前回は海外通販サイトのGearBestでSATA-USB変換アダプタを購入したことを紹介しました。
今回も海外通販ネタですが、GearBest ではなくGeekBuyingです。
アクションカムなどでmicroSDカードを使う機会が増えてきたので、GeekBuyingで格安のmicroSDカードを買ってみることにしました。
なお、GeekBuyingで購入をしてみようという方は、下記を参照してみてください。
購入したmicroSDカードと配送状況
今回購入空いたのは下記の製品です。
私が購入したときはブラック・フライデーのセール中で価格は7.99ドルでした。
実際には他の商品と合わせて購入することで2ドルオフのクーポンが適用できたのでもっと安く買えたことになります。
64GBで900円以下となりますのでノーブランドとはいえ結構安いのではないかと思います。
ちなみに以前、GearBestでSamsungの64GB microSDを買ったときには15.99ドルだったので、ノーブランドということで半額近くになります。
海外通販というと配送状況が心配だと思いますが、この時は複数の製品と合わせて買って追跡可能な配送方法(Registered Mail)を選択しました。
実際の配送状況は次の通りです。
イベント | 日付 |
---|---|
注文 | 2018/11/25 |
発送連絡 | 2018/11/28 |
輸出 | 2018/12/01 |
日本到着 | 2018/12/05 |
配送完了 | 2018/12/08 |
中国からの直送ではなくシンガポール経由となったためか、日数で13日間、土日を除く営業日で10日間かかりました。
ノーブランド 64GB microSDカード
今回は複数の製品をまとめて購入したので一緒に到着しました。梱包はビニール袋には行っているだけです。
開封して出てきたmicroSDカードはこれです。ノーブランドだけにパッケージはありません。
このケースを開けるとmicroSDカードとSDカードアダプタが出てきます。この価格でSDカードアダプタが付いているのは素晴らしいところです。
microSDカードの表面はGeekBuyingのサイトの通りで、ブランド名などはありません。
裏側には「MMCOR64GUDCA-PB」という型番らしき文字列、「FHTB17AC8 1843」という製造番号らしき文字列、そして「Made in Taiwan」という文字列が印刷されています。
Windowsのカードリーダーに挿入してみると59.9GBのドライブとして認識されました。
初期フォーマットがextFATではなくFAT32な点は注意する必要があります。
アクションカムやスマホで使う場合は、再フォーマットした方が良いでしょう。
microSDカードをチェック
下記のチェックは念のためWindows10でexFATで再フォーマットしてから行いました
容量に偽装がないかどうかを確認するために、microSDカードの読み書きテストをしてみたいと思います。
以前はCheck Flashというツールを使ったのですが、非常に時間がかかるため、今回はH2testwというツールで確認しました。
全領域を書き込んでみたところエラーが発生しなかったので、容量偽装ということはないようです。
2019/12/14 追記
Check Flashでも確認してみたところ、無事に完走しました。
あとは性能を確認するために、Crystal Disk Markでベンチマークをとってみました。
ただ、私はUSB 3.0に対応したカードリーダーを持っていないので、USB 2.0のカードリーダ使ったので参考値と考えてください。
同じ条件でSamsungのmicroSDのベンチマークをした結果と比較すると、Readに関してはやや高速ですが、Writeに関してはこのノーブランドのmicroSDの方が遅くなっています。
特にシーケンシャルライトに関してはSamsungが19.82MB/sだったにもかかわらず、今回のmicroSDカードは10.98MB/sと半分程度になってしまっています。
これでも使えないこともないと思いますが、4K動画の録画のような高速性が要求される用途は避けた方が良さそうです。
2020/01/27追記
USB3.0対応のカードリーダを入手したので再度ベンチマークを実行してみました。
結果は大幅に向上しましたが、シーケンシャルライトが13MB/sec程度にとどまっている点が気になります。
この結果を見ると、このmicroSDカードはあまりビデオカメラに向かないと言えそうです。
まとめ
今回は海外通販のGeekBuyingでノーブランドのmicroSDカードを購入したことを紹介しました。
64GBで約900円という激安価格ですが、容量偽装ということもなくて安心しました。ただ書き込み速度はそれほど速くないため、用途には注意が必要そうです。
次回は海外通販のGeekBuyingで福袋を買ったことを紹介します。
コメント
サンディスクの512GBのマイクロSDをAmazonで買ったのですがH2testwではエラーが全くないのにCheck flashで検査すると真っ赤なエラーが出ます。これはどういうことなのでしょうか?容量偽装だったらどちらかもエラー出ないんですかね?
コメントありがとうございます。
このmicroSDをCheck Flashでチェックしてみたところ無事に完走しました(本文に追記しました)。
エラーが出るのは怪しいですね・・・ ロゴなどに怪しいところはないでしょうか??
検証ありがとうございます。
その後、Check Flashの設定を数回変えて再検査を行なったのですが、「論理ドライブとして」と「物理デバイスとして」の共に読み取り安定テストではエラーが発生しませんでした。
ですが、「一時ファイルを使う」と「論理ドライブとして」と「物理デバイスとして」の読み書きテストではエラーが真っ赤なエラーがやはり大量に発生しました。
パッケージは偽物とロゴ等比較するサイトを見て調べてみたのですが違いはよく分かりませんでした。
返品はしたいですが、通常のデータコピーはデータに異常は見られないこと、偽物かどうかはエラーが出ない条件もありよく分からないこと、パッケージを開けたので恐らく半額しか返ってこないこと、512GBで一万円と安価で偽物だろうなと思って購入したことから勉強代と思い、消えてもいいデータでも入れとこうかなと思っているとこですね。。