前回は海外通販のGearBestで福袋を買ったところ残念なことになったことを紹介しました。
今回は気を取り直して海外通販Banggoodで購入したmicroSDカードの紹介です。
なお、Banggoodで購入してみようという方は下記を参照してみてください。
中華通販とmicroSDカード
microSDカードは、アクションカム・ドライブレコーダーなど様々なガジェットで利用されるので、中華通販でもよくセールとなる時があります。
私はこれまで2回ほど中華通販でmicroSDカードを買っています。
今後もmicroSDを使う製品が増えそうなので物色していたところ、BlitzWolfというブランドのmicroSDカードがBanggoodで安くなっていました。
BlitzWolfというブランドはスマホ周辺機器などを扱っていて、よくBanggoodで売られています。というか、私はBanggoodでしか見かけたことがありません。
私はBlitzWolfはBanggoodのプライベートブランドではないかと思っていたりします。
購入したmicroSDカードと配送状況
今回購入したのは下記の製品です。
容量は32GB・64GB・128GB・256GBとありますが、今回は64GBを選択しました。
このmicroSDは64GB以上になると対応規格がUHS-3とV30となるので、高解像度の映像を記録する方には64GB以上がお勧めです。
私が購入したときの価格は11.69ドルでしたが、3.275ドル引きのクーポンがあったので支払価格は8.415ドル(約930円)となりました。かなり安い価格だったと思います。
なお、送料は他の製品と合わせて1.30ドルです。
発送方法は「Air Parcel Registerd (航空小包)』を利用したところ、次のような日程で到着しました。
日付 | イベント |
---|---|
2019/11/08 | 注文 |
2019/11/08 | 出荷連絡 |
2019/11/11 | 中国の郵便局で受取り |
2019/11/11 | 中国輸出 |
2019/11/19 | 日本到着 |
2019/11/20 | 配達完了 |
到着までの日数は12日、土日を除いた営業日だと9日となりました。
中華通販の場合は大体これくらいがスタンダードな配送時間です。
BlitzWolf BW-TF1 MicroSDカード 64GB
到着したmicroSDカードのパッケージが下の写真です。型番だけ書かれているシンプルなパッケージです。
背面も一般的な情報が書かれているだけで、特に面白い情報もありません。
以前、SamusngブランドのmicroSDカードを購入したときは偽造防止のホログラムがあったのですが、そのような工夫もされていません。
まあ、偽造されるようなブランドでもないので、気にしていないのでしょう。
パッケージから中身を取り出したのが下の写真です。
入っているのmicroSDカードと、microSDカードをSDカードにサイズに変換するアダプタです。
microSDカードには規格を示す「UHS-3」のロゴと「V30」のロゴが記されています。
裏側もごく普通のmicroSDカードです。
Windowsのカードリーダーに挿入してみるとextFATでフォーマットされていて、59.4GBのドライブとして認識されました。
microSDカードをチェック
容量に偽装がないかどうかを確認するために、microSDカードの読み書きテストをしてみたいと思います。
今回はh2testwというツールを使ってみます。
このURLにアクセスして、右上の「Zum Download」を選択します。
画面が変わったら「Download」を選択します。
これでしばらく待つとダウンロードが行われます。私がダウンロードしたときには「h2testw_1.4.zip」というファイル名でした。
このzipファイルは展開しておきましょう。
次に今回購入したmicroSDカードをカードリーダなどでWindowsから使えるようにしておきます。このときドライブ番号を覚えておきましょう。私の場合はFドライブとして認識されました。
次にダウンロードしたh2testw_1.4.zipを展開したフォルダにある「h2testw.exe」を実行しましょう。
h2testwはドイツ語になっていますので「English」を選択しましょう。
「Select target」ボタンを選択しましょう。
Select targetでWindowsのドライブが選択できますので、チェックしたいmicroSDカードが認識されているドライブ(私の場合はFドライブ)を選択します。
そして「Write + Verify」でチェックを開始します。
ここで次のようなメッセージがでますが「OK」を選択します。
これでチェックが始まるのでしばらく待ちましょう。私の場合は1時間ちょっとかかりました。
チェックが最後まで完了すれば容量的には問題なしです。60915MBの書き込みと、書き込み内容のチェックに成功しました。
完了したら「OK」をセントなくしてh2testwを終了させましょう。偽装がなくて安心しました。
なお、偽装を発見した場合は、真ん中のテキストエリアが赤く表示されるようです。
ベンチマークを実行
最後に定番ベンチマークのCrystal Disk Markを実行してみました。
ただ、私はUSB3.0対応のカードリーダを持っていないので、以前GearBestで購入した3 in 1のカードリーダを使いました。
結果は次の通りです。
スペック(UHS-3)から見ると遅いですが、これはカードリーダのせいな気がします。
2020/01/27追記
USB3.0対応のカードリーダを入手したので再度ベンチマークを実行してみました。結果は予想通り大幅に改善しました。
シーケンシャルライトが40MB/secを超えており、確かにこのmicroSDカードがビデオスピードクラスV30に対応していることがわかります。
ためしに同じカードリーダでノーブランドのmicroSDカードを測定してみたら次のようになりました。
ノーブランド品よりは十分高速なようです。
まとめ
今回は海外通販Banggoodで格安のmicroSDカード 64GBを買ってみたことを紹介しました。
BlitzWolfという聞き慣れないブランドですが容量偽装もなくちゃんとした物が届きました。日本でもmicroSDカードは安く買えますが、海外通販だとさらに安い価格で購入できる可能性があります。
何か買うときについでに注文するのも良いでしょう。
次回は中華通販でデジタルノギスを購入したことを紹介します。
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