docomoのLTE(Xi)ネットワークの惨状

渋滞 docomo
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前回まではNexus7の話題でしたが、またスマートフォン関係の話題に戻ります。

半年ほど前、ドコモの3Gが場所と時間によって使い物にならないぐらい遅いことを紹介しました。

そのときに、解決策としてXi(LTE)スマホに買い換える手もあると書いてしまったので、LTE端末AQUOS PHONE ZETA SH-02Eを手にしたので、同じ場所と時間でLTEの実力を確認してみたいと思います。

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測定条件

通信速度の測定にはSpeedtest.netというソフトを使いました。

最寄(?)のテストサーバを自動的に検索して、データの送受信を行い通信速度を測定するアプリです。

測定場所は神奈川県の東急東横線武蔵小杉駅付近の電車の中、時間は朝8:00前後です。

この時間は通勤通学のラッシュのころです。しかも、武蔵小杉駅は東急東急線・東急目黒線・JR南武線・JR横須賀線が通っており、神奈川県でも有数のターミナル駅ですので、周囲に多くの人が集まっている、過酷な条件でのテストになります。

武蔵小杉駅周辺はLTEサービスエリアなのでデータ通信はLTEで行います。しかし、電車内ではやや電波が悪く、ステータス領域のアンテナアイコンは1~3本をウロウロする感じです。

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測定時期

2012/12/12~2012/12/19の平日です。

測定結果

測定日時 ping応答時間 ダウンロード速度 アップロード速度
2012/12/12 (水) (参考) 8:08 156ms 232kbps 28kbps
2012/12/13 (水) 諸般の事情により測定せず
2012/12/14 (金) 8:08 85ms 361kbps 41kbps
2012/12/17 (月) 8:08 測定不能(通信エラー)
2012/12/18 (火) 8:08 測定不能(通信エラー)
2012/12/19 (水) 8:08 664ms 49kbps 17kbps

「測定不能(通信エラー)」というのは、Speedtest.netアプリがテスト用のサーバと通信できない場合に表示されます。この場合は、電波状態が悪すぎて通信できないか、ネットワークが混みすぎで通信できない場合です。

「(参考)」というのは、測定を行おうとしてもなかなか通信が始まらず、武蔵小杉駅を出発して次の駅につくころにようやく測定が行われたため、参考データという扱いです。

まとめ

今回は神奈川県有数のターミナル駅でのラッシュ時間帯にドコモのLTE(Xi)の通信速度を測定してみました。

3Gのときよりも試行回数が少ないですが、LTEでも使えないほど遅いことが確認できました。正確には遅いというよりも通信自体ができないという感じです。

3G(FOMA)が込み合っていても、LTE(Xi)なら通信ができるのでは?と期待してしまいますが、そうではないようですね。残念ながらLTEは解決策になりませんでした。

次回はAQUOS PHONE ZETA SH-02Eで通信方式を固定する方法を紹介します。

5ヵ月後の状況は「docomoのLTE(Xi)ネットワーク その後」へ

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