確認することができます。
Bluetoothでペアリングができれば、あとはスマートフォンで音楽や動画を再生すれば、その音がAerobudsから聞こえてくると思います。
モノラルモードでのペアリング
Aerobudsは左右が独立したワイヤレスイヤホンですが、片方だけでも利用することができます。
モノラルモードを利用する場合は左耳用のAerobudsを使います。
左耳用のAerobudsのボタンをLEDが赤と白に点滅するまで押し続けます。LEDが赤・白に点滅したらスマートフォンでBluetoothデバイスを検索します。
今度は「Aerobuds-L」というのが見つかるので、これを選択してペアリングします。
ステレオモードと同様にバッテリー状態も表示されます。
iPhoneとのペアリング
iPhoneとのペアリング手順もAndroidと同様です。
Aerobuds本体のボタンを長押ししてペアリングモードにしてからBluetoothデバイスを検索するとAerobudsが見つかります。これを選択しましょう。
ペアリングが完了すると「接続済み」と表示され、画面上手のバッテリーアイコンの左隣にヘッドフォンのアイコンが表示されます。
このヘッドフォンアイコンの隣にはAerobudsのバッテリー状況が表示されます。
Androidは設定画面でないとAerobudsのバッテリー状態は確認できないので、iPhoneの方が使いやすい感じがします。
Aerobudsを使ってみる
ようやく準備が整ったのでAerobudsを使ってみます。
電源のオン
Aerobudsのボタンを2秒ほど長押しすると「パワーオン」という音声が聞こえます。
ペアリング済みのスマートフォンが近くにあれば「コネクティッド」「コネクティッド・セカンドデバイス」という声が聞こて準備完了です。
電源オンは左右のAerobudsのボタンを同時に長押しするのがお勧めですが、順番に行っても大丈夫です。
ただ、ステレオモードでペアリングしている場合は、右耳用のAerobudsだけ電源を入れても使用できますが、左耳用のAerobudsだけを電源を入れても使えないようです。
左耳用単体で使いたい場合は上述のモノラルモードでのペアリングを行う必要があるようです。
電源のオフ
電源オフは左右いずれか一方のAerobudsのボタンを「パワーオフ」という声が聞こえるまで長押しすればOKです。
ステレオモードの場合は、左右いずれか一方を電源オフにすると、もう片方は自動的に電源オフになるようです。
音楽再生中の操作
スマートフォンで音楽を再生し、Aerobudsで聞いている場合は、Aerobuds本体のボタンで簡易操作ができるようです。
Aerobudsのボタンを1回押すと再生の一時停止・再開になります。これは左右どちらのボタンを押しても一緒です。
また、右耳用のAerobudsのボタンを2回連打すると早送り(次の曲へ)、左側のボタンを2回連打すると早戻し(前の曲へ)になります。
ボタンしかないので基本的な動作しかできませんが、これくらいあれば十分だと思います。
通話
Aerobudsは小さいながらもマイクを内蔵しており通話デバイスとしても使うことができます。
マイクが耳の位置にあって口から離れていることもあって、感度が心配でしたが、LINEで通話をしてみると普通に会話をすることができました。
難点としてはAerobudsが小さすぎるために、完全に独り言を話しているようにしか見えないことです。
歩きながら使う際は不審者と思われないように注意が必要かもしれません。
総評
私はあまりヘッドホンは詳しくないのですが、素人なりに感じた評価を記載したと思います。
よい点
やはり軽量小型なので持ち運びが容易なのは良いと思います。
私はあまり音にこだわりがないので、Aerobudsの音質についてはあまり詳しく論評できませんが、特にノイズがあったりするようには感じられませんでした。
スペックにコーデックが記載されていないのでおそらくベーシックなSBSを使っているのだと思うのですが、 YouTubeを見たりAbemaTVを見るなどの用途であれば問題ないと思います。
また、耳に対するフィット感が結構よく、密閉性が高いような気がします。そのため集中してAerobudsからの音を聞けるのもよい点です。
もちろん片耳だけのモノラルモードも使えるので、歩きながら使う場合でも密閉性が問題になることはないと思います。
イマイチな点
この製品で最も残念なのは完全防水タイプではないということです。
Amazonのページの防水についての記述がないので、公式ページで調べたところ「IPX4」となっていました。
「IPX4」は「飛まつ型 (水の飛まつに対して保護されている)」となります。このため汗などのがかかる程度なら大丈夫ですが、水洗いはできないということになります。
ジョギングの時に使おうと思っている方はこれはちょっと気になるかもしれません。
もう一つ残念なのが動作状態がわかりにくいということです。
電源が入っているときはLEDが6秒に1回白色で点滅するのですが、かなりわかりにくい気がします。
もう少し点滅間隔を短くするか、素直に点灯にした方が良かったのではないかと思います。バッテリ消費量とのバランスが難しいところではありますが・・・
まとめ
今回は完全ワイヤレスイヤホンLifeXim Aerobudsを実際に使ってみました。
ペアリングさえしてしまえば後は簡単に使うことができます。小型軽量で使いやすいヘッドホンではありますが、防水性能がIPX4にとどまっているのが惜しいところです。
運動中での利用を考えると丸洗いできる防水性能があればよりよかったと思います。
次回はUSBスピーカーを購入したことを紹介します。
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