前回は愛用のAQUOS PHONE ZETA SH-02Eのメジャーアップデートを実施しました。
今回はメジャーアップデート後のAQUOS PHONE ZETA SH-02Eの状態を紹介したいと思います。
端末の状態
メジャーアップデート後に「設定」→「端末情報」で確認してみます。
- ビルド番号: 02.00.02
(アップデート前: 01.00.07) - Androidバージョン: 4.1.2
(アップデート前: 4.0.4) - ベースバンドバージョン: 1.00
(アップデート前: 1.00) - カーネルバージョン: 3.4.0 build@Sharp) ) #2 SMP PREEMPT Fri Apr 26 02:08:53 JST 2013
(アップデート前: 3.0.21-perf build@Sharp #1 SMP PREEMPT Wed Apr 10 01:55:03 JST 2013)
メジャーアップデートの名の通り、ビルド番号だけでなく、Androidバージョンとカーネルバージョンも変わっています。
カーネルのビルド時刻が夜中なのは相変わらずです。夜中に自動でビルドするシステムでもあるのでしょうか?
- 01.00.03 → カーネルビルド日時: 2012/11/14(水) 15:47:12
- 01.00.04 → カーネルビルド日時: 2012/12/11(火) 02:31:21
- 01.00.05 → カーネルビルド日時: 2013/02/13(水) 03:08:20
- 01.00.07 → カーネルビルド日時: 2013/04/10(水) 01:55:03
- 02.00.02 → カーネルビルド日時: 2013/04/26(金) 02:08:53
ベンチマークソフトの結果
Quadrant Standardというソフトでベンチマークの実行とシステム情報の表示をして見ます。
なんとベンチマークのスコアが6087から8712と大幅に向上しています。
これはメジャーアップデートで何かチューニングがされたのか!と思ったのですが、システム情報をにヒントがありました。
メジャーアップデート前と異なるところは黄色い枠で示しておきました。今回のベンチマークをとったときはCPUのクロックが最高速の1512MHzだったようです。
メジャーアップデート前はクロックが1134MHzと抑えられていたので、ベンチマークの差はおそらくこれが原因だと思われます。
メジャーアップデートの影響
メジャーアップデートによる機能の違いは公式ページに紹介されています。
ここに記載されている以外で私が気づいた点は下記の通りです。
- ウェルカムシートがデフォルトに戻る
- SPモードメールの文字サイズがデフォルトに戻る
- 通知パネルの微妙な変化(スクリーンショットではキャプチャした画像が表示される)
- Google Nowのサポート
- 隠れキャラがICSからJelly Beanに進化
2は、SPモードメールアプリをアップデートするとフォンとサイズが5段階になるので設定しなおす可能性が高くあまり気にする必要がないかもしれません。
3は通知パネルがAndroid 4.1(Jelly Bean)の仕様になっています。例えばスクリーンショットを取ると、キャプチャ↓映像が表示され、タップするとすぐに共有を行うことができます。
4はあらゆる画面で下からスワイプインをすると「Google」というマークが出るので、ここに指をスライドして離すとGoogle Nowの画面が表示されます。私の場合アップデート直後は天気予報しか表示されませんでした。
5は「設定」→「端末情報」→「Androidバージョン」を連打するとあらわれる隠れキャラです。Jelly Beanのキャラに変わっていました(アップデート前の様子はこちら)。
まとめ
今回はメジャーアップデートをしたAQUOS PHONE ZETA SH-02Eの様子を紹介しました。アップデート後のバージョンが最新のAndroid 4.2でないのは残念ですが、生産終了後もフォローしてもらえるのはうれしい限りです。
AQUOS PHONE ZETA SH-02Eは去年の年末に発売後、実に5回目のアップデートです(シャープの名誉のために書きますが、最初の状態で不具合が多発していたわけではありません)。シャープ開発陣のがんばりに感謝です。
次回からは再び海外プリペイドSIMカードの話に戻りたいと思います。
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